“釣り好き”濱田岳、アマゾン川でピラニア釣り「夢のような時間でした」

エンタメ総合
2019年01月12日

『濱田岳アマゾン体感 暴れ怪魚と猛牛大移動』
 1月26日(土)放送の『濱田岳アマゾン体感 暴れ怪魚と猛牛大移動』(CBC/TBS系)の会見が行われ、濱田岳がアマゾンでの苦労や番組見どころを語った。

 1997年から毎年放送されている、名古屋CBCテレビの制作のドキュメンタリー特番。1作目の『濱田岳・森泉ガチ対面 密林ゴリラと伝説海獣 ~いのちの星の親子たち~』、2作目の『濱田岳と地上最大獣 アフリカゾウと過ごした8日間』に引き続き、3作目の出演となる濱田。今回は、大自然の迫力あふれ、多種多様な生物が暮らす南米ブラジルで、動物と真剣に向き合って生きる同世代のお父さんの仕事を身をもって体験する。

 このロケで初めてアマゾンを訪れたという濱田は、「日本ではまず体験できない大自然、異空間と言ってもおかしくないくらい見るものすべてが真新しい、ドキドキワクワクの2週間でした」と振り返った。

『濱田岳アマゾン体感 暴れ怪魚と猛牛大移動』
 現地のお父さんの仕事を体験するということで、時間がゆっくりすぎていく番組になると思っていた濱田。しかし、カウボーイのお父さんの仕事を体験中に牛300頭に囲まれた時は、「プロデューサーの磯部(隆)さんの仕事って、一人ぼっちにさせられるんだったと痛感した」と明かし、「1作目のルワンダの時は、ゴリラ10何頭の群れに一人ぼっち、2作目のケニアの時は野生の象の群れに一人ぼっち、今回は牛の群れの中に一人ぼっち(笑)。このことをすっかり忘れていて、馬の扱いに慣れていないのもそうなんですが、追っている牛の行動が読めないので、いきなり走り出した時はどうなるかと思いましたし、馬も馬で牛を追い込むようにすり込まれているので、乗っている馬も興奮して、なかなかのピンチでした。日本の撮影クルーたちは、点に見えるぐらい遠い位置で見ているので誰も頼りにならなかった。カウボーイはいるけど、言葉の壁があって、まるでコミュニケーションが取れないので、本当に一人ぼっちだった」と。

『濱田岳アマゾン体感 暴れ怪魚と猛牛大移動』
 さらに、漁師のお父さんの仕事を体験した濱田は「釣り好きの僕としては、アマゾン川で釣り糸を垂らすことができて夢のような時間でした。ピラニアがすぐかかるんですが、日本でまず釣れないので、ドキドキしました。釣れた魚をクーラーボックスにしまう習慣がないので、ガブガブとしているピラニアが足元にいるというなかなかスリリングな釣りを経験しました」と明かした。ロケでは、ピラルクという生きた化石を見るチャンスも。その時のことを振り返り、「非常に興奮しました」と語った。

 ロケで大変だったエピソードを問われると、「牛の移動ですかね。牛の頭数と、次の牧草地までの距離とで、3~4時間ずっと馬に乗り続けるんです。馬に乗るのは、お侍さん役の時に練習をしていましたが、炎天下の中、長時間乗り続けたことがなかったので、体力的にもきつかったです」と明かした。

 ロケへ行く前に準備したことを問われると「今回のブラジルに向けて、予防接種を受けにいつもお世話になっている病院へ行ったんですが、『もう打つものないですね』と言われ、だいぶ励みになりました。この番組のおかげで、ある程度の菌に勝てる体になった(笑)」と会場の笑いを誘った。

 最後に濱田は「濱田岳という俳優が、アマゾンで生きる方々の職業を体験し、本気で動物と触れ合ってきているので、なかなか見ることができない映像をお送りできると思います」と見どころを語った。

『濱田岳アマゾン体感 暴れ怪魚と猛牛大移動』
CBC/TBS系
1月26日(土)後2・00~3・24