千葉雄大「見ます?僕の闇の部分」魔法動物との会話を実演

映画
2019年04月24日

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」一日魔法大臣就任式イベント
 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」一日魔法大臣就任式イベントが行われ、千葉雄大が登壇した。

 映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のブルーレイ&DVDが4月24日(水)に発売、レンタルが開始。これを記念して、千葉雄大が「ハリポタ」「ファンタビ」シリーズで重要な役割を果たす政府機関・魔法省のトップで、いわば魔法界の“総理大臣と言われる一日魔法大臣に就任した。

「ハリーポッター」世代で、第1作「賢者の石」から全シリーズを見ているという千葉は「『賢者の石』を見たのが小学生ぐらいで、ハリーたちと一緒に成長してきました。そのころは魔法大臣をやらせていただくとは思っていなかったので、すごく光栄です」と喜んだ。

 本作の舞台となる1920年代のロンドンをイメージした衣装の胸元には、主人公・ニュート(エディ・レッドメイン)が名付けたボウトラックルのピケットが。「かわいいですよね。本作の冒頭に登場するピケット君がすごくかわいくて、今日は一緒にいられてうれしいです」と笑顔で話す千葉。あまりのかわいさにピケットと会話していたそうで「日頃の愚痴を聞いてもらっていたら、マネージャーさんに『やめてください』って止められました」と明かした。

 作品の魅力について「個人的には魔法が好きなので、冒頭からワクワクしました。銅像の下に入ると魔法の世界に入るというのが、今もどこかに行けばあるんじゃないかと思いますし、エンターテインメントとしても激しい魔法のシーンも楽しめると思います。でもそのエンタメ性以外にも、家族とか人生についてとか哲学部分のところもあるので、大人の方にも面白く見ていただけると思います」と。

 また印象的だった魔法について聞かれると「たくさんありますけど、銀行で魔法の猫に追いかけられるときにズーウーに乗ってやる“アセンディオ(昇れ)”っていう呪文が『ハリーポッター』でも出てくるんですけど、かっこよくて。あと、足跡を探す“アパレ・ヴェスティジウム(足跡現れよ)”が好きです」と語ると、MCから覚えている呪文あればやってみますか?という提案が。

「いいんですか?」と胸元のポケットからニュートが使っている魔法の杖を出した千葉は「僕は守護霊を出す魔法を使ってみたいので…『エクスペクト・パトローナム!(守護霊よ来たれ)』。僕の守護霊は柴犬なんですけど、今天井辺りにたくさんいます。心のきれいな人しか見えないんですけど」と話し、会場を笑いに包んだ。

 主人公・ニュートを演じたエディ・レッドメインが好きだという千葉。「彼が出演していた『レ・ミゼラブル』や『リリーのすべて』を見ていましたし、お芝居が好きで。先ほどスタッフさんからプライベートもすてきということもお聞きして、それを含めて女性人気を獲得するには必要なんだなと、勉強になりました」と笑った。

 そして、一日魔法大臣任命書を渡されると「いちファンとしてシリーズが好きだったので、関わらせていただけてうれしいです」と喜んだ。

 その後の囲み取材では、もし魔法が使えたら?という問いに「ポートキーという、瞬時に移動できるのもいいなと思いますし、携帯電話を無くした時に“アクシオ(来い)”というと手元に来るのもいいなと…。あ、でもこんなに乱用したら怒られちゃいますかね?魔法大臣として…、でも個人的に乱用した魔法ばっかりです!」と。

 会見で明かされた、ピケットとの会話について聞かれると「見ます?僕の闇の部分」と言いつつ、手元にあるピケットとの会話を再現し「こういう声にならない声で会話してました。ね、危ない人でしょ?」と笑った。

 最後に「ブルーレイ&DVDには7分間の追加映像もありますし、劇場では見られなかった特典映像もあります。僕もたまにありますが、この世界に浸りたいと思ったときに、ぜひブルーレイ&DVDで楽しんでください。特典映像を見てから本編を見返すのもおすすめです!」とメッセージを送った。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」
4月24日(水)ブルーレイ&DVDリリース/デジタル配信中