吉沢悠&喜多一郎監督がロケ地・種子島を再訪『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』

音楽
2019年05月27日

『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』 5月31日(金)公開の映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』のロケ地となった鹿児島県・種子島で、主演の吉沢悠と喜多一郎監督による舞台あいさつが行われた。

 本作は、美しい海が広がる種子島を舞台に、夢に挑戦することから逃げ出した一人の男が、再びサーフィンを通して自身と向き合い、人生の輝きを取り戻していく物語。主人公を吉沢悠、ヒロインを馬場ふみかが演じる。

 ロケ地を代表して、西之表市の八板俊輔市長が登壇し、「本当にいい映画が出来て、良かったと思います。種子島は本当にきれいですよね。自慢できると思います」とあいさつ。続いて『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2実行委員会』委員長の荒木政臣氏が登壇し「皆さんが住む種子島が、ありのまま映っていたのではないかと思います。この映画は、劇場公開後、日本国内だけでなく、日本航空の国際線の機内上映でも全世界に向けて発信をされます」と発表し、大きな拍手の中、主演の吉沢と喜多監督が登壇した。

 吉沢は「この日を迎えることができて、すごく感動しています。いつか来たいと思っていたこの場所でこういう映画が撮れてラッキーでした」、喜多監督は「込み上げるものがあります」と感極まった様子。

 この映画が制作された経緯を聞かれた喜多監督は「2005年に大杉漣と小栗旬に出ていただいた前作『ライフ・オン・ザ・ロングボード』もこの会場で上映をスタートさせていただいて、おかげさまでヒットしてくれまして、いまだにあの映画を見て種子島に来ましたという人が結構いらっしゃいます。いつか種子島に恩返ししたいなと思っていたところ、荒木委員長や市長からまた映画を作らないかとご相談をいただいたのがきっかけです」と説明した。

 吉沢は「サーフィンの合宿などをしたんですけれど、前作と違うのは、今回はドローンが使えるということで、3Dで見られるわけで、そのプレッシャーは大きかったです」と。サーファーらしい筋肉をつけるために「ひたすら筋肉の自重トレーニングをしたら、気付いたら背中が大きくなっていました」と話した。

 また、泉谷しげるにサーフィンを教えるシーンについて、吉沢は「泉谷さんは今回の映画が実際に初めてのサーフィンだと、海に一緒に入ってから聞いてびっくりしました。海の中にスタッフさんがいたら映ってしまうので、僕が波のタイミングを見計らって、実際に押していました。何回も波待ちをしていたら、『吉沢、サーフィンって楽しいな』と言われて。サーフィンを好きな僕からすると、初めてサーフィンをやった人から『楽しいな』という言葉を聞けてすごく感動しました」と、劇中さながらの撮影のエピソードを明かした。

 本作の主題歌「UMI」を担当したアーティストのTEEは、店長役で出演もしている。吉沢は「TEEさんは、今回の撮影のために種子島に来た際に、『俺もサーフィンやらせてください』とおっしゃって、実際に種子島でサーフィンをやって、その時に感じたことを曲にしたいっておっしゃったんです」と裏話を披露した。

 最後に吉沢は、「大杉漣さんをはじめ、喜多組が前作を作ってくださって、今回の『2nd Wave』につながったんだなと感謝しています」と。喜多監督は「今日は記念すべき第1回の上映です。今日がスタートで、これから全世界に向けて発信することになりますので、感想をぜひ広げてください」と呼びかけた。

『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』
5月31日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー

配給:NexTone
配給協力:ティ・ジョイ

©2019『Life on the Longboard 2nd Wave』製作委員会

<キャスト>
吉沢悠 馬場ふみか
香里奈 立石ケン 森高愛 大方斐紗子 泉谷しげる
松原奈佑 南美沙 TEE 角田信朗 
勝野洋/榎木孝明(特別出演)/竹中直人

<スタッフ>
監督:喜多一郎
脚本:喜多一郎 金杉弘子
プロデューサー:半田健
制作プロダクション:オフィスアッシュ
配給:NexTone
配給協力:ティ・ジョイ

公式サイト:http://lifeonthelongboard2.com