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夏帆&シム・ウンギョン&箱田優子監督の撮影秘話に大盛り上がり!「ブルーアワーにぶっ飛ばす」NYで上映

「ブルーアワーにぶっ飛ばす」

 10月11日(金)公開の夏帆主演、箱田優子初監督作「ブルーアワーにぶっ飛ばす」が、アメリカ・ニューヨークで行われた『第13回ニューヨークJAPAN CUTS!~ジャパン・カッツ!~』で上映された。

 主人公・砂田を演じるのは、清純派ヒロインからシリアスな役まで幅広く演じ、多くの映画ファンを魅了してきた演技派女優・夏帆。砂田の親友・清浦を「サニー 永遠の仲間たち」「怪しい彼女」などで韓国で圧倒的な人気を誇り、初主演作「新聞記者」や舞台にも出演するなど、注目のシム・ウンギョンが演じる。

 映画祭最終日のクロージングを飾った本作。チケットは即売り切れで、開場前から観客が長蛇の列を作った。上映中は終始笑いが絶えず、その興奮冷めやらぬ中、Q&Aに主演の夏帆、ウンギョン、箱田監督が登壇。観客からの質問に答えた。

 「1人ひとりのキャラクターが強いですが、どのような演出をしたのか?」という質問に、箱田監督は「撮影時間が2週間と少なかったので、準備期間を濃く過ごしてきた。主人公・砂田に関しては、役を落とし込んでもらうために夏帆さんと撮影前にたくさん話しました。清浦を演じるシム・ウンギョンさんにも、なぜこの役が生まれたのか、砂田にとってどのような存在なのかをしっかりと話し、二人には演じていただききました」と語った。

 夏帆は「事前に箱田監督とお会いして、お互いのことをたくさん話し合いました。ちょうど1年前にニューヨークでタイミング良くウンギョンちゃんと会う機会があったので、いろいろお話をしました。撮影期間が短いこともあり、撮影前に役を作り上げるようにコミュニケーションをとっていきました。また、監督自身を投影している物語でもあったので、ロケハンで監督の地元・茨城へ一緒に行ったときや撮影中は、監督をずっと観察していました」と役作りについて説明。箱田監督は恥ずかしそうに「ずっと見られていました。すべて見透かされている気がします」と話し、仲の良いやりとりに会場は笑いに包まれた。

 ウンギョンは「監督が話をする時間をたくさん設けてくれました。もともと俳優として勉強することを大切にしたかったので、チャンスをもらったらいろいろな国で活動したいと思っていました。日本に映画に影響されたことはたくさんあったので、日本で仕事ができることは夢でした。本当にラッキーだと思っています。貴重な経験をもらいました。俳優として、アメリカでもいつか仕事ができればと思っています」と語った。

 「主人公がいろいろな意味で強い女性として描かれているのがとても面白かったです。なぜこのようなストーリーを考えたのですか?」という質問に、箱田監督は「“今”を描きたいと思った。現代の女性のリアルってなんだろうってずっと考えていたので、突拍子もないキャラクターではなく“こういう人、近くにいるよな”と身近に感じ取れる主人公を描きたかった」と。

 また「本作は砂田の主観で描かれていますが、清浦の存在が入っていることでファンタジーにもなり得る作品。砂田の心の悲しさを埋める存在に清浦がいて、当たり前のような存在だけども、自然とお互いを支え合っている。もしかしたら寂しさをはらむ物語ではありますが、誰にでも大切な存在がいるということに気づいてもらいたいというメッセージを受け取っていただければうれしいです」と本作のテーマについて明かした。

 他にも、観客からの質問が途切れず、鑑賞後ならではの質問で明かされる撮影秘話や、固い絆で結ばれた3人のやりとりに会場は大いに盛り上がった。

映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」
10月11日(金)より、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開

出演:夏帆 シム・ウンギョン 渡辺大知/黒田大輔 上杉美風 小野敦子/嶋田久作 伊藤沙莉 高山のえみ/ユースケ・サンタマリア でんでん 南果歩

監督・脚本:箱田優子
製作:中西一雄
企画プロデュース:遠山大輔
プロデューサー:星野秀樹

撮影:近藤龍人
照明:藤井勇
録音:小川武
美術:井上心平
編集:今井大介
音楽:松崎ナオ

製作:「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:ビターズ・エンド

<ストーリー>
30歳の自称売れっ子CMディレクター・砂田(夏帆)は、東京で日々仕事に明け暮れながらも満ち足りた日々を送っている…ように見えるが、口をひらけば悪態をつき心は荒みきっている。ある日、病気の祖母を見舞うため、砂田の嫌いな故郷に帰ることに。ついて来たのは、砂田が困った時には必ず現れる、自由で天真爛漫な秘密の友だち・清浦(シム・ウンギョン)。しかし、再会した家族の前では、都内で身に着けた砂田の理論武装は通用しない…やがて全てを剥がされた時、見ようとしなかった本当の自分が顔を出す―。そして、一日と始まりと終わりの間に一瞬だけおとずれる“ブルーアワー”が終わる時、清浦との別れが迫っていた…。

公式HP:www.blue-hour.jp

©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

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