中尾明慶、息子の「パパすごい」に鼻高々『かいじゅうステップ ワンダバダ』9・27スタート

エンタメ総合
2019年09月26日
『かいじゅうステップ ワンダバダ』

 9月27日(金)スタートのミニアニメ『かいじゅうステップ ワンダバダ』(Eテレ)の試写会が行われ、ナレーションを担当する中尾明慶と声優の久野美咲、福圓美里、真堂圭が登壇した。

 本作は、ウルトラマンシリーズの怪獣たちがかわいい子供になった絵本「THE KAIJU STEP(かいじゅうステップ)」から生まれたアニメーション作品。「ワンダバダー!」を合言葉に子供怪獣たちの成長していく姿を描く。オープニングテーマはケロポンズが担当している。

 ピグちゃんの声を担当した久野は「私が演じるピグちゃんは気弱なんですけど、友達思いで真っすぐな性格をしています。ピグちゃんたちの気持ちの変化とかうつろいがとても丁寧に描かれている作品です。ぜひ楽しみにしていただきたいです」と。

 カネちゃんを担当した福圓は「いろんな怪獣たちがわちゃわちゃいる中で子供たちにもすごく分かりやすいメッセージを届けるとともに、ちょっとしたシュールさもあるので大人の方も楽しんでもらえるアニメだと思います」と語った。

 ダダちゃんを演じた真堂は「ダダちゃんはモノトーンで一見すると目が黒々としていて怖いかもしれないですけど、すごくかわいらしい子です。最初はきついかもしれませんが、慣れていただけるといいなと思っています」とアピールした。

 ナレーションを担当する中尾は「うちの息子は『ウルトラマン』が大好きなんです。でも、おそらくウルトラ隊員のオファーはもう来ないと思っていたので、こういったお話を頂いて、息子に喜んでもらえるようなお仕事ができるんだったらぜひやらせていただきたいですってことでお引き受けしました」と。

 続けて「ちょっと暴れん坊な子や、やんちゃで好奇心がある子供たちの生活を見ているようで、親としても非常に子育てをする上では考えさせられる作品が出来上がっているのではないかなと思います」と親目線で語った。

 出演するならどんな怪獣がいいかという質問には「ナレーションやらせていただいてあれなんですけど、僕、顔が出ないと嫌なんですよ(笑)。どうしても自分が出たいタイプなので、怪獣になりたいっていうか僕の怪獣みたいなのを描いていただきたいです」とまさかの回答で笑いを誘った。

 また、ひと足先に息子に作品を見せたという中尾は「何も言わずに見せたら、これパパの声でしょって言われたので驚きました。普段から自分のお仕事を見せないようにしていたので、今は“怪獣のお仕事をしているパパすごい”ってなっています。僕、今鼻が高いですね(笑)」と照れ笑いを見せた。

ミニアニメ『かいじゅうステップ ワンダバダ』
Eテレ
9月27日(金)スタート
毎週金曜日 後5・20~5・25