小瀧望「格好も役も振り切れている作品」『決してマネしないでください。』10・26スタート

ドラマ
2019年10月22日
『決してマネしないでください。』

 10月26日(土)スタートのよるドラ『決してマネしないでください。』(NHK総合)の試写会が行われ、小瀧望(ジャニーズWEST)、馬場ふみか、ラウール(Snow Man/ジャニーズJr.)が登壇した。

 本作は、蛇蔵の同名漫画をドラマ化。科学好きで恋愛経験ゼロの主人公・掛田理(小瀧)が学生食堂のお姉さん・飯島さん(馬場)への初めての恋に奮闘するラブコメディ。何事にも科学的な理解を求め、恋愛という理論立てできない現象が苦手な掛田は、ゼミ仲間のテレス(ラウール)たちに応援されながら、実験を繰り返して飯島の気持ちを確かめていく。

『決してマネしないでください。』

 本作がドラマ初主演の小瀧は、「このドラマは“キモかわいい”がテーマなんですけど、なにぶんジャニーズなので、キモくできるかなと思ったんですが、見事にハマっていました(笑)。ドラマ初主演作でこんなにも振り切ったラブコメディを撮るとは思っていなくて、家でも現場でも悩んで、みんなとディスカッションしながら楽しく演じられました」と語った。

『決してマネしないでください。』

 掛田の恋の相手となる飯島さんを演じた馬場は、「ほかの皆さんの個性が強すぎて、(飯島さんは)一見すると普通の人なんじゃないかなと思うかもしれませんが、実は天然でけっこう変わっているので日々楽しんでおります。1話を見て子供から大人まで楽しめる作品だと思っていますので、たくさんの方に見ていただけたらいいなと思います」と。

 工科医大の学生で掛田と同じゼミの友人・テレスを演じたラウールは、「普段キラキラしている小瀧君が、美人な馬場さんが、ここまでイモっぽくなるんだと肌で感じて面白かったです。あとは科学的な知識も同時に吸収できたりする場面があるので、そういうところも魅力の一つかなと思います」とPRした。

『決してマネしないでください。』

 事務所の後輩でもあるラウールの印象を聞かれた小瀧は、「ラウールは現場の癒やしの一人でもありまして、ラウールがいるだけで現場が和みます。みんなの弟、みんなのラウールという感じで、かわいい弟です」と。それを聞いたラウールは「僕も小瀧君はかわいいお兄ちゃんだなと思いました。膝の上に急に寝てきたりとかがかわいらしくて。こちらこそという感じです(笑)」と先輩のかわいい一面を明かした。

 劇中にはさまざまな化学の偉人たちが登場するが、1話で“近代化学の父”と称されるアントワーヌ・ラヴォアジエを演じた小瀧は、「外で走るシーンがあるんですよ。そこは西日暮里で。西日暮里を偉人の格好で爆走するのはすごく恥ずかしいものがあって。でもそれぐらい格好も役も振り切れている作品なので楽しくやれました」と撮影を振り返った。

 続けて小瀧は「今後は僕以外の方も偉人を演じます。まだ秘密にしておきますけど、ほかのキャストが演じた偉人の言葉で『良き言葉より良き行い』っていう言葉が心に残っていて。思っているだけじゃなく、行動に起こさないと相手には伝わらないよっていうことなんですけど、心に刺さりました。今後も大事にしていきたいです」と語った。

よるドラ『決してマネしないでください。』(全8回)
NHK総合
10月26日(土)スタート
毎週(土)後11・30~11・59