横山裕が後輩・橋本良亮の号泣を謝罪!?「良いやつなんで!」

映画
2019年10月28日
映画「決算!忠臣蔵」ワールドプレミア

 11月22日(金)公開の映画「決算!忠臣蔵」のレッドカーペットイベント&ワールドプレミアが行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、荒川良々、西村まさ彦、木村祐一、橋本良亮、寺脇康文、鈴木福、小松利昌、沖田裕樹、中村義洋監督が登場した。

 本作は、東大教授・山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書刊)を映画化。堤真一とナインティナインの岡村隆史がダブル主演を務め、大石内蔵助(堤)が実際に残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から描く。

 堤が「今までにない『忠臣蔵』が出来たと思います。もともと台本の段階から面白く、実際に忠臣蔵の人々はこういう思いでいたんじゃないかと。こちらのほうがリアルなんじゃないかと思えるような作品です」と意気込むと、時代劇初挑戦の岡村は「ムービースターをやらさせていただきました、岡村隆史です。本当に最高の作品が出来上がりました。楽しんでいってください」とクールにあいさつし、観客の笑いを誘った。

 舞台あいさつでは、本作のキャッチコピー“誰もが知る「忠臣蔵」の誰も知らない裏話”にかけ、“誰もが知る「豪華キャスト」の誰も知らない裏話”についてトークを展開。

 撮影の最終日には打ち上げが行われたそうで、堤は「映画の撮影の後に、橋本君と共演する舞台があって。そのときに酔っぱらって橋本君に“お前、大丈夫か?難しい役やぞ”って言ったら“堤さ~ん。頑張ります!”ってずっと泣いてた(笑)」と暴露。「すごい不安だったんですよ。堤さんと一緒にやらさせていただくという緊張がありまして…堤さんの顔を見たらぶわぁ~っ泣いちゃいました」と振り返る橋本に、先輩の横山は「僕もいましたけど、僕はただただ橋本が泣いてるのを“すみません”と謝ってました。良いやつなんで、とは言いましたけど(笑)」と語った。

 そして、橋本は「横山君のシーンを見学させてもらってんですけど、ライブ、テレビでいつもふざけ倒している、あの横山君の目がガラッと変わってめちゃくちゃカッコよかった。こんな顔もあるんだ~って思いましたね。カッコいい先輩が見れました」とほっこりしたエピソードを語るも、「ふざけ倒してはないよ(笑)。なんの話それ!」とツッコんだ横山が「でも橋本、遅刻してるんですよね?1回したん?」とチクり。

 「これね、京都での撮影だったんですけど、橋本君は名古屋から来るのに新幹線を乗り過ごして岡山まで行ってもうたんですよ。それで戻って来て、何を間違えたのか新大阪で(新幹線を)降りて、タクシーで京都まで向かったっていう…。途中スタッフさんが名神高速が混んでるからもうちょっと遅れますって言うたんやけど、支度場でラジオが流れてて“交通情報です。今のところ高速は順調です”ってバレバレ(笑)」と木村が真相を語ると、先輩たちの思わぬ暴露に橋本は「討ち入りしてください!」とタジタジに。

 さらに、西川きよしと本作で初共演したという妻夫木が「木村さんとの現場で、きよし師匠が芸人の会う人みんなにお年玉をいつもあげているという話をしてらして。次の日が師匠が最後の日だったのであいさつをしに行ったら“はい、妻夫木君。お年玉”って僕にもくれたんです!それを宝物にしてます」と笑顔で明かすと、「ぶっきー、ちょっといいですか…。僕もらってませんよ」と岡村。

 木村が「吉本の後輩なんやからそんなことないやろ」と話すも、岡村は「ぶっきーがもらったっていうのを聞いたから、僕もいつかもらえるんだろうなと思ってたら“もうやめました!きりがありません!”(西川)って言われました」と不満げに語り、会場を笑わせた。