元NMB48・山田菜々、工藤兄弟の“しくじり授業”に共感「グループ抜けたら増えるの体重だけ」

エンタメ総合
2019年11月06日
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の11月4日放送回に元“いいとも青年隊”の工藤兄弟が登場。Abemaビデオでこの授業の完全版と「お笑い研究部」が配信中。

『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

 11月4日の放送では、元“いいとも青年隊”として、90年代に大ブレークを果たした工藤兄弟(工藤順一郎、光一郎)が“恵まれた環境でウキウキWatchingしてたら沈んじゃった先生”として授業を行った。

“ホリプロタレントスカウトキャラバン”で審査員特別賞を受賞したのをきっかけに、19歳で芸能界デビューを果たした工藤兄弟。2人は、オーディションに合格できたのは「双子に生まれただけ」と切り出し、オーディションでのパフォーマンスは2人だからこそできたもの、「双子だから、いい面が出たのかな」と語ると、「“芸能界ってチョロいぜ”と思っていた」と、当時の心境を告白する。

『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

 事務所に入ってわずか半年で『笑っていいとも!』の青年隊に抜擢された工藤兄弟は、豪華レギュラー陣が出演する大人気番組に加わったにもかかわらず、「実はあまり緊張することがなかった」と打ち明ける。その理由として「レギュラー陣の方へあいさつに行っても、“和田アキ子さんから聞いてるよ”と言われた。すごい印籠でしょ!」と、事務所の大先輩である和田アキ子が「全部御膳立てをしてくれていた」と語った。

 そして、気がつくと「六本木界隈のどこの店に行っても顔パスでタダ」だったと振り返り、そんな生活から「芸能界って超楽しい!何でみんな芸能人にならないの?」と、恵まれた環境にいたことも気づかずに調子に乗っていったこと、「隣にいる先輩たちへの声援だけど、自分たちが勘違いして、完全なスーパースター気取りだった」と“しくじり芸能人生”の発端を振り返った。

『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

 そんな天狗状態だった工藤兄弟は「ずっと一緒に見られる。順一郎、光一郎がイコールって見られるのが子供の頃から実は嫌だった」と、双子キャラに反発し「名前テロップを別々に出してくれ」などという注文をするように。「自分たちのことしか考えていなくて、個性を出したいから“別々にテロップを出してくれ”とか。結局、それはわがままで、自分勝手であって。そこに気づいていなかった。それを気づきだすんですけど、気づいたらもう遅い」と、番組スタッフやマネージャーに感謝することもなく、不満ばかりをぶつけていたと後悔をにじませた。そして「そこで、こんな法則が成立します。“実力もないのにトガってる奴には誰も注意してくれないの法則”」と、自らの失敗から“芸能界の法則”を導き出した。

 その後、工藤兄弟は双子ネタを完全拒否し、仕事ゼロという状況に陥ったことで、2008年に芸能界引退を決断。授業の最後には「ぬるま湯に浸かっている自分を否定するなら、そこから出るビジョンをちゃんと持とう」と、自らの経験から学んだ教訓を発表。「とにかく恵まれた環境にいた。何でその時に気づかなかったのか、というのも当然思う。この場にいることなんて奇跡なんですよ。今ある環境を絶対に大事にしてほしい」と、心からの言葉を生徒たちに贈った。

 そして、Abemaビデオでは、この授業の完全版を放送。完全版では、恵まれた環境に気づかずに大転落してしまったという工藤兄弟が、生徒に対し「今の環境は恵まれてると思います?」と問いかける場面も。この問いに対し、番組初登場の元NMB48の山田菜々は「私はNMB48から卒業したので。本当に、今だけですよ」と、全日本国民美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、同じく初登場となった藤江萌と、超特急のユーキに語りかけ、さらに「グループ抜けたら、増えるの体重だけです」と切実な表情で訴え、スタジオの笑いを誘った。

<未公開シーン動画>

https://youtu.be/qcQAj_OTpAw
https://youtu.be/nEj8p_sa5r8

「お笑い研究部」はアイデンティティが“食レポ”に挑戦

  1. 1
  2. 2