27歳で夭逝した夏目雅子の生涯に迫る『直撃!シンソウ坂上』11・21放送

エンタメ総合
2019年11月21日
『直撃!シンソウ坂上』

 11月21日(木)の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)は、今から34年前、白血病を患い27歳という若さでこの世を去った伝説の女優・夏目雅子を特集する。

 MCの坂上忍は、夏目の話を聞くため、実兄・小達一雄さんに直撃インタビューを敢行。夏目は、ドラマのオーディションに合格し、18歳の時に小達雅子という本名で女優デビュー。そのドラマがきっかけで化粧品の広告モデルに起用され、爆発的な人気を博した。

『直撃!シンソウ坂上』

 この頃から本名ではなく、夏目雅子という芸名で活動することとなるが、小達さんはその背景に母親との確執があったことを明かす。夏目の実家は東京・六本木で雑貨商を営んでいたこともあり、場所柄、母親は芸能人と接することも少なくなかったが、中には芸能人というだけでぞんざいな態度を取る人もおり、夏目の母親は芸能界に強い不信感を抱いていた。小達雅子という名前が有名になると、母親は芸能界への反感から「(恥ずかしくて)外を出歩けない」と激怒し、本名の使用を禁止したのだという。

 それでも夏目は、夏目雅子としてデビューしてまもなく『西遊記』(日本テレビ系/1978年~1979年)で、三蔵法師役に抜てきされ大ブレーク。しかし、母親は“娘・小達雅子”は愛していたものの、“女優・夏目雅子”を許せず、夏目が多忙のため仕事用のメークのまま帰ってくると、「小達雅子に戻ってから帰ってきなさい」と怒ったという。

『直撃!シンソウ坂上』

 順調に大女優への階段を上っていたように見えた夏目だったが、業界内で演技が稚拙で「お嬢様芸」と揶揄されることもあった。しかし、映画「鬼龍院花子の生涯」(東映/1982年)で、これまでのイメージを覆す大人の女性を演じ「ブルーリボン賞・主演女優賞」を受賞。女優としての確固たる地位を確立した。母も初めて“女優・夏目雅子”を認めてくれるかと思いきや、この映画でのある芝居が、過去にないほど母を激怒させた。夏目の母が激怒した理由とは。

 26歳で後に直木賞作家となる伊集院静と結婚、その3か月後には念願だった舞台の主演も決まり、まさに順風満帆だった夏目。しかし、結婚から半年後、念願の主演舞台の最中に「急性骨髄性白血病」に襲われる。急きょ、入院を余儀なくされ、舞台の中止も決定したが、舞台中止を告げられた際の夏目は言葉に表せないほどの錯乱ぶりだったと小達さんは語る。

 一方、これまで夏目の作品を一切見てこなかった母は、夏目の闘病を機に過去の作品を夏目と一緒に見るようになったという。小達さんが夏目の闘病や、最期の様子について克明に振り返る中で、坂上に語った「死因は白血病ではない」という言葉の真相とは。

『直撃!シンソウ坂上』

 さらに番組では、デビュー前の制服姿の夏目を撮影した貴重なホームビデオや、新婚当初の夏目を直撃したフジテレビ独占映像など、貴重な映像素材を交えつつ、わずか9年の女優人生ながら、見る者に強烈な印象を残した伝説の女優・夏目雅子の生涯に迫っていく。

『直撃!シンソウ坂上』

『直撃!シンソウ坂上』
フジテレビ系
11月21日(木)後9時~9時54分

<出演者>
MC:坂上忍
VTR出演:夏目雅子 他
スタジオゲスト:小峠英二(バイきんぐ)、松嶋尚美

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/shinsou/
公式Twitter:@ss_fujitv

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