BiSHアユニ・D、初のフォトブックの出来栄えは「6兆点満点!」

エンタメ総合
2019年11月25日
アユニ・D

 楽器を持たないパンクバンド・BiSHのアユニ・Dのフォトブック「我是我(ウォ シィー ウォ)」の発売記念イベントが行われた。

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 フォトブック「我是我」は、決して自分を表現することが得意ではない、でも自我と世界観は確かに持っている、そんなアユニ・Dのパーソナリティーに迫り、普段の彼女の素顔から知られざる新たな一面まで、さまざまなアユニ・Dが詰まっている。

 1泊2日の台湾ロケでの撮り下ろしのほか、bis(光文社刊)で連載中の「アユニ・D改造計画」をまとめたものや「これまでと、今と、これから」を語った1万字を超えるロングインタビューと、ボリューム満点な1冊となっている。

 フォトブックは、アユニ・Dの誕生日である10月12日に発売。同日にイベントも予定されていたが、台風の影響で延期に。「(10月に)遠くから来るファンの方も、その日を待ち遠しにしていただいたので、すごく悲しかったのですが、今日こうやってイベントができてうれしいです。私もこの日が待ち遠しかったです!」と語るアユニ・Dは、「初めてのフォトブックなので、タイトルからも台湾で撮ったというのが分かりやすいのがいいなというので、“私は私”という意味である『我是我』とつけました」と。

 内容については「写真はもちろんですが、私の心で思っている言葉があったり、インタビューが載っていたり。結構ポップな仕上がりになっています。私は、ポップとは反対な性格だったりするので、この中に私のポップな部分が詰まっているなって思います」と明かし、「一番こだわったのは、『石で殴るし、その犬噛む』などの直筆を時間かけて書きました。言葉は、心で思っていたことを書いていて、例えば『石で殴るし~』は、私はくじけやすいので、強い心を忘れないようにとメモしたものです」と。

 メインビジュアルは、1泊2日で台湾で撮影。暑がりだというアユニ・Dは「夏に行ったので、すごく暑くて大変でしたが、台湾のキュウフンなど見たかった景色が見られましたし、夜市の屋台でおいしいものも食べられて。初めての台湾をこういう機会で行くことができてよかった」と。

 その中でも、お気に入りの写真を聞かれると、大仏と同じポーズをとっている1枚を挙げ「この大仏もすごく大きくて、カラフルで。ここの寺院には、日本にはない建物がたくさんあってすごく楽しかったです」と明かし、「大仏と出会ったことで、『人生は難しいな』と悟りました…」と笑った。

 出来栄えを聞かれると「6兆点満点!」と答え、「メンバーや両親に見せたら『いいね!』って言ってもらえました。面白がってもらえたようでよかった」と。また、誰に見せたいかと聞かれると、「私がソロでやっているバンド・PEDROのサポートギターをやっている田渕ひさ子さんが人間界で一番好きな方なんですけど。ひさ子さんは買ってくださったみたいで、“買ったよ”って連絡をいただいたときは、発狂しちゃいました」と喜んだ。

 最後に「普段見えない部分だったり、今の思っている心境をインタビューで話していたり。ポップとは反対の性格なのですが、私のポップな部分をたくさん詰め込んだものになっています。買わなくてもいいんですけど…よかったら買ってください!」とアピールした。

アユニ・D(BiSH)フォトブック
「我是我」
発売中