悠木碧「『ヒーリングっと♥プリキュア』は若干オタクが多い(笑)」

エンタメ総合
2020年01月28日
『ヒーリングっと♥プリキュア』「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」合同記者会見

『ヒーリングっと♥プリキュア』「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」合同記者会見が行われ、声優の悠木碧、依田菜津、河野ひより、平田広明、子役の稲垣来泉が登壇した。

 プリキュア17作目の新シリーズ『ヒーリングっと♥プリキュア』は2月2日スタート。同作で、花寺のどか/キュアグレース役を演じる悠木は「私みたいなのがプリキュアで本当にいいんだろうかと。プリキュアになるための生き方をしてこなかったので、オーディションもすごくどきどきしながら受けたように思います」と振り返り、「もし私にいつか子供ができたら見てもらいたいと思う温かいお話ばかりです」とPR。

 沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ役の依田は「プリキュアに本当になりたかったけど、まさかなれるとは思っていなかったので、合格いただいた時はうれしくて涙が止まりませんでした」と。平光ひなた/キュアスパークル役の河野は「物心のついた時からプリキュアは憧れの女の子。1話1話を大切に、ひなたとしての明るさ、やさしさをみなさんにお届けしたい」と語った。

 悠木が「“ヒーリング”とは言っていますが、めちゃめちゃアクションするんですよ!男の子が見てもグッときちゃうような熱さがちゃんと画に残っているような気がします」と見どころを語ると、河野は「私が戦いのシーンを見て思ったのは、もしかしたら私が風邪を引いたときに体の中で“いい働きたち”がこんな風に戦ってるのかな~って。すごく頼もしいなと思っていました」と。

 これには、悠木が「プリキュアは、ひよりちゃんの体の中の“いい働き”の擬人化ってこと!?(笑)」とツッコみ、会場を沸かせた。

 TV新シリーズと映画パートのお披露目の2部制で行われた会見。第2部では「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」のゲスト声優を務める平田、稲垣、深澤敏則監督が登場した。

 時間がカギとなる本作において、プリキュアと敵対する“昨日”をつかさどる精霊・リフレイン役の平田は「お話を頂いたときはびっくりしました。光栄だったんですが、最初は“おじキュア”か何かをやらされるのかと(笑)。敵役と聞いてほっとはしたんですけど、キャラクター画がかっこよくてあらためて緊張しました」と。

 “明日”をつかさどる精霊・ミラクルン役で声優初挑戦となる稲垣は「プリキュアはずっと好きだったので、夢のようです」とにっこり。

 そんな稲垣のかわいさに、平田は「僕がスタジオに着くと、寒い日だったのに来泉ちゃんが飛び出して外まで迎えに来てくれたんです。大きな声であいさつしてくれて、もう1発でやられましたね(笑)」とメロメロの様子。

 また依田が「にぎやかに収録させていただきました!」と語る現場では、『スター☆トゥインクルプリキュア』、『HUGっと!プリキュア』のメンバーとの収録も。

 悠木は「『スター☆トゥインクル~』さんは、みんな超元気!『HUGっと!~』さんは家族感があって温かい。『ヒーリングっと♥~』は私がこんななせいか若干オタクが多いです(笑)。同じ波長の人が寄り合ってくるものなんだな~と思いました。先輩のプリキュアさんたちに勉強させてもらった分、よりうちのチームも結束力が固まったように思います」とアフレコ時を振り返った。

 最後に、本作について「僕自身、プリキュア作品は今作が初参加。これまで少年系の作品に携わってきたので、小さい女の子の胸が熱くなるような作品なら作れるかもしれないと考えました」と語る深澤監督に続き、悠木は「熱くもなるし、キラキラに憧れるし、やさしさに伴った強さがきちんと表現されていて最高です!最後は平田さんが演じるリフレインと来泉ちゃんが演じるミラクルンも胸アツ展開が待っているので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

『ヒーリングっと♥プリキュア』
ABCテレビ・テレビ朝日系列
2月2日(日)スタート
毎週(日)前8・30放送

「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」
3月20日(祝・金)全国ロードショー

©ABC-A・東映アニメーション
©2020 映画プリキュアミラクルリープ製作委員会