名取裕子「いろんなところで合戦が起きて戦国時代のよう」『10の秘密』第5話2・11放送

ドラマ
2020年02月11日
『10の秘密』

『10の秘密』(フジテレビ系)で主人公の母・白河純子を演じる名取裕子が、2月11日(火)放送の第5話の見どころを語った。

 本作は“秘密”のベールに包まれた人間の欲望が暴かれるオリジナルサスペンス。主人公・白河圭太(向井)の愛する娘・瞳(山田杏奈)が何者かに誘拐されたことに端を発し、圭太と関わるさまざまな人物たちの計り知れない秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こる。

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 第4話(2月4日放送)で、瞳の誘拐は由貴子(仲間由紀恵)が圭太を利用するために行った自作自演だったことが判明。また、圭太が瞳に話した“10年前の秘密”にはまだ秘密があり、瞳が起こした火事で死者が出て、その遺族に圭太が現金を送っていたことを明かし、この事実を知った瞳と圭太との間に大きな亀裂が入った。第5話では、手段を選ばない由貴子に対して圭太が逆襲に出る。さらに、これまで隠されてきたピアニスト・翼(松村北斗)の秘密が明らかになる。

 名取が演じる白河純子は、圭太の母親で瞳の祖母。スリリングな展開のストーリーの中では、ほっと一息つけるやさしい役柄で、元教師ということもあり、厳しく圭太に接する部分もあるが、瞳にとってはとても優しいおばあちゃんという役どころだ。

 自身の役柄について名取は「(誘拐)事件に直接絡んでいるわけではないので、違う視点から(圭太と瞳の親子を)見ている」と話し「今後の展開で、純子の口からも秘密が出てくる」と、圭太と純子の親子の間にも秘密があり、今後明かされることをほのめかした。

 第4話では、純子が圭太の家に忍び込んでいた由貴子に鉢合わせするシーンがあったが、「対立しなければならない(義理の)元親子ですので、仲良くしてはいけないと思うのですが、(仲間の)お子さんのお話で仲良くなってしまったり(笑)。仲間さんは良いお母さんなので“(由貴子役は)実際と180度違う役をやるというのは逆に面白いかもね”なんて話もしたり」と撮影現場でのエピソードを語った。

 また、第5話の見どころについては「翼の新しい秘密が明かされますし、3億円も気になります。長沼(佐野史郎)も暗躍しているし、由貴子と竜二(渡部篤郎)もだまし合いですし、いろんなところで合戦が起きて戦国時代のようになる。ここまでやられっぱなしだった圭太が、由貴子に反撃ののろしを上げる」と説明。

 新たな展開を迎える物語について「(登場人物たちは)秘密を話しているけれど、それが本当かうそかが分かりません。言っていることの裏に、もう1つの秘密があったりしそうなところが、この作品の面白いところだと思います」と、明かされた“秘密”の中にも隠された“秘密”があることを示唆した。

『10の秘密』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
毎週(火)後9・00~9・54

出演:向井理、仲間由紀恵、仲里依紗、松村北斗、山田杏奈、高島豪志、堀田茜、河村花、佐野史郎、遠藤雄弥、藤原光博、山野海、名取裕子、渡部篤郎 ほか