石橋貴明の新番組『石橋、薪を焚べる』初回ゲストはカンニング竹山

エンタメ総合
2020年04月05日
『石橋、薪を焚べる』

 4月7日(火)スタートの新番組『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)の初回ゲストがカンニング竹山に決定した。

 この番組は、石橋貴明がちょっと話してみたいゲストを迎え、たき火を前に2人でじっくり語り合うトークバラエティ。

 初回は『とんねるずのみなさんのおかげでした』や『石橋貴明のたいむとんねる』にも出演したことがあり、石橋とは長きに渡って親交があるカンニング竹山をゲストに迎える。

『石橋、薪を焚べる』

 まず、竹山が語り出したのは、今から約20年前、30代前半の頃の話。売れていなかった当時、マネージャーのなり手もなく、事務所をクビになりそうな状況を先輩芸人が間一髪で救ってくれたという。その時のことを詳細に語る。

 しかもそのとき、竹山は500万円もの借金を抱えていた。ヤミ金にまで手を出したという壮絶な生活からどのように抜け出すことができたのか。そこにはまるでドラマのような話があった。

 カンニングを語る時、避けて通ることができないのが2006年12月の相方・中島忠幸の死。それは借金生活から抜け出し、徐々にテレビにも出始めて、軌道に乗ってきた矢先のことだった。相方の死後も、竹山にはテレビのオファーは途切れなかったが、当時のことを「ふわーっとしたまま働いている感じ」と語る。

『石橋、薪を焚べる』

 そんな折、ある放送作家から、ライブをやらないかと誘いを受ける。今ではすっかり定着したライブ『放送禁止』だが、初めはその誘いを断ったという。竹山は、新たな挑戦に挑むに至った葛藤と『放送禁止』誕生秘話、さらにその放送作家と交わしたある約束を明かす。

 まだ売れていない時代、よく中野の広場で稽古をしていたというカンニング。中野サンプラザの舞台に立つことを夢見て、ホテルを見上げては、いつか泊まりたいと中島とも語ったという。

 その後、月に1回の『東京ビタミン寄席』に出演するようになり、それがケーブルテレビで放送が開始されると、二人を取り巻く環境にある変化が。今年、中野サンプラザで1日限りのライブを行う竹山が“中野”への思いを語る。

『石橋、薪を焚べる』

<石橋貴明 コメント>

◆初回の収録を終えての感想

「竹山君が、普段聞いたことのない一番苦しかった時代の話と楽しかった時代の話をしてくれたんですけれど、男二人、たき火の前で、こんなに真面目に話していいのだろうか?というぐらいに真面目な話をしてしまって。“深夜に楽しい番組が始まったのでは?”と期待されるとテレビ見た時に(視聴者は)驚いてしまうんじゃないかな(笑)」

◆たき火の魅力について

「人類が他の動物と違うのは、火を使えるようになったこと。本当に火って不思議な力を与えてくれるというか、火の前で話していると、うそをつけないというか…体が温まるのと同時に、自然と腹の中にあるものを全部はきださせてくれるような力、パワーをたき火には感じますね。この番組を企画した時がまだ冬で寒かったので“たき火”という話だったんですけれど、気がつくと季節は夏に向かっていくわけで…“果たして本当にこのままずっとたき火を続けられるのか?”というのが目下の悩みです。もう数か月したら暑くてやっていられないんじゃないかって(笑)」

◆視聴者へのメッセージ

「深夜に男二人が真面目にたき火の前で話をするだけの番組なのですが、お気に召した方はぜひ、見ていただけると、と思います」

『石橋、薪を焚べる』
フジテレビ(関東ローカル)
4月7日スタート
毎週(火)深0時25分~0時55分

<出演者>
石橋貴明
初回ゲスト:カンニング竹山

©フジテレビ