結成55周年記念!ピンク・フロイド特集がWOWOW5・4放送

エンタメ総合
2020年04月24日

プログレッシブロックの先駆者としても知られるロック界のレジェンド、ピンク・フロイドの結成55周年を記念し、スペシャルプログラムがWOWOWで放送する。

1965年の結成後、革新的なコンセプト・アルバムを多数発表し、その多くが今もなお世界各国で支持され、後進の世代にも影響を与え続けている希少なロックバンド、 ピンク・フロイド。WOWOWでは1989年の水上の特別ステージで行われたヴェニス、1994年の最後のツアーからロンドンのライブ、2014年のアルバム「永遠(TOWA)」の映像を紹介する。

<ラインナップ>

●ピンク・フロイド ライブ in ヴェニス1989

5月4日(月・祝)午後4:25

ピンク・フロイドの長い歴史の中でも極めて大きな節目となった1985年のロジャー・ウォーターズの脱退を経て、デヴィッド・ギルモア主導のもと、新生ピンク・ フロイドは新たなスタートを切る。その第1弾となったアルバム『鬱』は1987年にリリースされ大ヒット。1980〜1981年の「ザ・ウォール・ツアー」以来と なったツアーは3年にも及び、大成功を収めた。そのハイライトとして語り継がれる、1989年7月15日イタリアのヴェニスでの野外コンサートの模様を放送する。水の都ヴェニスを象徴する運河の水上に特設されたフローティングステージ、その周りを取り囲むたくさんの船、そしてサン・マルコ広場を埋め尽くす30万人ともいわれる無数の観客。そんな特殊なシチュエーションで行われた幻想的かつ圧巻の演奏は、感覚に訴えかけ想像力をかき立てるピンク・フロイドの魅力が凝縮されたものと言っていいだろう。

収録日:1989年7月15日 収録場所:イタリア・ヴェネチア グランド・カナル

●ピンク・フロイド ライブ PULSE/驚異 1994

5月4日(月・祝)午後5:30

約3年にも及ぶ「鬱」ツアーを終え休養に⼊ったピンク・フロイドは、1994年にアルバム『対(TSUI)』をリリースし、再び動き始める。アルバム発表に伴う ツアーはアメリカ、ヨーロッパの77都市で300万人を超える観客を動員し再び大成功を収めた。ステージ上に設けられた巨大なアーチ、円形の巨大スクリーンに映し出される抽象的でイメージ豊かな映像、ミラーボールやレーザー光線、生き物のように動くバリライトが織り成す光の洪水。それまでのコンサートの定義を塗り替える、 史上最大の光と音のスペクタクル・ショーとして語り継がれているコンサートの模様をお届けする。「クレイジー・ダイアモンド」から始まり『鬱』『対(TSUI)』の楽曲も披露する第1部、全米チャートに741週もの間ランクインした音楽史に残る名盤『狂気』を約20年ぶりに完全再現した第2部ともに聴き応え、見応え充分。

収録日:1994年 収録場所:イギリス・ロンドン アールズ・コート・エキシビジョン・センター

●ピンク・フロイド The Endless River/永遠

5月4日(月・祝)夜7:00

『対(TSUI)』以来20年ぶりとなる2014年にリリースされた、2008年に死去したリック・ライトのトリビュート・アルバム『永遠(TOWA)』。全編インストゥルメンタル、アンビエント・ミュージックで構成され、ピンク・フロイドとして最後のアルバムとなった作品のイメージビデオを放送する。映像は、これまで 「吹けよ風、呼べよ嵐」「スピーク・トゥ・ミー」「走り回って」など数々のピンク・フロイドの作品のアニメーションを手掛けたイアン・イームズのプロデュースによ るもの。“21世紀のピンク・アルバム”といわれた奇跡の作品。