北山宏光「“つながる”ことを諦めなければ未来は明るい」Kis-My-Ft2&SixTONES24時間完走!

エンタメ総合
2020年12月25日

目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置するため、毎年12月24日の正午から25日の正午まで生放送でお送りするチャリティプログラム『ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』。今年のパーソナリティー、 Kis-My-Ft2SixTONESのメンバー全員が無事24時間生放送を完走した。

今年のキャッチコピー「とどけ、ニッポンエール」にちなみ、スペシャル企画は「とどけ!ニッポンエール~13人が繋ぐメッセージ」を行った。Kis-My-Ft2とSixTONESのメンバー13人1人ひとりが主役となって、視覚障がい者のスポーツの現状、視覚障がい者による駅のホーム転落事故などの課題、盲導犬の物語やミュージックソンの歴史などを紹介した。また、リスナーから寄せられた「エール」にまつわるたくさんのメッセージを紹介しながら、24時間にわたってメンバー全員が「エール」を届けた。

日付が変わった25日午前0時(24日24時)からは、Kis-My-Ft2とSixTONESの2組によるクリスマススペシャルライブを実施。Kis-My-Ft2が「To Yours」「Smilest」、SixTONESが「Imitation Rain」「この星のHIKARI」とそれぞれ2曲ずつ歌唱した後、13人全員でKis-My-Ft2の楽曲「KISS&PEACE」を歌い上げた。

午前1時(24日25時)からは『オールナイトニッポン』『オールナイトニッポン 0(ZERO)』 のラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャルを放送。ニッポン放送のレギュラー番組『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium』と『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』の名物企画を実施するなど、オールナイトニッポンの時間帯ならではのトークに番組もリスナーも大いに盛り上がった。

ゴールまであと1時間となる25日午前11時すぎには、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年はスタジオに来られなかった筑波大学附属視覚特別支援学校の児童がリモートで出演。メンバー全員と一緒に「サンタが街にやってくる」を大合唱した。子供たちの明るく元気いっぱいの歌声に、Kis-My-Ft2とSixTONESのメンバーは笑顔に包まれた。

エンディングでは、メンバー1人ひとりから24時間を走り切った感想とリスナーの方への感謝の気持ちが伝えられた後、最後に全員で「ありがとうございました」を伝え、コロナ禍の日本に24時間エールを送り続けた「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は終了した。

25日正午時点の募金総額は、4357万6520円となった。なお、募金の受付はキャンペーン期間中の2021年1月31日(日)まで行っている。

◆Kis-My-Ft2コメント

北山宏光
SixTONESと一緒にできてよかったです。第44回からつないできたバトンをSixTONESにつなげられたし、このバトンがリスナーの方にもつながったと感じることができました。コロナ禍でもこういう形でつながれるし、“つながる”ことを諦めちゃいけないんだと。諦めなければ未来は明るいと思った24時間でした。

千賀健永
力強い後輩と完走できて良かったです。視覚障がいについてもっと理解して、関心を深めていくことが大事だと実感しました。「見えない壁」を薄くしていく作業を今後も続けていきたいと思います。

宮田俊哉
「ヤンキー君と白杖ガール」のうおやま先生に取材して、その漫画を楽屋に置いていたら読んでいるメンバーがいて、うれしくてたまらなかったです。SixTONESと一緒に歌った「KISS & PEACE」の歌詞が大好きなのですが、その歌詞の通り1つ良い世界になったと実感した瞬間でした。

横尾渉
24時間ありがとうございました。SixTONESと一緒にやれたことは、楽しくて、刺激にもなって、僕やKis-My-Ft2にとって財産になりました。誰かのために、何か1つでも行動してほしい、僕もそれができるように努力していきたいと思います。

藤ヶ谷太輔
コロナで生活様式が変わって大変な時に、さらに募金方法にも変化があった中で、温かい気持ちを番組に届けていただけたことを本当にうれしく思います。離れていても心はつながっているし、心は動く。「心」というキーワードを強く感じたミュージックソンでした。

玉森裕太
3年もやっていますが、まだまだ知らないことがたくさんあると感じた3年目のミュージックソンでした。社会に貢献できるよう知識を増やして、少しでも住みやすい、温かい街づくりの手助けができたらいいなと思います。すてきで温かい24時間でした。

二階堂高嗣
今までとは違った形で、コロナでいろいろ制限されていた中でのミュージックソンでしたが、すごく楽しくできました。目の不自由な方が住みやすい街づくりのためには、助け合いが必要です。触れ合うことが難しくなった世の中ですが、ぜひ手を差し伸べてほしいと思います。

◆SixTONESコメント

ジェシー
今回参加させていただいて、学ぶことがたくさんありました。みんな平等ですし、ゴールは違っても“明るい未来のために”というのは変わらない。「小さなことは大きなこと」ちょっとした思いやりと支えがあれば、生きててよかったと思えるのではないかと思います。心動かされて感動しています。

京本大我
全盲シンガーのわたなべちひろさんに、直接レポートできたことは財産です。今回の僕のキーワードは「音楽」でしたが、ちひろさんも音楽をとても愛している方でした。好きなものや情熱を持っているとそれが希望や光になるので、僕たちの活動もその1つになればいいなと思います。また機会があったら参加させていただきたいです。

松村北斗
ミュージックソンに携わることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。何をするにも壁はありますが、ほんの少しの勇気と知識があれば乗り越えていけることをミュージックソンから学びました。1人でも多くの人に、少しの勇気と知識に足を踏み込んでもらえたらと思います。今日からまた頑張って活動していきます。

髙地優吾
視覚障がいについて理解しているつもりでしたが、本当に「つもり」だったことを痛感しました。「つもり」なことはまだまだあって、全てをなくすのは難しいですが、僕たちの活動によって、同年代の人にも伝わればいいなと思います。SixTONESとして参加できて良かったです。

森本慎太郎
SixTONESは初めての参加でしたが、僕たちらしく伸び伸びとできました。僕はスポーツが大好きで、高橋勇市選手への取材を通して、目が見える、見えないにかかわらず、安全に楽しくスポーツをするには何ができるのかを考えさせられました。みんなが同じ環境で楽しく安全にスポーツができる、そんな素晴らしい世の中を作っていけたらと思います。

田中樹
声だけ、という形で24時間発信してきました。足を引っ張る言葉ではなく、背中を押す言葉をかけていきたいと思いましたし、他人事ではなくフランクな気持ちでお声がけできるような世の中になればいいなと思います。24時間で学んだことはまだ一部ですが、大きな変化につながればと思います。来年もオファーがなくても勝手に出ます!