神山智洋(ジャニーズWEST)が初の単独主演・2人芝居に挑む!「LUNGS」上演決定

エンタメ総合
2021年05月31日

神山智洋(ジャニーズWEST)が主演する舞台「LUNGS」が、2021年10月より上演決定。神山からのコメントも公開された。

2011年の初演以降、世界中で上演され続け“現代戯曲の最高傑作”との呼び声も高い「LUNGS」。2019年には作者ダンカン・マクミランがさらに戯曲をブラッシュアップし、ロンドンのオールドヴィック・シアターにて、マット・スミス、クレア・フォイというスターキャストにより上演され、大きな話題を呼んだ。

日本初上演となる本作の演出を務めるのは、ポップでロックな創作スタイルで脚本・演出ともに高い評価を受ける谷賢一。劇作家・翻訳家としても活躍する気鋭の演出家が、たった2人の会話劇を描き出す。

主演を務めるのは、単独主演・2人芝居ともに初挑戦となるジャニーズWESTの神山智洋。舞台には定期的に出演し、2018年の「オセロー」では確かな演技力で高い評価を得た彼が、「正しいロックバンドの作り方 夏」(2020年8月)以来、約1年ぶりの主演に挑む。

今回の発表に際して、神山は「単独主演も2人芝居も初めてで日本初上演の作品、お話をいただいたときは“いよいよきたか”と思いましたが、ここまで初めて尽くしを一気にやらせてもらえることは燃えますし、とてもありがたいことだなと感じています」と語る。

さらに「日本初演ということで参考にできるものがないのですが、今後どこかで上演されるときには今回がベースになることもあると思うので、僕たちなりの『LUNGS』を創り上げたいです」と意気込みを述べた。神山と谷からのコメント全文は、次ページに掲載。

主演・神山智洋 コメント

単独主演も2人芝居も初めてで日本初上演の作品、お話をいただいたときは「いよいよきたか」と思いましたが、ここまで初めて尽くしを一気にやらせてもらえることは燃えますし、とてもありがたいことだなと感じています。
2人芝居は未知数すぎて、ワクワクしている部分ももちろんありつつ、素舞台という絵変わりがないチャレンジングな作品なので、魅せるためには細かいとこまで詰めていかないとと思っていて、稽古期間中は追い詰められているかもしれないです(笑)。
日本初演ということで参考にできるものがないのですが、今後どこかで上演されるときには今回がベースになることもあると思うので、僕たちなりの『LUNGS』を創り上げたいです。
「子供をもつ、もたない」という、今の時代にリアルで身近なテーマを持つ作品です。演出の谷さんともう1人の出演者の方と三人四脚で、スタッフの皆さんにも支えてもらいながら一丸となって、皆さんに楽しんでもらえる、面白いものを創りたいと思います。
僕自身初めて尽くしだからこそ、まずは楽しみながら、せりふの一言一言に想いをこめ、意味を持って伝えられるよう頑張ります!

演出・谷賢一 コメント

戯曲を初めて読んだとき、手が震えました。こんなにすごい本があったのか!と。
演劇は俳優の演技を通じて、観客が自分の想像力のキャンバスに絵を描いていく芸術です。演者と観客で共に描く絵画なのです。
すべての演劇がそうですが、この『LUNGS』は俳優の身体を通じて時間も空間もすべて観客が描き、塗る。演劇の究極の形です。
奇しくも昨年、同じ作者ダンカン・マクミランの作品「エブリ・ブリリアント・シング」を演出・上演して、そのパワーとユーモア、演劇的可能性に圧倒されました。またこうして世界最先端・最高峰の作品に関われることを誇りに思います。
主演の神山さんと手を取り合い、息を合わせ、同じ理想を共有し、日本の観客にこの素晴らしい作品を最高の形でお届けしたいと思います。

公演情報

「LUNGS」
【東京公演】2021年10月 東京グローブ座
【大阪公演】2021年11月 サンケイホールブリーゼ

作:ダンカン・マクミラン
演出:谷賢一
主演:神山智洋(ジャニーズWEST)