『情熱大陸』予約5年待ちの“幻の布団”を作る日本一の職人親子、丹羽正行・拓也の静かで温かな情熱を追う

エンタメ総合
2022年10月09日
『情熱大陸』©MBS

10月9日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時~11時30分)に、布団職人の丹羽正行・丹羽拓也が出演する。

予約しても4、5年待ち。そんな幻とも言われる布団を手掛けるのは、名古屋市に店を構える創業64年の「丹羽ふとん店」。“睡眠の質の向上”が注目される昨今、全国各地から注文が殺到している。

店の4代目・丹羽正行と、息子で5代目の丹羽拓也は、全国の職人が集まる大会で、親子2代それぞれが日本一を獲得した。彼らの布団は、身をゆだねると誰しもが「雲の上にいるよう」と表現をするほど。ふかふかで優しく包み込むその布団は、羽毛や化学繊維が主流の時代に、昔ながらの「木綿の力」を信じて作られる。

毎日、材料となる綿作りから始め、2人で1枚の布団を己の手だけを頼りに作り上げる。1日に2~3枚しかできないが、親子のそれぞれへの信頼は厚い。「2人でやるからこそお互いの至らないところに気づき、それを指摘しあうことでより良い物ができる」という。

「木綿布団の技術と文化を次の世代に」と、職人たちへの指導も行う父・正行。一方、息子・拓也は「父の技術を土台としながら新しいことにも挑戦しないと」と、日中の作業後に新しいモノづくりも初めていた。

この夏、岡山県・倉敷から依頼が舞い込んだ。蔵を改装した宿の客室用布団を作ってほしいという。正行の代まで個人客向けに徹してきた老舗「丹羽ふとん店」は、新しいステージでどのような布団を生み出すのか。職人親子の静かで温かな情熱を追う。

『情熱大陸』©MBS

<PROFILE>
丹羽正行
●にわ・まさゆき…1950年 愛知県生まれ。
大学卒業後、「丹羽ふとん店」4代目に。
1986年 第5回技能グランプリ優勝、寝具業界では初となる内閣総理大臣賞受賞。
2009年 藍綬褒章授章。
2013年 第五回ものづくり日本大賞 現代の名工受賞

丹羽拓也
●にわ・たくや…1978年 愛知県生まれ
大学卒業後 大手メーカーに就職後、
2年で退職。「丹羽ふとん店」5代目となる。
2011年 第26回技能グランプリ優勝、厚生労働大臣賞受賞。
布団職歴7年での優勝は寝具業界最速。

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2022年10月9日(日)午後11時~11時30分

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
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Instagram:https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/
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YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChrwWDsptJWqbV_oPKdHk1Q

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