『情熱大陸』海洋生物写真家・峯水亮に密着 息を飲むほど美しい“神秘の生き物”を撮影

エンタメ総合
2022年08月19日
『情熱大陸』海洋生物写真家の峯水亮©MBS

8月21日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 毎週日曜 午後11時~11時30分)に、海洋生物写真家の峯水亮が出演する。

「海洋生物写真家」と聞けば、多くの人はクジラやイルカ、マンタといった誰もが知っている生き物を撮影する様子をイメージするかもしれない。しかし、国内外の写真賞を受賞し、研究者からも高い評価を受ける峯水が被写体として追うのは、広大な海の中で自ら泳ぐことすらままならない小さな“プランクトン”。体長数ミリから数センチ程度の魚や甲殻類、クラゲなどの赤ちゃんを専門に撮り続けている。

ミクロの生命体たちはとてもユニークな姿をしており、あるものは異星人を、あるものは宝石を連想させる。映画「エイリアン」に登場するクリーチャーのモデルになったともいわれる甲殻類「タルマワシ」は、「サルパ」というホヤの仲間を樽のように加工し住処にする。

クラゲに乗って浮遊生活を送るセミエビ類の幼生は、「ジェリーフィッシュ・ライダー」とも呼ばれ、クラゲを自在に操縦し、餌まで獲らせて成長。普段、その存在を意識することすらない小さな生き物たちは、一生懸命に生きている。

番組では、峯水が沖縄・久米島などの海で希少生物の撮影に挑む様子に密着。潮の流れを読み、昼夜を問わずダイブを繰り返す峯水。漆黒の海中に浮かび上がる神秘の生き物は、息を飲むほど美しい。「彼らの命のつなぎ方は、自分たちの想像をはるかに超えている。その世界を、もっと世の中に広めたい」と語る峯水の活動に迫る。

『情熱大陸』©MBS

<PROFILE>
峯水亮
●みねみず・りょう…1970年 大阪府枚方市生まれ。
1990年、二十歳の時、生まれて初めてダイビングを体験。その後、西伊豆大瀬崎でダイビングガイド・インストラクターとして働く。
1997年、写真家として独立。国内外の海でプランクトン(浮遊生物)を撮り始める。
2016年、日経ナショナルジオグラフィック写真賞2016 グランプリ受賞。
2022年、第11回ハムダン国際写真賞1位受賞。
著書に「ネイチャーガイド-海の甲殻類」「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」「日本クラゲ大図鑑」「Jewels in the night sea」などがある。プランクトンを観察する夜のダイビング・イベント「Black Water Dive®」をプロデュースしている。

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2022年8月21日(日)午後11時~11時30分

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組Twitter:@jounetsu
Instagram:https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/
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YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChrwWDsptJWqbV_oPKdHk1Q

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