安藤友香選手、佐藤早也伽選手、上杉真穂選手ら招待選手が「第42回大阪国際女子マラソン」の意気込みを語る

エンタメ総合
2023年01月27日
『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』
『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』招待選手 ©カンテレ

1月29日(日)に開催される「第42回 大阪国際女子マラソン」(『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』としてカンテレ・フジテレビ系全国ネットで1月29日(日)正午~生中継)の招待選手らが、1月27日(金)に大阪市内で行われた記者会見で意気込みを語った。

今大会は、1年半後の「2024年パリ五輪」に向け、2023年10月に行われる「パリ五輪」代表選考会(MGC)で勝つために、そして世界に近づくためのレベルアップを図る「MGC前哨戦」のような位置づけとなる。また、MGC出場権をまだ持たないランナーにとっては、出場切符を獲得する大会となる。さらに、ブダペスト世界選手権(2023年8月)の代表選考レースでもあり、「2時間23分18秒」の派遣設定記録を突破したランナーが代表候補になる。

会見には、招待選手から安藤友香選手(ワコール)、上杉真穂選手(スターツ)、佐藤早也伽選手(積水化学)、?川侑美選手(ユニクロ)、筒井咲帆選手(ヤマダホールディングス)、マウリーン・チェプケモイ選手(ケニア)が登壇。

今回のレースに向けた練習の手応え、タイムや順位の具体的な目標が聞かれると、安藤選手は「これまでやるべきことはやってきたと思うので、それを信じて、自分を信じて、走りたいと思います。目標は、自己ベストを更新したいなと思っているのと、周りの強い選手の胸を借りて、一緒に戦う中で優勝を目指して頑張りたいと思います」とコメント。

上杉選手は「マラソン期間だけしっかりと練習できたというわけではなく、年間を通してずっとしっかりとした練習を積めているので、それがマラソンの結果にも生きてくると思っています。目標タイムは具体的に設定していませんが、ほかの選手と競る中で、自分の持っている力以上のものが引き出せたらタイムもついてくると思っています」と語り、佐藤選手は「今までマラソン練習をしてきた中で、一番良い練習ができたのかなと思っています。目標は自己ベストの更新で、順位は特に考えていません」と話した。

『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』
『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』記者会見 ©カンテレ

今大会が初のフルマラソン出場となる筒井選手は「今までやったことのない距離を練習で何本か走ってきて、予定通りコーチに用意していただいたメニューをこなすことができたので、あとは本番を走るのがすごく楽しみだなという気持ちです。目標タイムは細かく意識はしていませんが、最低限MGCの出場権を獲得したいと思っています」とコメント。

同じく初マラソンの?川選手は「初マラソンなのでトレーニング自体も初めてのことが多かったですが、故障もなく、監督に出された練習はきちんとこなすことができたので、順調に準備ができていると思います。今回は、2時間22分台で走ることを目標にしているので、そこに向けて頑張りたいと思います」と意気込んだ。

また、3年ぶりの海外からの招待選手となるケニアのマウリーン・チェプケモイ選手は「昨年の10月からロングランとスピード練習をしてきて、今は手応えを感じている状態です。目標タイムは2時間18分を目指しています」と明かした。

続いて、MGCファイナリストの3選手がレースプランについて聞かれると、上杉選手は「MGCに向けて、この大阪のマラソンはとても大切な一歩になっていると考えています。自分のテーマとしては、やはりなかなかマラソンで前に出て勝負することができていなくて、そこを目標にレースや練習をしてきたので、今回チャレンジできたらMGCで勝つことにもつながるのではないかなと考えています」とコメント。

安藤選手は「MGCに向けてつながるレースにしたいなと思っているので、今の自分の持っている力もしっかり出しきって、後悔なくゴールできるように頑張りたいと思います」と語った。佐藤選手は「MGCに向けて、他の選手と競り合うようなレースができたらいいなと思っています。今回のレースで自信をつけたいです」と明かした。

また、MGCに対する思いを聞かれた筒井選手は「MGCに向けて、まずこの大会は自分にとってスタートだと思っています。初出場ですが、今大会に向けて約1年間練習をしてきたので、自分の力を発揮できたらMGCにもつながると思っています」と話し、?川選手は「今大会が初マラソンで、ここからが自分のスタートになると思います。今回の目標は2時間22分なので、MGCの出場権を獲得するというよりは、まずはそこの記録にこだわって、自分自身と闘っていきたいと思います」と語った。

『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』
『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』ネクストヒロイン ©カンテレ

さらに、ネクストヒロインの大東優奈選手(天満屋)、矢尾桃子選手(関西外国語大)、古賀華実選手(大阪芸術大)も登壇。大会当日の“裏生実況”(「大阪国際女子マラソン」公式YouTubeチャンネル)でSP解説を務める増田明美が「自分らしい、どんな花を咲かせたいですか?」と質問すると、大東選手は「最後まで怖がらずに積極的な走りをして、きつくなったところで自分の持ち味である粘り強さを出していきたいです。MGCの出場権を獲得して、笑顔でゴールできたらなと思います」とコメント。

矢尾選手は「関西外国語大学のユニフォームを着て走る最後のレースになるので、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを持ちながら、最後まで自分らしく楽しく走って、笑顔の花を咲かせたいと思います」と答えた。

古賀選手は「大学最後のレースになるので、苦しい場面もたくさんあるとは思いますが、それを乗り越えてゴールしたときの達成感や、たくさんの方に応援していただけること、そして陸上の楽しさや新しい魅力を感じたいです。苦しみを追求して全力を出し切って、やり切ったと思える走りがしたいと思っています」と話した。

番組情報

『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』
カンテレ・フジテレビ系/TVer Special Live配信
2023年1月29日(日)正午~午後2時55分

©カンテレ