2022年2月1日にこの世を去った石原慎太郎氏、享年89。没後1年の節目となる2月4日（土）に『波風を立てる男、石原慎太郎～没後1年 その生き様が日本人に問いかけること～』（フジテレビ／関東ローカル 午後4時30分～5時25分）が放送される。
鮮烈な作家デビューから、 弟・裕次郎との絆、そして政界へ。時に物議を醸す発言の一方で、多くの人々に愛された男とは何者だったのか。番組では、石原家の長男・伸晃氏、次男・良純氏、三男・宏高氏、四男・延啓氏の4人の息子たちにインタビューを行い、彼らだけが知る父親としての素顔、そして、病と闘い死と向き合い続けた、慎太郎氏の最期の言葉・秘話を伝える。さらに、未公開の音声やプライベートのホームビデオを初公開。フジテレビの貴重なアーカイブ映像などを交え、父、兄、作家、政治家、夫として5つの人生を生きた男の89年の生き様を余すことなく伝えていく。
番組で初公開されるのは、息子が記録した晩年の慎太郎氏の音声と映像。残された自らの人生を振り返った言葉とは。さらに、2020年にすい臓がんが判明したあとに、慎太郎氏がどうしても行きたいと向かった最後の海。同行したカメラマンが撮影した貴重なプライベート写真も公開する。
また、父の著作を良純氏が朗読。収録を終えた良純氏は、朗読する自分の声を聞いてみて、“記憶の中の父の語り口が蘇ってきて、似ているなあ”と驚いたという。
そして、秘蔵映像として、生前の慎太郎氏に多くの取材を続けてきたフジテレビのアーカイブ映像の中から、数々の秘蔵映像を公開する。慎太郎氏の幼なじみで慎太郎氏と死別後、約1か月後に後を追うように亡くなった妻・典子氏の知られざる貴重なインタビューも。思いのままに生きた夫を支えた妻との知られざる絆に迫る。
プロデューサー：成田一樹（報道番組部）コメント
石原慎太郎氏が89年の生涯で何を思い、何を伝えようとしたのか？ 石原氏を知る生の声を一人でも多く聞くべく取材を始めましたが、同世代の方の多くが既にお亡くなりになっていました。ほぼ1年かけ、14名の関係者にお話を聞かせていただくとともに、貴重な映像や音声などを提供していただきました。皆さんの心の中には、それぞれの慎太郎氏が生きていました。それは、メディアなどで伝えられてきたイメージにとどまらない、彼らだけが知る石原慎太郎氏の姿でした。今回、14名の貴重な証言を紡ぎ合わせることで、石原慎太郎氏が、今のニッポンに問いかけたメッセージが伝わればと思います。
番組情報
『波風を立てる男、石原慎太郎～没後1年 その生き様が日本人に問いかけること～』
フジテレビ（関東ローカル）
2023年2月4日（土）午後4時30分～5時25分