FIFAワールドカップ 2026 アジア最終予選 最終戦「日本×インドネシア」が、テレビ朝日系で6月10日（火）午後7時から生中継される（一部地域を除く）。
アメリカ・カナダ・メキシコの共同開催で2026年6月11日に開幕する「FIFAワールドカップ2026」。その出場権を懸けた熱戦が続くアジア最終予選だが、日本代表は日本史上最速での8大会連続となるワールドカップ進出を決め（開催国のアメリカ、メキシコ、カナダを除き世界最速での出場権獲得）、久保建英（レアル ソシエダ）や遠藤航（リバプール）らを擁する森保ジャパンの実力を証明してみせた。
日本は過去のアジア最終予選を通して初の全戦無敗がかかっていたが、先日6月5日にアウェーで行われたオーストラリア戦で惜しくも敗戦。森保一監督は試合後「非常に悔しい、残念な結果になった」と悔しさをにじませながらも「経験値としては低い選手たちが多くプレーしましたが、自分の良さを最大限発揮する、チームとしても日本らしく戦うというところで最高の準備をしてくれた」と、俵積田晃太（FC東京）、平河悠（ブリストル・シティFC）ら初招集デビュー組の健闘をたたえた。
そして迎えたアジア最終予選の最終戦。インドネシアをホームに迎え、最後の戦いに臨む。オーストラリア戦でも、若手主体のメンバーでチーム力の底上げを図った森保ジャパンは、ワールドカップ出場が決まった後の日本代表メンバー入りへのサバイバルの真っ最中。オーストラリア戦でも途中出場ながら果敢にゴールを狙い攻撃の要となった久保をはじめ、今季フランスリーグで2ケタゴールを記録している中村敬斗（スタッド ランス）、今年5月にドイツへの移籍が決まった鈴木唯人（ブレンビー）、そして、ロス五輪世代の18歳・佐藤龍之介（ファジアーノ岡山）ら多彩なメンバーがそろう。招集27人中7人が初招集。うちパリ五輪世代13人、ロス五輪世代1人、メンバーの平均年齢は24.6歳と日本サッカーの未来を担う布陣となっている。選手たちにとって限られた代表戦でどうアピールするかが重要となるが、果たして今回のインドネシア戦でアピールするのは誰なのか。
そんな激しいサバイバルの中、注目は6月4日で24歳になったスペインで輝く日本の至宝・久保建英。その久保に代表戦前に内田篤人がインタビューを敢行。「ワールドカップが決まっても気は抜けない。これから激しい競争が待っている」と気を引き締める久保だが「（森保監督に）頼ってもらっていると思っているので、負けたら全部僕の責任くらいの気持ちで頑張りたい」と強いまなざししで語った。
また、ワールドカップの目標を尋ねると「まず、ベスト8を超えたい。そのために、僕がめちゃくちゃ活躍できたら幸せかなと思います」と宣言。同世代が多い代表メンバーだが、森保監督からも若い世代のリーダーとして引っ張っていく姿勢を期待されている久保は「プレーで語りたい。プレーで引っ張っていけたら」とコメントした。
今回の相手・インドネシアは、1945年の独立から80年、ワールドカップという夢舞台への道は閉ざされたまま。今大会から出場国が増え、グループ4位以上がプレーオフ進出となる中、前戦では中国に勝利しプレーオフ進出を決めた。
森保監督が「国としてワールドカップ出場を狙いに行ってるなっていうすさまじさを感じる」と語るように、サッカー界の一時代を彩ったスーパースターである元オランダ代表クライファート監督の下、30人の招集メンバーのうち、17人がインドネシア国籍を取得した選手となる。中にはヨーロッパ名門クラブで出場する選手もおり、豊富な経験と技術を持つメンバーを組んできた。悲願の独立後初出場に向け、格上の日本にも果敢に挑んでくるのは間違いない。
テレビ朝日系列では、この日本代表の白熱の試合をナビゲーターに川平慈英、解説に松木安太郎、内田篤人、槙野智章、ゲストに影山優佳という最強布陣で伝える。
番組情報
FIFAワールドカップ 2026 アジア最終予選 最終戦「日本×インドネシア」
テレビ朝日系
2025年6月10日（火）午後7時から生中継
※一部地域を除く
＜出演者＞
ナビゲーター：川平慈英
解説：松木安太郎、内田篤人、槙野智章
ゲスト：影山優佳
実況：吉野真治（テレビ朝日アナウンサー）
インタビュアー：柳下圭佑（テレビ朝日アナウンサー）
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