歴史的海戦を鮮明に描いたR・エメリッヒ監督最新作「ミッドウェイ」9・11公開

映画
2020年06月05日

 太平洋戦争で日本の運命を決した歴史的海戦を鮮明に描いた映画「ミッドウェイ」が9月11日(金)に公開。ティザービジュアルが解禁された。

 本作は、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを、史実に基づき20年に及ぶリサーチを経て描くスペクタクル大作。実在した勇敢な軍人たちの同胞意識と友情、米国の勝利を確かなものにするための彼らの決意と犠牲が描かれる。

 キャストには、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカートのほか、日本からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが参加。山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物をリアルに演じるため、日米の実力派俳優が集結した。
 
 解禁されたティザービジュアルは、「勝利も、敗北も、海は覚えている」という日米両国の兵士に捧げられたコピーとともに、アメリカ軍の急降下爆撃機・SBDドーントレスに乗り込もうとする米軍パイロット・ディック(エド・スクライン)の姿が見て取れる。

 本作についてローランド・エメリッヒ監督は、「多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を、日米の海兵たちに捧げる内容にしたかった」とコメントしている。

「ミッドウェイ」
2020年9月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ウディ・ハレルソン、マンディ・ムーア、ルーク・エヴァンス、豊川悦司、浅野忠信、國村隼、デニス・クエイド
配給:キノフィルムズ|木下グループ

<STORY>
 1941年12月7日の日本軍による奇襲とも言える真珠湾攻撃。戦争の早期終結を狙う山本五十六連合艦隊司令官(豊川悦司)の命により、山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)がアメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな太平洋艦隊司令長官に、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)を立てた。両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。 一方、真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍は、情報部のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)がその目的地をミッドウェイと分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。そして遂にアメリカ軍のカリスマパイロット、ディック(エド・スクライン)率いる上空から攻撃をする戦闘機の空中戦と、山口艦長や南雲艦長率いる海上からの戦艦の砲撃の壮絶な激突へのカウントダウンが始まる──。

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