東山紀之主演、岡田惠和脚本で世界的ヒット作「おとなの事情」をリメイク!共演に鈴木保奈美、常盤貴子ら

映画
2020年07月03日

映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」

東山紀之主演、岡田惠和脚本で世界的ヒット作を日本版にアレンジした映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」が2021年1月8日(金)に公開されることが決定。鈴木保奈美、常盤貴子ら共演キャスト陣も解禁された。

「おとなの事情」(原題:Perfetti sconosciuti/17年公開)は、イタリアのアカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き、世界中で大ヒットを記録。中国、韓国、フランス、ドイツ、ロシアなど18か国でリメイクされ“世界で最もリメイクされた映画”といわれている。

世界各国共通の「おとなの事情」のルールはただ一つ。「スマホのロックを解除し、届く電話・メールの内容は全員に公開すること」。パーティに参加した全員が、バレたら夫婦関係も友情も即崩壊の秘密を抱えながらゲームに参加する。なんとか自分の秘密だけは死守しようと知恵をめぐらせている間にも、とんでもないメールが皆の眼前で届いてしまう。

日本版にアレンジされた本作で、主人公のモテない独身男・小山三平を演じるのは、東山紀之。映画主演は「小川の辺」以来10年ぶりとなる。当初東山は別の役での出演をオファーされたが、脚本を読み「この役ならぜひ!」と自ら志願したという。

共演には、鈴木保奈美、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史と演技派が集結。彼女たちが演じるのは、全員が秘密を抱えた、世代の異なる夫婦。鈴木と益岡が演じる50代のセレブ夫婦、常盤と田口が演じる40代の倦怠期の夫婦、木南と淵上が演じる30代の新婚カップルが、それぞれが絶対にバレてはいけない“おとなの事情”を抱え、互いに暴き合う。

監督を務めるのは、『101回目のプロポーズ』などの光野道夫。脚本は『ちゅらさん』『ひよっこ』などのNHK連続テレビ小説のほか、映画・ドラマ・舞台で数々の名作を生み出してきた岡田惠和。岡田の手によって、世界を沸かせた男女7人の群像劇は、イタリア版「おとなの事情」や各国のリメイク版とは異なる日本ならではの“おとなの事情”が盛り込まれて生まれ変わる。なお本作は、岡田が令和元年秋の紫綬褒章を受賞して以来、初めて手掛けた作品となる。

東山紀之 コメント

この映画は、サスペンスであり、コメディでもあると感じております。
秘密を抱えた人間が、どの様にその場その場をしのいでいくのかを楽しんでいただきたいです。
その先に、何が待っているのかという点は、皆様の心に染みるものがあるのではないかと思います。世界中でリメイク版が公開されておりますが、日本の『おとなの事情』はオリジナル要素が多いので、新作としてお楽しみいただけたらと思います。
人によって見え方が全く違う物語です。ぜひパートナーや友人と観て語り合っていただきたいです。ある人にとってはドキッとする描写がいくつも出てきたり、ある人にとってはある種の共感があるかもしれません。
人生は、きれい事だけではなく、誰しもが時には間違いも起こすものです。そんな誰もが起こし得る状況をハラハラしながらご覧ください。この映画へのさまざまな想いをもっと伝えたいのですが、少しでも口を開いてしまえば、核心部分まで話したくなってしまうので、ここまでにしておきます。ぜひ、劇場で共有しましょう。

鈴木保奈美 コメント

今まで演じてきた中で、たぶん一番嫌な女です、絵里さん。でも大好きなんです。脚本家・岡田惠和さんが、大人のくせにダメダメで、だからこそ愛すべき人間に描いてくださったから。強化合宿のようなリハーサル、格闘技のリングに上がるような撮影の日々を経て。
大人の上質なコメディをお楽しみいただけたらと思います。

常盤貴子 コメント

初めて台本を読ませていただいたとき、これは、大変な撮影になるぞと覚悟をしました。ワンシチュエーションで、ずーっと同じメンバー。最初は不安でいっぱいだったけれど、いつの間にか終わりたくないとすら思うくらいに楽しい日々でした。お正月早々、ご家族みんなで笑っていただけたら幸いです。

益岡徹 コメント

その場の取り決めひとつで、随分と怖い道具になるんだなと思いました。次々に暴露される、絶対他人に知られたくない事。辛辣で、残酷で、でもユーモアがあって、この人たちのその後が気になる映画かと。私はグループ最年長の美容整形の医者。そして彼もまた、恥ずかしい思いをしたり、深く傷ついたりします。程度の差はあれ、みんながみんなそうなるんです。

田口浩正 コメント

まずシナリオが素晴らしかったです。絶妙な“おとなの事情”が描かれています。全てのキャラクターにちりばめられている、愛すべき人間の業の数々。笑ってしまいます。リハーサルを繰り返し台詞と芝居を身体になじませ、本番に挑む。
舞台さながらの緊張感があり、役者冥利に尽きる作品でした。

木南晴夏 コメント

ネガティブな性格で、夫に対して不信感を抱いている、向井杏という役を演じました。
岡田さんこだわりの結末が、日本ならではだと思いました。いろんなことがあっても、それでも前を向いて生きて行こうというメッセージが、コロナ禍前の撮影ではありましたが、今の世の中に通じるものがあると思います。

淵上泰史 コメント

岡田惠和さんの脚本の下、ワンシチュエーションコメディ映画となっております。
僕の役の秘密は…“観てのお楽しみ”と言う事にしておきます。来年この映画が皆様にお届けできる事、そして映画公開に向けて尽力してくださった全てのスタッフに感謝しております。ひとつよしなに。ぜひともお楽しみに。

監督:光野道夫 コメント

「あの時…もしも…」そんな言葉をいつも思い浮かべていたら前に進めない~月が輝いて見えるのは太陽のおかげ…人間だから信頼になり…ドキドキ-ハラハラで生きられる。素晴らしい作品に出来上がりました、キャスト、スタッフのおかげです。

脚本:岡田惠和 コメント

観客として思わず拍手したイタリア映画『おとなの事情』。そのリメイクの脚本を書かせていただきました。リスペクトしつつも、闘いを挑むつもりで取り組みました。思わぬ展開の連続とその先に待っている感動。最高の俳優たちの会話劇を書かせていただき、幸せでした。絶対に楽しんでいただけると確信しております。

作品情報

「おとなの事情」
2021年1月8日(金)全国公開

出演:東山紀之、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美
監督:光野道夫
脚本:岡田惠和
製作・配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作プロダクション:共同テレビジョン

<WEB>
公式サイト:http://otonanojijo.jp/
公式Twitter:@otonanojijo https://twitter.com/otonanojijo #おとなの事情

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