峯田和伸&橋本マナミのコメント到着!映画「越年 Lovers」場面写真も解禁

映画
2020年07月03日

映画「越年 Lovers」の12月公開が決定。作品の舞台となった山形では、全国に先駆けて先行公開される。今回の発表に併せて、メインキャストの峯田和伸と橋本マナミのコメント及び場面写真3枚が解禁された。

本作は、雪に包まれた日本の山形、台湾の首都・台北と彰化県の海辺の町、そしてマレーシア・クアラルンプールという3つの地で紡がれる恋の物語。監督が山形の雪と桜にインスパイアされて撮影が決まったという日本パートでは、久しぶりに帰郷する主人公・寛一を同県山辺町出身の峯田和伸(銀杏BOYZ)が演じる。

寛一の幼なじみで初恋相手の碧を演じるのは、山形市出身の橋本マナミ。美しい山形の雪景色の中で数十年ぶりに再会する寛一と碧の物語のほか、本作では台湾とマレーシアも舞台となり、それぞれの街で素直になれない恋心たちが描かれていく。台湾パートには“ピピ”の愛称で日本でも活躍する、ヤオ・アイニンが出演している。

海外でも人気の岡本かの子の短編小説集に感銘を受けた台湾の実力派女性映画監督グオ・チェンディ(郭珍弟)が脚本・監督を務め、ノスタルジーと旅情を誘う映像美で紡いだ。同じ越年の風景でも北国・山形のマイナス20℃の雪景と30℃を越す灼熱のクアラルンプールとの稀有なコントラストが映し出された本作について、「それは、時に冷め、時に熱を帯びる愛情のプロセスのようでもあった」とグオ監督は語っている。

今回の公開決定を受け、峯田は「写し取られた映像を見ると、まるで北欧映画のワンシーンのようでした。かつて僕が生きていて、そして今は僕だけがいないような山形の静けさの中で、橋本マナミさんと目と目を合わせました。吸い込まれそうでした。真っ白なまま、あたたかい映画になっています」と共演シーンを振り返った。

橋本は「峯田和伸さん演じる寛一と対峙したときに色々な感情が溢れてきましたが、同郷の峯田さんのおかげでリラックスして演じることができました」と撮影時の感想を語った。そして「地元の方も出演者として出られているシーンがいくつかあり、山形ならではの温かさも感じられる作品です。山形の美しい雪景色を舞台にした寛一と碧の純愛を楽しんで頂けたら嬉しいです」とコメントしている。

合わせて解禁となった場面写真は、ギターを片手に優しく碧を見つめる寛一と原作の「老妓抄」を手にする碧の2ショット、久しぶりに会う地元の人々に笑顔で挨拶する寛一、そして雪景色の中に佇んだ碧が笑顔を向けるカットが公開された。

<作品情報>
「越年 Lovers」
2020年12月全国公開

出演:峯田和伸 橋本マナミ ヤオ・アイニン(ピピ) オスカー・チュウ(邱志宇) ユー・ペイチェン(余佩真) ウー・ホンシュウ(呉宏修) 菜 葉 菜 吉村和彬 岡野一平 結城貴史

原作:岡本かの子「越年 岡本かの子恋愛小説集」(KADOKAWA)/「老妓抄」(新潮文庫)
監督・脚本:グオ・チェンディ(郭珍弟)
製作:ジェイアンドケイ・エンタテインメント ダイバーシティメディア 花千樹電影有限公司 現代電影沖印股份有限公司 台北市文化基金会
プロデューサー:片原朋子 吉村和文 Jennifer JAO Shaun CHEN
配給・宣伝:ギグリーボックス

<ストーリー>
越年−新しい年を迎える瞬間の高揚はどこから来るのだろう。きっとそれは、新しいことが始まることへの希望。
いきなり女をビンタした男、初恋の相手に会うために十数年ぶりに帰郷した男、亡き母の家を片付ける女。日本、台湾、マレーシアの年越しの風景の中で不器用な3組の男女が織りなす物語。
愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに、素直になれずにこじれた恋心たちを描く。恋だけが人生じゃない。けれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる恋の物語。年を越えたら、新しい人生に出会えるかもしれない。

(c)2019映画「越年」パートナーズ