大倉忠義×成田凌「窮鼠はチーズの夢を見る」オフショット写真&制作秘話が解禁

映画
2020年09月16日

全国公開中の映画「窮鼠はチーズの夢を見る」より、恭一(大倉忠義)と今ヶ瀬(成田凌)の同棲生活の様子を垣間見られるオフショット写真が解禁。併せて、そのお洒落で計算し尽くされた空間の制作秘話も明かされた。

原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写で、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。主人公・大伴恭一を演じるのは、大倉。そして恭一への想いを募らせる今ヶ瀬渉を、成田が演じる。メガホンを取るのは、日本を代表する映画監督・行定勲。


今回解禁されたオフショット写真は、恭一と今ヶ瀬の同棲生活の様子が垣間見られるものだ。本作で美術を担当した相馬直樹は「恭一の部屋のセットプランを考えるにあたり、前妻・知佳子好みの生活から反動を感じさせることを意識しました」と意図を語る。

その上で「築年数は古く、内装の耐火ボードを剥がしたままのスケルトンな質感を生かしてリフォームしているマンションをイメージしています」と明かした。その言葉通り、打ちっぱなしのコンクリートが特徴的で、木製のインテリアがお洒落に品良くまとまった部屋となっている。

行定監督は「とある出来事があった翌日、ふたりが裸のまま部屋を歩き回る2人のシーンがあるんですが、そのカットこそ男同士ならではのリアリティーがあると思っています。あのシーンを撮りたいがために、部屋の間取りやキッチンのシンクの高さ、カメラ位置が目線になるようになど全部計算してセットを組み撮影に挑みました」と、その緻密に計算し尽くされた空間設計について語った。

キャスト陣の迫真の演技はもちろんのこと、恭一と今ヶ瀬の日々の暮らしを包み込むひとつひとつの空間にも注目だ。また、劇場で販売中のパンフレットには、恭一の部屋の美術設計図も掲載されており、より深く「窮鼠はチーズの夢を見る」の世界を堪能することができる。

<作品情報>

「窮鼠はチーズの夢を見る」
全国公開中

原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲
出演:大倉忠義 成田凌 吉田志織 さとうほなみ 咲妃みゆ 小原徳子

配給:ファントム・フィルム

<WEB>

公式サイト:https://www.phantom-film.com/kyuso/
公式Twitter:https://twitter.com/kyuso_movie

©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会