夏木マリ・竹中直人・土屋アンナら出演決定!「君は彼方」本予告&ポスター解禁

映画
2020年10月12日

 

11月27日(金)に全国公開の映画「君は彼方」より、本予告映像と澪と新の表情が印象的な本ポスタービジュアルが解禁。夏木マリ・竹中直人・土屋アンナら追加キャストも発表され、コメントが到着した。

めまぐるしい変化をみせる、東京・池袋。芸術、映画、マンガ・アニメーションの街としての新しさの中に、どこか懐かしいレトロな部分も持ち合わせている地が本作の舞台だ。監督・原作・脚本は、長編劇場アニメーション作品が本作で初となる瀬名快伸が務める。

主人公・澪(みお)役には、アニメーション初の主役を務める松本穂香。幼馴染の新(あらた)役には、『仮面ライダーエグゼイド』の瀬戸利樹が抜擢された。

そのほか、不思議な世界に迷い込む澪を助ける謎の少女・菊ちゃん役に早見沙織、澪の友人・円佳役には小倉唯。さらに、声優界のレジェンド・山寺宏一と大谷育江がヘンテコなガイド・ギーモン役として、キャリア初の2人1役に挑んでいる。

そしてこの度、新たに夏木マリ、竹中直人、土屋アンナ、仙道敦子、木本武宏(TKO)の出演が決定。澪を支える駄菓子屋の森おばあちゃん役に夏木、“世の境”の番人・殯(もがり)役を竹中、怪しい占い師・織夏役に土屋、澪の母親・沙智役に仙道、忘れ物口の係員役を木本が担当した。

出演にあたり、竹中は「スタジオに入ると瀬名監督が明るく迎えてくださり、とても嬉しかったです。そして、控えめに佇む松本さんに『はじめまして!』とご挨拶すると、『一度共演しています…』と優しくお応え下さり『あっ!そうでした!』と叫び、そのまま意識を失ったのを思い出します」と笑いも交えながら、収録を振り返る。そのほか追加キャスト5名と瀬名監督からのコメント全文は、次ページを参照。

併せて、今回解禁された本予告映像では、澪と新、円佳の複雑な思いから物語が始まる。面倒くさいことが苦手な澪は3人の微妙な関係から逃げるように過ごしていたある日、突然事故に遭ってしまう。

意識を取り戻した彼女が目を開けると、そこにはいつもと違う池袋の街並が。不思議な世界“世の境”に迷い込んでしまった澪は、元の世界に戻るために必要な大切な思い出を探すことになる。しかし、そんな彼女の前に立ちはだかる殯とギーモン…。

果たして澪は、新の元に帰れることができるのか?自分の想いを伝えることができるのか?緻密に表現された池袋の街並み、映画初主題歌となるsajiの「瞬間ドラマチック」にのせて、新に対する彼女の想いが前面に溢れ出す映像だ。

また、青空と夕景の間から飛び出し、互いを強く抱き寄せながら覚悟の表情を見せる澪と新が印象的な本ポスタービジュアルも解禁。そんな2人の過去と未来が交差する青春ファンタジー「君は彼方」は、11月27日(金)より全国公開される。

<動画>

本予告

<夏木マリ コメント>

◆「君は彼方」に参加してみて。

主人公、澪ちゃんにとって神様のような存在でしょうか、、駄菓子屋の森おばあちゃん、
澪ちゃんが強い思いを持って望む世界にいける様に後押ししますが、おばぁちゃんは何者なのでしょう、、、
私自身、青春を過ごした池袋あの場所で楽しみながら演らせていただきました。

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して。

池袋という街は、私の故郷です。
生まれたのは、びっくりガード近くのぬかりや病院、子供の頃、西武と並んでまだ丸物というデパートがあり、私の遊園地でした、、 、
高校は、豊島岡女子学園です。内緒ですけど、駅地下でアルバイトして
ドラムというジャズ喫茶に出ているGSに差し入れを買ってました!
タカセでのつまみ食いも思い出、今は劇場を通じて夢をいただいています。

<竹中直人 コメント>

◆「君は彼方」に参加してみて。

スタジオに入ると瀬名監督がぼくをとても明るく迎えて下さりとても嬉しかったです。
そして控えめに佇む松本穂香さんに「はじめまして!」とご挨拶すると「一度共演しています…」と優しくお応え下さり「あっ!!そうでした!!」と叫び、そのまま意識を失ったのを思い出します。
松本穂香さんの「大丈夫ですか…?」と優しい声に意識を取り戻したぼくは静々と録音スタジオに入りました。
そして私の演じる【殯】があまりにも恐ろしい化け物で驚きました。
そのキャラクターデザインに負けないようにと瀬名監督がぼくに「もっとテンション上げて!もっと!もっと!全然足りない!もっと上げて!もっと!もっと!もっと!」と叫び続け、そのまま意識を失ってしまった事をなつかしく思い出します。
想像を超える楽しいアフレコ現場でした。

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して。

池袋というと幼い頃に聴いた青江三奈さんの「池袋の夜」という歌を思い出します。
池袋というと夜が似合う街、大人の街という思いが子供の頃はありました。
そして多摩美の学生になってから池袋文芸坐を知り、濃い映画通が集まる街というイメージになりました。
そして最近、野田秀樹さんのお芝居で池袋の芸術劇場に2ヶ月ほど通っていたので池袋の街の空気にすっかり馴染み、池袋は芸術をこよなく愛する街なのだと深く感じました。
そして今回「君は彼方」で描かれる池袋はとても美しくロマンチック。
またもや池袋という街の印象が変わりました。常に変化してゆく池袋…
素敵な夢を持った街なのですね。

<土屋アンナ コメント>

◆「君は彼方」に参加してみて。

台本を読み終えた瞬間にこの作品のメッセージに心を奪われました。
自分は死ぬまで夢を追い続けたいタイプの人間。ただ私でも毎日を淡々と生き抜いている現実に目を向ける時がある。
退屈、平凡と感じてしまう人も数多いはず。でも自分の生き方は自分にしか変えられない。
人生、時間をかけがえのないものだと重じて生きようと背中を押してくれる作品だと思います。

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して。

私は渋谷区生まれ。言わば都会っ子(笑)。同じ東京でも池袋はまた違った空気の流れだが、東京を代表する繁華街だ。
常に多くの人々が行き交い、情報交換し、ファッション、食など最先端を先取りしている場所。
人は刺激的なそんな町で楽しみも苦しみも経験する。だから私にとっての池袋は学びの場所。

<仙道敦子 コメント>

◆「君は彼方」に参加してみて。

アニメーション映画のアフレコに初めて参加させて頂きました。
瀬名監督のご丁寧なご指導の元、とても楽しく貴重な経験が出来ましたし、神聖な気持ちで臨みました。
又、当日は以前親子役でご一緒した大好きな松本穂香ちゃんとの再会も出来て、本当に嬉しい時間を過ごしました。

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して。

私にとって池袋は、様々な劇場があったり、鬼子母神神社の手作り市であったり、文化交流の盛んな街という印象が強くあります。そして、近年益々変化をしていますね。
物語は、壮大なテーマでありながら誰もが一度は感じる大人になる一歩を描いています。
そんな、池袋が舞台になった「君は彼方」、劇場で拝見するのが楽しみです!

<木本武宏(TKO)コメント>

◆「君は彼方」に参加してみて。

瀬名監督からのアドバイスはただひとつ「木本さんだと分からないようにしてください」
…一瞬???でした(笑)。
ただ、確かに、そりゃそうです。
なので、現場では「いいです!木本さんじゃない!」という声を頂くまで必死でやりました。
いい経験でめちゃくちゃ楽しかったです。

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して。

元々は滅多に行かない場所で、ヤンチャの若者が支配している街のイメージが強かったのですが、今はサブカルやエンタメいえば池袋なイメージですし、何より一番好きなハンバーグ店とサウナ店があるので頻度高く行く街になりました。
とにかく変貌のスピードが目まぐるしい街です。

<監督・原作・脚本:瀬名快伸 コメント>

本当に素晴らしい役者の皆さんに命を吹き込んでいただきました。
シーンの雰囲気、キャラの感情にぴったりと合うまで何度も何度も演技を重ねてもらったことでアニメという枠を飛び越えたリアリティを表現出来たのではないか。と思っています。
コロナ禍の閉塞した世の中、キャラに宿っていく命の輝きを見て聞いて、この世界に光の希望を感じていただける作品になった。と思いました。
人の絆、思いを伝えること、生きることへの感謝。ぜひ劇場で感じていただければと思います。

<作品情報>

「君は彼方」
2020年11月27日(金)TOHOシネマズ池袋ほか全国ロードショー

出演:松本穂香 瀬戸利樹
土屋アンナ 早見沙織/山寺宏一 大谷育江/木本武宏(TKO) 瀬名快伸/小倉唯 仙道敦子
竹中直人 夏木マリ
主題歌:『瞬間ドラマチック』/saji(キングレコード)

監督・原作・脚本:瀬名快伸

配給:エレファントハウス、ラビットハウス

公式サイト:http://www.kimikana.jp/
公式Twitter:@kimikana_movie
公式Instagram:@kimikana_movie

©「君は彼方」製作委員会