12月4日(金)に全国公開を迎える映画「ミセス・ノイズィ」。主人公・吉岡真紀を演じる篠原ゆき子が第59回アジア太平洋映画祭で主演女優賞を受賞し、コメントが到着した。
本作は、第32回東京国際映画祭・スプラッシュ部門のワールドプレミアで大反響を呼び、劇場公開が熱望されていた衝撃の問題作だ。
ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込み、やがて2人の女性の運命を狂わせる大事件へと発展。「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、現代の社会事情も絡みつつ思わぬ方向に事態が進んでいき、サスペンスフルな展開が繰り広げられる。
構想3年、あらゆる争いについての普遍的真理をテーマにした、天野千尋監督によるオリジナル脚本の意欲作だ。先日開催された北米最大の映画祭・JAPAN CUTSでも、観客賞受賞という快挙を果たしている。
主人公の小説家・吉岡真紀を演じるのは、篠原ゆき子。謎の隣人夫婦役をオーディション選出の大高洋子と宮崎太一が演じた。そのほか、長尾卓磨、米本来輝、和田雅成、田中要次、洞口依子、風祭ゆきといった名優が脇を固めている。また、真紀の娘役を人気ユニット「Foorin」のメンバー“ちせ”こと、新津ちせが演じているのも話題に。
そしてこの度、篠原が第59回アジア太平洋映画祭において、主演女優賞を受賞。発表にあたり「以前、高崎映画賞で『共喰い』で新人賞をいただいてから、いつか主演女優賞をという目標がありました。今回賞をいただいたという連絡があったのですが、トロフィーが届くと言われて半年近く経ち、やっぱりガセネタだとの心づもりでいたら、こんな立派なトロフィーをいただき、最高に幸せです」と、喜びのコメントを寄せている。
<作品情報>
「ミセス・ノイズィ」
2020年12月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:篠原ゆき子 大高洋子
長尾卓磨 新津ちせ 宮崎太一 米本来輝
洞口依子 和田雅成 田中要次 風祭ゆき
監督・脚本:天野千尋
配給:アークエンタテインメント
<WEB>
公式サイト:http://mrsnoisy-movie.com/
公式Twitter:https://twitter.com/MrsNoisy_movie
©「ミセス・ノイズィ」製作委員会