明石家さんま劇場公開アニメを初プロデュース!映画「漁港の肉子ちゃん」公開決定【コメントあり】

映画
2021年01月01日

明石家さんまが、惚れ込んだ小説を元に、劇場公開アニメ映画を初プロデュースする。原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」。

監督は、「ドラえもんのび太の恐竜2006」「海獣の子供」で監督を務めた渡辺歩が担当し、「かぐや姫の物語」「海獣の子供」で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一がキャラクターデザイン・総作画監督を務め、脚本は「凪のお暇」などの大島里美、アニメーション制作を圧倒的クオリティーと世界観で世界中に多くのファンを持ち、「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」「映画 えんとつ町のプペル」のアニメーション制作をしたSTUDIO4℃が手掛ける。

漁港の船に住む2人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描いた本作の劇場公開が決定し、洗濯物が掛かる船の上にいるお団子を持った笑顔の母・肉子ちゃんと、読書に集中する娘・キクコが描かれたビジュアルが公開された。超特報では、「大きくて、まん丸で底抜けに明るい肉子ちゃんがみんなに幸せを運んでくれる」というナレーションが入り、数枚の絵コンテからも、全てを包み込んでくれそうな優しくて大らかな肉子ちゃんの姿が映し出される。アニメーションとなることで、肉子ちゃんが、よりいっそうパワフルでハートフルなキャラクターとして描かれる期待の膨らむ仕上がりとなっている。“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまが、日本中に元気する、心温まる感動のエンターテイメント、劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」は、2021年初夏公開予定。


◆企画・プロデュース:明石家さんまコメント

「西加奈子さんが直木賞を受賞された直後、本屋さんに『サラバ!』が置いてあって、それでパッと本をめくったらエジプトの人間は「かわいいね」「儲かりまっか」「明石家さんま」という日本語を知っているみたいなことが書いてあったので、これは“明石家さんま”が出てくる話やなと思って買って読んだら、その1行しかでてこなくて(笑)。その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで『漁港の肉子ちゃん』に出会いました。大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。『漁港の肉子ちゃん』はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください」

◆原作:西加奈子コメント

Q:さんまさんプロデュースでアニメ映画化のお話を最初に聞かれた際について教えてください。 
A
:さんまさんは、自分が小さなころから知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、信じられない思いでした。
Q
:さんまさんと初めてお会いになった際のさんまさんの印象はいかがでしたか?
A
:直木賞を頂いた後に、『さんまのまんま』という番組に出演させていただきました。初めてお会いしたさんまさんは人間ならざる存在感で、近距離で「めちゃくちゃ大きな祭」を見ているような気持ちになりました。
Q
:小説「漁港の肉子ちゃん」をどのような思いで書かれましたか?
A
:私の理想の世界を描きました。自分で書きながら、全ての登場人物を愛さずにいられませんでした。

◆監督:渡辺 歩コメント

「さんまさんがアニメーションにチャンスを下さったのが何よりもうれしいです。さんまさんは、お打ち合わせさせていただくたびに“気付き”を下さいます。『大切なのは作り手が面白いと思うこと』この御言葉を常に胸に勤しんでます。西先生の書かれる小説はどれも映像的要素が満載で好きです。肉子ちゃんのある意味ファンタジー味すら感じる強烈なキャラクターに魅了されました。見てくださった方が、他の誰かに教えたくなるような映画を目指したいです」

映画「漁港の肉子ちゃん」2021年初夏公開予定

企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」
監督:渡辺 歩 キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一 脚本:大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

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