上田竜也、堂本光一は「ジャニーさんの申し子」

映画
2021年02月01日

映画「Endless SHOCK」

堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」が初の映画化。公開初日を迎えた2月1日、東京・帝国劇場から全国82か所の映画館に向けて舞台あいさつがライブ中継され、堂本光一、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里が登壇した。

堂本の「取りあえず(自分が)スクリーンの大画面に耐えられているか心配なので、手短に終わりたいと思います(笑)」というユーモアを織り交ぜたコメントから舞台あいさつがスタート。

『SHOCK』シリーズ初演から20年の歴史の中で初の映画化とあって、ヒロイン・リカ役の梅田は「ここに来させていただく前に、最寄りの映画館でもやってるなと思って席を選べるサイトを検索したら、もうビッシリ席が埋まっていて。朝からたくさんの方に見ていただいているんだなって本当にうれしく思います」と喜びもひとしおの様子。

長年本公演に出演しているふぉ~ゆ~の越岡は「既に映画を見た方もいるんですよね? どうでしたか? 光一君、素晴らしいでしょう!」と先輩を称えつつ、「今、大画面で僕が映ってるわけですね? この時間は僕がひとり占めしようと思います!」とウキウキした表情。同じくふぉ~ゆ~の松崎も「全国82か所の映画館の中になんと! 僕の地元である春日部まであるんですね~!」と浮足立った様子で、越岡に「なかなか地元言うアイドルいないんだよ!(笑)」とツッコまれていた。

一方、オーナー役の前田は「皆様に最高の映像を見ていただけることになりました。光一さんの魅力、上田さんの魅力が存分に見られます。とっておきのシーンがたくさんございます。存分にご覧になった後は、こちら帝国劇場に足を運んでいただけたらと思います」と落ち着きあるコメントを。

本作は、昨年2月の緊急事態宣言発令に伴う公演中止を受け、堂本いわく「オレの老後の楽しみにと思って」撮影されたもの。その後、映画として上映することが検討され公開に至った。

「映画にしようと聞いたときは、『すっげぇ面白いな!』とめちゃめちゃ興奮しました。光一君ってジャニーさんの申し子みたいなところがあって、普通の人じゃ思いつかないような発想力がある」と上田。梅田も「この間、稽古場で光一さんが『ユーたちさぁ』ってサラっとおっしゃってたんです」と。共演者からの証言に、堂本は「いやいや、とてもジャニーさんにはなれないですよ(笑)」と謙遜していた。

ふぉ~ゆ~の2人は今回が初の映画出演。「銀幕デビューって言うんですか? それをこんな形でできるとは思ってなかったです。便乗ですいません!(笑)」とちゃっかり感を強調する越岡。松崎も「すいません、ありがとうございます! 英語でひと言で言うなら、アンビリーバボー! これですね!」と。唐突な松崎の発言に「全国の映画館がザワザワザワ~…ってなってるよ。すっごい想像がつく」と堂本が脅かすと、「すいませんでした! この通りです!」と無表情で直立する松崎。すかさず堂本、上田、越岡が「どの通りだよ!」とツッコむコントのようなやりとりに、前田、梅田も爆笑していた。

全国の映画館に向けて、「拍手したいなと思う瞬間があったら、ぜひ映画館でも拍手して見ていただけたらうれしいです」と堂本。「ただ、こうやって『マツザキ~~~!!!!(野太い声)』っていうのはやめてほしいですね」と後輩をオチに“歓声はNG”と伝えることも忘れず、さすがのトーク力でファンを楽しませた。

映画「Endless SHOCK」
2月1日(月)より2週間限定上映

配給:東宝映像事業部

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