桜井玲香、精神年齢は60歳?心理テストにタジタジ「シノノメ色の週末」大ヒット御礼舞台あいさつ

映画
2021年11月18日
©2021「シノノメ色の週末」製作委員会
©2021「シノノメ色の週末」製作委員会

公開中の映画「シノノメ色の週末」の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、穐山茉由監督が登壇した。

本作は、2019年9月に乃木坂46を卒業後、女優として活動し、数々の舞台に出演するなど注目を集めている桜井の初主演映画。桜井演じる美玲と、高校時代の同級生でシノノメ女子元放送クラブのメンバー・まりりん役を岡崎が、アンディ役を三戸が演じる。監督は「月極オトコトモダチ」で国内外から高い評価を受けた穐山茉由。

11月5日(金)に公開を迎えるとミニシアター週末観客動員ランキング5位を獲得し、翌週には公開劇場が21劇場から37劇場へ増えるなど大好評を博している。この大ヒットを記念して舞台あいさつが行われた。

まず始めに、桜井が満席の観客を前に「無事に今日を迎えられてうれしいです。短い時間ですが、よろしくお願いします」と感慨深げにあいさつ。穐山監督も「3人とそろってまた舞台あいさつができることをうれしく思います」と笑顔を見せた。

MCが上映劇場が増えていることに触れると、桜井は「公開を迎えて2週間くらいがたちますが、こうして日に日に盛り上がっているというのは、見てくださる方々に支えられてこそだと思うので感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。続く岡崎も「たくさんの感想やお声を私も見てうれしくなります。皆さんが愛して育ててくれている作品だなあと、すごく感じます」と話した。

そして、30歳の時から会社員をしながら映画学校に通って監督の道に進んだという穐山監督は「私自身が30歳を越えてから映画を作り始めたというのもあって、映画にたどり着く前に20代後半に自分も感じていたモヤモヤしていた時期というのを舞台にしています。その時期を越えて作った映画なので、こういった形で皆さんにご覧いただくというのは、ありがたいなという気持ちです。大人になってからでも新たに何かを始めてみようという前向きな気持ちなっていただけたらうれしいです」と自身のエピソードを交えて作品への思いを語った。

本作は、主演の桜井が中心となってこの日までに全国各地で舞台あいさつを実施。この日が22回目の舞台あいさつになったことについて聞かれると、桜井は「22回もできたということ、無事完走できたということがうれしいですし、直接作品に触れてくださる皆さんとこうして至近距離で顔を合わせて同じ時間とか空間を共有できるということは、あまりないことだと思うので、この作品に携われて良かったなあって、熱い気持ちでいっぱいになりました」とこれまでに行った舞台あいさつに想いを馳せた。

一方、スケジュールの都合でこれらの舞台あいさつにあまり参加ができなかったという三戸は「隙あらば行きたかったです…。一緒に周りたかった、ついて行きたかったという気持ちを持って遠くから応援していました」と、残念がる場面も。

また、廃校となってしまった母校に忍び込む卒業生を演じた3人に、「許されるなら、どこにでも行けるなら、忍び込みたい場所は?」と作品に絡めた質問が。桜井は悩みながらも「遊園地とか! 誰もいない遊園地、友達と貸し切りだったら絶対楽しい!」と回答。

岡崎は「どこにでも行けるなら、深海に行きたいです。大好きなんです、何がいるか分からないあの感じ。潜水艦みたいなのに忍び込みたいです」と答え、三戸は「私はロケット。紗絵ちゃんが深海で、私は空に。火星とか行ってみたい」と大胆な理想を告白した。

3人のキャラが見事に分かれ、まるで劇中での10年来の同級生さながらのチームワークを見せた3人は、撮影現場でよく占いの話をしていたという。そこでイベントでも、事前に詳細を一切伝えずに精神年齢心理テストと憧れの理想像心理テストを実施。

まず1問目は「大人になり切れない女子」を描いた本作にちなんだ精神年齢の心理テスト。岡崎には「20代。ただ、少し背伸びをしてしまうところがあります」、三戸には「10代。天真爛漫な素直さが魅力です」との分析が発表されると、それぞれ思い当たる節があるのか、納得げな様子。しかし、最後に桜井が選んだ選択肢の結果はなんと「60代」。これには桜井自身も苦笑いだったが「相手のことも自分のことも理解することができる」とMCから追加の情報が伝えられると「さすが、シノノメのキャプテンですから!」と岡崎と三戸が深くうなずいた。

続く2問目の憧れの理想像心理テストでの桜井の結果は「甘えんぼ」。結果を聞いた桜井は「切実…」と、またも戸惑いの様子を見せる瞬間もあったが、岡崎が「キャプテンだから、人に甘えるってことをもっとするってことですよね。周りを頼っていいんだと」とフォロー。桜井は「頼りまくってるけどな~」と、主演映画を支えたチームへの信頼感をうかがわせた。

この盛り上がりで時間ぎりぎりまで”女子会“状態となった舞台あいさつだが、最後は代表して桜井が「この作品の見どころとしては今日のこの3人でのクロストーク、そのまんまのシーンがたくさん出てくるところです! あとは、コロナ禍で自分と向き合って苦しくなる瞬間が皆さんそれぞれあったと思うんですけど、そんな自分に寄り添ってくれるし、あらためて自分と前向きに向き合えるような、そんな気持ちになれる映画になっていると思います。皆さんぜひ温かく、ゆったりとした気持ちで見ていただけるとうれしいです」とメッセージを送った。

イベント情報

映画「シノノメ色の週末」大ヒット御礼舞台あいさつ
2021年11月17日(水)イオンシネマ シアタス調布 スクリーン1
登壇者:桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、穐山茉由監督

作品情報

「シノノメ色の週末」
公開中

配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:https://shinonome-weekend.com

©2021「シノノメ色の週末」製作委員会

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