中井貴一主演映画「大河への道」特報映像解禁 部下役・松山ケンイチと見事な掛け合い

映画
2021年12月20日
©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
©2022「大河への道」フィルムパートナーズ

立川志の輔の創作落語を原作とした中井貴一主演の映画「大河への道」(2022年5月20日(金)公開)より、特報映像が初解禁された。

原作は立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語-大河への道-」。中井が原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら志の輔に映画化の直談判をしたことをきっかけに制作された。

千葉県香取市で、市役所の観光事業として、初めて日本地図を作った郷土の偉人「伊能忠敬」を描く大河ドラマの開発プロジェクトが始動。総務課主任・池本(中井)は、ひょんなことから観光課の課長・小林(北川景子)によって開発担当に任命される。池本はお調子者の部下・木下(松山ケンイチ)と共に、今は引退したという噂の大物脚本家・加藤(橋爪功)をなんとか口説いて脚本の執筆を依頼するが、思いもよらぬ発見が加藤から池本に伝えられる。なんと、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないというのだ。

さらに、舞台は200年前へ。江戸下町の伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井)と助手の又吉(松山)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた…。果たして200年前の江戸時代に何が起こるのか。解禁された特報映像は、この先の展開に期待が高まるものとなっている。

また、中井と松山は2012年に放送された大河ドラマ『平清盛』以来の共演。本作では、市役所総務課の上司と部下という関係を演じる。松山は中井との共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」とコメント。特報のラストには、名優二人の演技の掛け合いを存分に楽しめるシーンも収められている。

映画「大河への道」特報映像

作品情報

「大河への道」
2022年5月20日(金)全国公開

出演:中井貴一 松山ケンイチ 北川景子
原作:立川志の輔「伊能忠敬物語−大河への道−」(2022年1月5日よりPARCO劇場にて再演/漫画版:小学館ビッグコミックオリジナル増刊号にて連載中)
脚本:森下佳子
音楽:安川午朗
監督:中西健二

製作幹事:木下グループ
製作プロダクション:デスティニー
配給:松竹

©2022「大河への道」フィルムパートナーズ