松平健が「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ウンパルンパ役の日本版声優に「小さいけれども大きなプライドを持つこの役がかわいい」

映画
2023年11月09日
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」松平健 © 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(12月8日(金)全国公開)より、松平健がウンパルンパ役の日本版声優に決定し、コメントが到着した。

本作は、「ハリー・ポッター」シリーズ(2001~2011)のプロデューサーが超豪華キャスト&スタッフを迎えて贈る、歌と魔法と感動のファンタジー超大作。若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。世界中をとりこにしたファンタジー『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長、ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が今、明かされる。

幼い頃から、いつか母と一緒においしいチョコレートの店をつくろうと夢見ていたウォンカは、夢をかなえるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べる、誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間にみんなをとりこにし、ウォンカは一躍人気者となる。

しかし、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。そう、ここは夢見ることを禁じられた町。さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れる。果たしてウォンカは無事にこの町にチョコレート店をつくることができるのか。

ウンパルンパは、ジョニー・デップがウィリー・ウォンカ役を演じて大ヒットを記録した映画「チャーリーとチョコレート工場」で、チョコレート工場の従業員という役どころで登場し、その奇抜なキャラクターと一度聴いたら耳から離れない歌とダンスによって、一躍世界中から注目を集めた人気キャラクター。

本作ではウォンカの部屋に忍び込み夜な夜なチョコレートを盗む一方で、ウォンカの窮地に現れ、時には力を貸してくれる謎の小さき紳士として描かれていて、「ラブ・アクチュアリー」(2003)など数多くのロマンティック・コメディに出演した名優ヒュー・グラントが演じることでも大きな話題に。

そんなウンパルンパ役の日本版声優を、松平健が務めることが決定。近年「マツケンサンバⅡ」が再ブレイクするなど、常に第一線でエンタテイメントを提供し続け、若い世代はもちろん老若男女問わず絶大な人気を集める松平は、ウンパルンパというキャラクターが放つ楽しさと、数々の作品に出演を続けるヒュー・グラントと肩を並べる実績を併せ持つ人物として打診された。

オファーに対して松平は「吹替経験は少ないので少し不安はありました。ただ、役がかわいくて、普通の人をやるよりもすごい変わった役だったので面白いなと思いました」とウンパルンパのキャラクターに惹かれたことが、決め手だと明かした。

ウンパルンパは「小さいけども強いプライドがあって、かわいい」キャラクターだが、歌のアフレコ収録は難しかったようで「聞いてたら簡単なリズムな歌なんですけど、歌ってみたら難しい歌でした」とその苦労を語った。また、「ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っているんで」と、劇中でも登場するウンパルンパの踊りをまねしながら歌うお茶目な姿も披露している。

ベテランでありながら常に新しいことに挑戦し、話題に事欠かない松平。ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が描かれる本作にちなみ、今後の自身の夢について聞かれると「今は自分が夢を持ってというよりも、企画を出す若いスタッフがどんどん育っているので、その人たちの提案する企画にチャレンジしていくことを大切にしています。若い人の才能がどんどん、新たな松平健を広げてくれていってますし、その人たちの夢に貢献することが今の夢です」と、まさに本作の主人公ウォンカのような若き挑戦者の夢を支える、思わず胸が熱くなる言葉も飛び出した。

続けて「この作品はすごい夢があったり、家族愛、そして友情、いろんなことが描かれていますが、とにかく楽しい作品です。歌あり、踊りあり、いろんなものが詰まったファンタジーなのでぜひご覧いただきたい」と公開を楽しみにしている方々に向け、メッセージを送った。

なお本作には、主人公のウィリー・ウォンカ役を日本レコード大賞受賞の5人組男性アーティスト・Da-iCEのボーカルを務める花村想太、ウォンカの相棒的存在となる少女・ヌードル役に楽器を持たないパンクバンドBiSHのボーカルを務めていたセントチヒロ・チッチ、チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長役として、大人気のお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平、さらに謎に満ちたチョコレート中毒の神父役として相方の松尾駿が担当するなど、アーティスト、俳優、芸人、ミュージカル声優、声優と各界の実力派が集結。

そんな“完全吹替版”の日本版本予告も解禁。世界一のチョコレート店を開くという亡き母との約束をかなえるため、主人公ウォンカが、ひとりぼっちの少女ヌードルなど一風変わった宿の住人たち、そして小さな紳士・ウンパルンパと共に、ウォンカの夢を阻む“チョコレート組合3人組”に立ち向かう姿が描かれている。

製作発表会見時に解禁された完全吹替版予告のシーンに加え、悪事に手を染める警察署長が、ウォンカの顔を噴水へと突っ込み、理不尽な罰を与える悪役っぷりや、神父がキリンに追いかけられ慌てふためく様子なども追加。豪華吹替キャスト陣のハマり役具合がよく分かり、完全吹替版への期待が高まる予告映像となっている。松平によるコメント全文と、完全吹替版の本予告は以下を参照。

松平健 コメント
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」松平健 © 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

◆今回、松平さんが日本版声優を演じるウンパルンパは、どんなキャラクターですか? またこの役のオファーが来た際は率直にどう思われましたか?

人間からは離れた島でカカオ豆を育てながら平和に暮らしていて、小さいけれども大きなプライドを持つオレンジ色の紳士で、ウォンカのチョコを盗んだり、はたまたピンチを救ったりして物語に関わっていくキャラクターです。吹替経験はあまり多くないので、少しだけ不安はありましたが、この役がかわいくて、普通の人の役をやるよりもすごく変わった役だったので面白いなと思い、参加を決めました。

◆ウンパルンパを演じるヒュー・グラントのお芝居はいかがでしたか。

非常に紳士的で、気位が高いなぁと思いました。特にこの作品の中では、キャラクターを踏まえて相手を下に見て偉そうにしゃべるという演技をされていて、その演出も相まって全く違和感がないお芝居だと感じました。

◆アフレコ収録を振り返ってみていかがでしたか? 苦労した点など教えてください。

劇中では、「ウンパルンパ1」「ウンパルンパ2」「ウンパルンパ3」という3曲を歌うシーンがあるんですが、そこが難しかったですね。聞いてみると、簡単なリズムの歌なんですが、実際に歌ってみたら独特のテンポで。ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っている、ということもあり監督の指示で膝を屈伸する動きをしながら本番でも収録しました。

◆本作は全編13曲もの歌が登場しますが、松平さんにとっての音楽活動についてお聞かせください。また、一緒に楽曲制作もされている、出演キャストのチョコレートプラネットについても印象をお聞かせください。

俳優という仕事をやってきてあるタイミングから音楽にもチャレンジしたのですが、「歌」というのは、聴いてる人たちを笑顔にしたり、明るく元気にさせることができるので、「皆さんに笑顔を届けたい」という気持ちで活動しています。チョコレートプラネットのお二人は多才ですね。何でもできてしまう。あの楽曲(チョコレートプラネット長田が制作し、松平がカバーをした楽曲「パンダピラニア」)は彼らからお話を頂いて、音楽のリズムがすごく楽しかったので、参加させていただきました。

◆「夢を見ることから全てははじまる」という本作のテーマにちなみ、今後チャレンジしたいことはありますか? また、夢を持てない、夢に向かっていくことが難しいと考えている人に人生の先輩としてどんなメッセージを贈りますか?

今は自分が夢を持ってというよりも、企画を出す若いスタッフがどんどん育っているので、その人たちの提案する企画にチャレンジしていくことを大切にしています。若い人の才能がどんどん、新たな松平健を広げてくれていってますし、その人たちの夢に貢献することが今の夢です。何やってもダメだ、とすぐ諦めてしまう人も多いですけど、何か一つ好きなことを追求するのも良いと思います。大きな夢じゃなくても、小さい夢でもとにかく好きなこと一つあれば、それを突き進めていくことで道が開けることもあると思います。

◆公開を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

この作品では夢、家族愛、そして友情といろんなことが描かれていますが、とにかく楽しい作品になっています。歌あり、踊りあり、ドラマありのいろいろなものが詰まったファンタジーになっているのでぜひご覧いただきたいです。

完全吹替版 本予告

作品情報

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」
2023年12月8日(金)全国公開

監督・脚本:ポール・キング(『パディントン』(2016)『パディントン2』(2018))
製作:デイビッド・ヘイマン(「ハリー・ポッター」シリーズ)
原案:ロアルド・ダール
出演:ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン(「ミスター・ビーン」シリーズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/wonka/
公式X:@WonkaMovie_jp
公式Instagram:@wonkamovie_jp

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