大トリは浜崎あゆみ!「a-nation」最終日レポート

音楽
2017年08月28日

「a-nation 2017」 今年で16周年を迎えた国内最大級の夏フェス「a-nation 2017」の2日目が東京・味の素スタジアムで8月27日に開催された。

 オープニングアクトには、GIRLFRIENDとRICKEY&RABBIEの2組が登場。トップバッターとして登場したBLACKPINKは、セクシーなダンスとともに「BOOMBAYAH」を披露した。JENNIEを3人で抱き上げるパフォーマンスで会場を盛り上げた。a-nationに出演できたことへの感謝の気持ちを伝えて、ラストに最新曲「AS IF IT’S YOUR LAST」で魅了した。

 Happinessはダンサーを引き連れ、ネオンを基調としたカラフルな衣装で「Holiday」「Ordinary Girls」「Love Wonderland」などで盛り上げる。「Happinessとしてa-nation初出場ができて、うれしい気持ちでいっぱいです!」と観客に向かって叫び、最新曲「GOLD」を熱唱した。

「楽しんでますか!?a-nation」と、白の法被姿で「愛しい人へ」を歌いながら登場したET-KING。うちわとタオルを振り回して「キラッ☆サマー」などサマーソングで熱気を高め、メンバーそれぞれの想いを胸に、これまで以上に力強いパフォーマンスを見せた。続く、メロディックパンクバンドのSWANKY DANKは迫力のあるサウンドを聞かせた。

 中盤戦を盛り上げたのは、MY FIRST STORY。「ALONE」から新曲「REVIVER」まで激しく盛り上げ、「かかってこい!!」というHiroのあおりから「不可逆リプレイス」をパフォーマンスした。

「a-nation盛り上がってますかー!?」と叫びながら「拝啓、いつかの君へ」でステージに現れたのは感覚ピエロ。話題の「O・P・P・A・I」を熱唱し、軽やかなリズムで歌い上げる刺激たっぷりなライブを見せた。

 スカルをバックに、フードを目深に被って登場したVAMPS。HYDEの妖艶な歌声で「UNDERWORLD」「CALLING」で聞かせると「正義の中にも罪がある!」フラッグを担ぎ、拡声器を用い、会場全体をウェーブに巻き込んでいく。あおりを入れながら「INSIDE OF ME」「B.Y.O.B」など全6曲を壮大な世界観とともに歌い上げた。

 iKONは新曲「BLING BLING」を韓国語で歌いながら登場。熱狂的な声援を受けながら「すごい景色ですね」とひと言。昨年より上達した日本語でMCを披露し、ラストには「DUMB&DUMBER」「B-DAY」で場内を沸かせた。

 TRFはDJ KOOのギターなど、趣向を凝らしたパフォーマンスをはじめ、「CRAZY GONNA CRAZY~EZ DO DANCE」のメドレーでは、アクトダンサー総勢77人と共にダイナミックなステージを作り上げた。

 GENERATIONS from EXILE TRIBEは、オープニング映像から大歓声を浴びながら登場。「Y.M.C.A.」では「皆さんの声を聞かせてください!」と会場を盛り上げ、新曲「空」をはじめ、「Hard Knock Days」「AGEHA」など、バラードからアッパーソングまで披露した。

 終盤は、Beverlyが登場。大躍進のきっかけとなった「I need your love」を伸びやかなハイトーンボイスでシャウトした。

 続いて、大歓声の中で登場したのはD-LITE(from BIGBANG)。「D-Day」「VENUS」と爽やかなナンバー後のMCで「帰りたくなくなる」と名残惜しそうに言いながらも「みんなで飛んでみましょう!」と盛り上げた。「じょいふる」では、オーディエンスとの掛け合いを楽しみ、ラストソングの「ナルバキスン(Look at me, Gwisun)」では、男前パフォーマンスで盛り上げた。

 最終日の大トリを飾るのは、浜崎あゆみ。ファイヤーボールとアクロバティックなアクションで繰り出される中「talkin’2 myself」からスタート。迷彩柄ミニワンピで「Fly high」を熱唱し、柔らかな白ドレスへチェンジすると「fairyland」では軽やかに、「HANABI」ではしっとりと、夏の定番ナンバーを夜空に響かせた。
 「もっともっと盛り上がっていきましょう!」という掛け声に、観客は光るウチワで応える。浴衣姿に着替えたAyuを乗せたトロッコが会場を一周。「Sunrise~LOVE is ALL~」を先陣に「Boys&Girls」で観客とハイタッチを楽しんだ。ラストはTシャツとショートパンツで歌い上げる「You&Me」「BLUE BIRD」。「今年の夏の思い出、たくさん思い出しながら歌ってください」とメッセージを伝えると、ラストソング「July 1st」を全開の笑顔で歌い上げた。