STU48「4周年コンサート」を開催!5年目に向けてのスタートと飛躍を誓う【レポート】

音楽
2021年03月15日

瀬戸内7県を拠点に活動をするSTU48による「STU48 4周年コンサート」が、3月13日(土)に広島サンプラザホールで行われた。昼夜2部制で行われた公演の模様を以下でレポートする。

昼・夜とサブタイトル、セットリストを変えてそれぞれにストーリー性を感じさせる演出で昼公演「〜僕らはここからが凄いぞ〜」では全38曲、夜公演「〜未来を探しにいこうか?〜」では全23曲を昼夜合わせ約4000人のファンの前で披露し、新しい5年目のスタートを切った彼女たち。

まず昼公演では新制服での登場と共に、STU48では初となるダンスで見せる「Overture」での新たな試みから幕を開ける。「STU48 瀬戸内ver」を全員で披露したのに続けて、姉妹グループAKB48の曲をアレンジした「STU推し」では1期生・ドラフト3期生が個々をアピールしながら歌唱していく。

同じくアレンジ曲「ワッショイSTU!」では2期研究生が歌唱し、それぞれの自己紹介でファンにアピール。「STU参上」「レモンジュース」「STUフェスティバル」と、STU48色あふれるブロックとなった。

ここでキャプテン・今村美月から「『STU48 4周年コンサート』始まりました! 1年前、ここ広島サンプラザホールで3周年コンサートを行う予定でしたが中止となってしまいました。1年越しにファンの皆さんとお祝いができ本当に嬉しいです。たくさん楽しんで帰ってください」と挨拶。

石田千穂は「STU48初となる試み、見せる『Overture』はいかがでしたか? 声は出せないですが、拍手やサイリウムなどで応援よろしくお願いします」と、1年越しとなったコンサートを心待ちしていたファンにメッセージを送る。

MCに続いては、メンバープロデュース課外活動姉妹ユニット挑戦企画ブロックへ。今村、岡田奈々、田中皓子による最初で最後のユニットによる「奇跡は間に合わない」から始まり、姉妹ユニットを含む4つの課外活動ユニットによる楽曲を25曲続けて披露していった。

姉妹ユニット混合によるパフォーマンスを行うのはこのコンサートが初めてながら、それぞれのユニットらしさを存分にアピールした彼女たち。続いて「原点」では21世紀メンバーのフレッシュさ、「制服の重さ」では20世紀メンバーの大人っぽさをそれぞれ演出して魅せる。

アンコールではバンドユニット「青い向日葵」の演奏で「ペダルと車輪と来た道と」「夢力」を全員で歌唱。また、青い向日葵の楽曲「青春各駅停車」は有観客ライブ初のバンドバージョンでの披露となった。

最後のMCでは、2期研究生昇格企画をサプライズ発表。半年後の9月12日(日)に2期研究生だけで同じ広島サンプラザホールの客席(キャパ2000人)を埋めることができれば、全員2期研究生から2期生へと正規メンバーとして昇格するというものだ。

また個人SNSアカウントの開設や2期研究生のオリジナル楽曲「僕たちの春夏秋冬」のミュージックビデオが作成されることも約束され、2期研究生の歓声と不安の入り混じった声が聞こえる中、涙するメンバーも。

高雄さやかは「一生懸命頑張りたいと思います。応援お願いします」とコメント。キャプテンの今村は「私たちも客席に座ってるかもしれないね」と笑わせながらも、「5年目は1期生・ドラフト3期生・2期研究生で突っ走っていこうと思います」と力強く宣言して昼公演を締めくくった。

昼公演の写真

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