RCサクセション「雨あがりの夜空に」「スローバラード」アナログ7inchレコードで初の復刻 アルバム3作品もアナログLPで再生産決定

音楽
2022年10月14日
RCサクセション「雨あがりの夜空に」「スローバラード」
RCサクセション「雨あがりの夜空に」「スローバラード」

RCサクセションのシングル「雨あがりの夜空に」と「スローバラード」がアナログ7inchレコードで初めて復刻され、12月3日(土)に同時発売されることが決定。併せて、アルバム『シングル・マン』『RHAPSODY』『PLEASE』の3作品もアナログLPで再生産され、11月3日(木)に発売される。

今回の復刻は、ユニバーサル ミュージック合同会社の制作・協力の下、タワーレコードの企画により実現したもの。アナログ7inchレコードでの復刻は初めてとなる。

シングル「雨あがりの夜空に」(1980年1月21日発表)、「スローバラード」(1976年1月21日発表)の初のアナログ7inchレコード復刻では、ユニバーサル ミュージック合同会社の制作・協力の下、カッティング・エンジニアに名匠・武沢茂(日本コロムビア株式会社)を起用、オリジナル・アナログ・マスターテープから2022年カッティング、ドーナツ・ホール仕様で復刻させている。

また、2015年にユニバーサル ミュージック合同会社から限定盤として発売され、既に完売となっていたアルバム『シングル・マン』『RHAPSODY』『PLEASE』のアナログ重量盤(180g)LPレコード3作品については、アナログ・マスターテープからの2020年リマスタリング&2022年カッティングで再生産される。

アナログ7inchレコード 商品詳細&仕様

RCサクセション
「スローバラード/やさしさ」
「雨あがりの夜空に/君が僕を知ってる」
アナログ7inchレコード
発売:2022年12月3日(土)
価格:2,530円(税込)
※2タイトル共通
※完全生産限定盤

仕様:オリジナル・アナログ・マスターテープから2022年カッティング。45r.p.m./STEREO。ドーナツ・ホール仕様。オリジナル・ジャケット使用。
カッティング・エンジニア:武沢茂(日本コロムビア株式会社)

製造および発売:ユニバーサル ミュージック合同会社
企画および販売:タワーレコード株式会社

RCサクセション「スローバラード/やさしさ」

「スローバラード/やさしさ」
オリジナル・リリース:1976年1月21日

発売が一度、見送られるなど周囲の状況に翻弄され続けた不運な境遇に見舞われながらも、一方で本格的にエレクトリックへ舵を切り、ロック・バンドへの変貌を遂げたことで評価が高い初期の名盤にして、3rdアルバム『シングル・マン』の先行シングル。AB面ともにアルバムとはミックス違い。タワー・オブ・パワーのホーン・セクションも参加。ライブ定番であると同時に、日本のロック・スタンダードの一つにも挙げられる名曲「スローバラード」は新旧のミュージシャンがさまざまなカバーを残している。フロント・ジャケットにはオリジナルの絵柄を使用。

<収録曲>
Side-A
「スローバラード」
作詞・作曲:忌野清志郎/みかん 編曲:星勝/RCサクセション
Side-B
「やさしさ」
作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 編曲:星勝/RCサクセション

RCサクセション「雨あがりの夜空に/君が僕を知ってる」

「雨あがりの夜空に/君が僕を知ってる」
オリジナル・リリース:1980年1月21日

RCサクセションのブレイクのきっかけにもなり、若さと衝動、比喩表現を多用した歌詞が秀逸のエネルギッシュなロック・アンセム「雨あがりの夜空に」はライブ定番であると同時に、日本のロック・スタンダードの一つにも挙げられる名曲で、年代を超えてさまざまなカバーが残されている。この時のRCサクセションのメンバーは忌野清志郎(vo)、仲井戸麗市(g,cho)、小林和生(b,cho)、小川銀次(g)、新井田耕造(ds)であり、RCサクセションと椎名和夫による編曲の下、中西康晴(p)、難波弘之(synth)、菅原由紀(perc)、カルメン・マキ&OZの春日博文(g)など精鋭ミュージシャンも参加。

<収録曲>
Side-A
「雨あがりの夜空に」
作詞・作曲:忌野清志郎/仲井戸麗市 編曲:RCサクセション/椎名和夫

Side-B
「君が僕を知ってる」
作詞・作曲:忌野清志郎 編曲:RCサクセション/椎名和夫

重量盤(180g)LPレコード 商品詳細&仕様

RCサクセション
『シングル・マン』
『RHAPSODY LIVE ALBUM』
『PLEASE』
重量盤(180g)LPレコード
販売開始日:2022年11月3日(木)
価格:3,565円(税込)
※3タイトル共通

フォーマット:重量盤(180g)LPレコード。アナログ・マスターテープから2020年リマスタリング&2022年カッティング。

製造および発売:ユニバーサル ミュージック合同会社

RCサクセション『シングル・マン』

『シングル・マン』
オリジナル・リリース:1976年4月21日

発売が一度、見送られるなど不運な境遇に見舞われながらも、一方で本格的にエレクトリックへ舵を切り、ロック・バンドへの変貌を遂げたことで評価が高い初期の名盤として知られる3rdアルバム。名曲「スローバラード」(先行シングルとは別ミックス)、「甲州街道はもう秋なのさ」を収録。2015年に生産限定盤として発売されながらも完売となり、入手困難となっていた重量盤(180g)LPレコードを、オリジナルのアナログ・マスターから2020年リマスタリング&2022年カッティング。再生産で販売再開。

<収録曲>
Side A
01.ファンからの贈りもの
02.大きな春子ちゃん
03.やさしさ
04.ぼくはぼくの為に
05.レコーディング・マン(のんびりしたり結論急いだり)
06.夜の散歩をしないかね

Side B
01.ヒッピーに捧ぐ
02.うわの空
03.冷たくした訳は
04.甲州街道はもう秋なのさ
05.スローバラード

RCサクセション『RHAPSODY LIVE ALBUM』

『RHAPSODY LIVE ALBUM』
オリジナル・リリース:1980年6月5日

1980年4月5日、久保記念講堂におけるライブ録音。全盛期のメンバー5人、忌野清志郎(vo,g)、仲井戸麗市(g,vo)、小林和生(b,vo)、新井田耕造(ds)、Gee2wo(key,g)が揃い、小川銀次(g)と、梅津和時(as)もサポート・メンバーとして参加。日本におけるニュー・ウェイヴの先陣を切ったアルバムとして評価されることも多い。スタジオよりもライブ作品の発表にこだわった明確な戦略もハマり、ターニング・ポイントとなった重要作。2015年に生産限定盤として発売されながらも完売となり、入手困難となっていた重量盤(180g)LPレコードをオリジナルのアナログ・マスターから2020年リマスタリング&2022年カッティング。再生産で販売再開。

<収録曲>
Side A
01.よォーこそ
02.エネルギー Oh エネルギー
03.ラプソディー
04.ボスしけてるぜ

Side B
01.エンジェル
02.ブン・ブン・ブン
03.雨あがりの夜空に
04.上を向いて歩こう
05.キモちE

RCサクセション『PLEASE』

『PLEASE』
オリジナル・リリース:1980年12月5日

RCサクセションのスタジオ4thアルバム。仲井戸麗市(g,vo)加入後初となり、全盛期のメンバーが揃い、RCサクセションのロック化後、初でもあるスタジオ・アルバム。大ヒット曲「トランジスタ・ラジオ」、名曲「いい事ばかりはありゃしない」など、ライブでの定番曲も多くそろった人気作品。金子マリ(bvo)、梅津和時(sax)、片山広明(sax)らも参加。2015年に生産限定盤として発売されながらも完売となり、入手困難となっていた重量盤(180g)LPレコードをオリジナルのアナログ・マスターから2020年リマスタリング&2022年カッティング。再生産で販売再開。

<収録曲>
Side A
01.ダーリン・ミシン
02.トランジスタ・ラジオ
03.モーニング・コールをよろしく
04.たとえばこんなラヴ・ソング
05.DDはCCライダー
06.Sweet Soul Music

Side B
01.ぼくはタオル
02.ミスター・TVプロデューサー
03.いい事ばかりはありゃしない
04.あきれて物も言えない
05.体操しようよ

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