小西はるインタビュー「映画の世界観の中でお芝居をしてみたい」

特集・インタビュー
2019年12月04日

 12月17日(火)の放送で最終回を迎える『G線上のあなたと私』で、中川大志さん演じる・理人に恋する大学の友人・結愛役としてGP帯ドラマ初出演を果たした小西さん。デビューのきっかけや女優としての今後の目標などを、19歳の初々しさ満載で語ってくれました!

小西はるインタビュー

◆最終回目前の『G線上のあなたと私』。中川大志さんとの共演シーンも多いですが、現場でのエピソードを教えてください。

中川さんは客観的に見て“真面目だけど楽しんでる”という印象で、すごく憧れますね。お芝居を全力で楽しんでいる感じが伝わってきて勉強にもなりますし、すごいお芝居をしていただいたから、こちらも返したいなと思わされます。私はこれまで舞台中心で活動させていただいていて、今回がゴールデン帯のドラマ初出演。カメラでどの角度からとっても分かりやすい表情、伝わりやすい表情をするのが難しくて。監督さんからも演技指導をいただいたりして、皆さんに迷惑をかけないように(笑)勉強中です。

◆小西さんが芸能界に入ったきっかけは?

中学生からこのお仕事に興味を持ち始めたんですが、初めは“女優”っていうのには特に興味はなくて、“CMに出たい”って思ったんです(笑)。全国でやってるオーディションを調べて、今の事務所のオーディションを受けて、所属することになりました。

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◆ピンポイントで“CM”だったんですね(笑)。

そうなんです(笑)。その時はやっていたゲームのアプリのCMが大好きで。遠藤憲一さんが妖精の役で出られてたんですが、それに出たい!って思ったんです(笑)。だから、お会いしたことはないんですが、遠藤さんには感謝していて。よく考えると怖いもの知らずというか、中学生の頃は行動力もガッツもあったなって。今だったら一人でオーディションに行くなんてできないかもって思います。

◆今後してみたいお仕事、憧れの女優さんはいますか?

女優を目指し始めた時からずっと、朝ドラのヒロインをやるのが目標です。あとは舞台が好きなので全国を回ったりしたい。歌も好きなので、ミュージカルにも挑戦したいし。満島ひかりさんみたいな自分の世界を持っている女優さんにあこがれていて、リアルな人間を描いた作品に出てみたいです。

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◆恋愛ものとかはどうですか?

実は、恋愛映画とか、恋愛小説とかはあんまり見られなくて(笑)。特に小説は、どういう展開になるんだろう、とか思うと緊張して読めないんです(笑)。自分が演じるのも、今でも大分恥ずかしいです。

◆プライベートでは何をしている時が楽しいですか?

今一人暮らしをしてるんですが、基本家から出ないんです(笑)。休みの日も映画館に行くんじゃなくて家でNetflixとかをテレビでずっと見てて。ジャンルは映画、洋画を結構見ます。最近はインド映画を初めて見て。奥さんのために旦那さんが生理用品を開発した実話を映画化した作品で、すごく感動しました。

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◆では事務所の先輩や芸能界に仲がいいお友達は?

友達が全然いなくて、東京には2人しかいないんです(笑)。地元の大阪の同級生で、私と同じように上京してきた2人だけ(笑)。この前はその子たちと、財布だけ持って手ぶらでディズニーランドに行きました。

◆では、2020年の目標と言えば…?

この流れだとまずは友達を作ったほうがいいですね(笑)。あとは洋服が好きで、でもお店とかで買うというより、イベントとかで作家さんが作られている物を買ったりとか、ちょっと変わったものが好きなので、自分で服を作れるようになりたいです。母が昔子供服のお店をやっていて、それもあって興味があって。ワンピースを作るのが目標です。お仕事面では映画の世界観の中でお芝居をしてみたいというのがあります。朝ドラは…、いきなりヒロインは難しいと思うので、まずは出演を目指して頑張ります!

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■プロフィール

小西はる
●こにし・はる…2000年10月16日生まれ。大阪府出身。A型。FODオリジナルドラマ『こんな未来は聞いてない!!』などに出演。
Instagram: @haru_konishi_official

■番組情報

『G線上のあなたと私』
TBS系
毎週(火)後10・00~10・57

●photo/中村圭吾 text/寺田渓音