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内藤剛志インタビュー「ホームに帰ってきた安心感があります」『警視庁・捜査一課長 2020』

内藤剛志インタビュー「ホームに帰ってきた安心感があります」『警視庁・捜査一課長 2020』

 4月からは、毎週“ホシを挙げる”!内藤剛志さんが主演を務めるテレビ朝日系の人気シリーズ『警視庁・捜査一課長』((木)後8・00)の連ドラ第4弾が、4月9日に初回2時間スペシャルでスタート。2012年に作品が誕生してから8年にわたり頼れる捜査一課長・大岩純一を演じ続ける内藤さんに、今作への思いや舞台となる東京に対してのイメージなどをお聞きしました。

内藤剛志インタビュー

刑事役は多いですが、全くの別物だととらえています

◆8本のスペシャルを経て、2年ぶり4度目の連ドラ化。ファン待望のレギュラー放送です!

そう思っていただけるなら、ありがたいです。スペシャルはコンスタントにやってきましたけど、連ドラは少し時間が空いているので、見てくださる方にどう感じてもらえるのかな、という不安はあります。連ドラは毎週放送になりますが、そういう視聴習慣が2年間なかったわけですからね。久しぶりの連ドラなので“毎週見たい!”と思っていただけるものになるよう、キャスト・スタッフみんなで一丸となって臨んでいます。

◆スペシャルと連ドラでは、特にどんなところに違いを感じますか?

当然ですが、連ドラなら1時間、スペシャルなら2時間という放送時間の違いがあります。だから、1時間の物語にひとヤマあるとしたら、2時間の物語ではさらにもうひとヤマないと見てくださる方の気持ちを引きつけられない。そういう部分での脚本上の作戦というか、描き方は違うような気がします。僕ら役者陣のやることは基本変わりません。強いて言えば、連ドラは2話分をいっぺんに撮るので現場に台本を2冊持って行くんです。その時に“あぁ、(連ドラに)帰ってきたな”と実感しますね(笑)。

◆これまで内藤さんは数々の刑事役を演じられていますよね。2月放送の単発ドラマ『全身刑事』での、頭の先からつま先まで“全身そのものが刑事”と評されるベテラン刑事役も記憶に新しいです。

確かに刑事役は多いですが、作品が違えばキャラクターも変わる。同じ刑事役でも、全くの別物だととらえています。ただ、『全身刑事』と『警視庁・捜査一課長』はプロデューサーをはじめ、一緒のスタッフが多いんです。だから、『全身刑事』はどういう部分で新しさを出したらいいのか、ものすごく悩みながら作っていきました。逆に『警視庁・捜査一課長』は、これまでの経験値があるから作るべきものを明確にしやすい。そういう意味で、ホームに帰ってきたという安心感がありますね」

東京は“自分の存在を証明する街”であり、“仕事をする街”

◆『警視庁・捜査一課長』は東京が舞台ですが、内藤さんは大阪出身でいらっしゃいますよね。

そうです。子供のころは“いつかは東京で勝負をしたい”と思いながら過ごしていました。当時から音楽やドラマ、映画が好きで、それらの分野は東京が発信地というイメージがあったんです。もちろん、例えば京都にも太秦映画村があって“時代劇と言えばそこ!”とかいうのは知っていましたけど、やっぱり“東京ってどんなところなんだろう。一度見てみたい”という気持ちが強かったんですよね。だから、高校で卒業のために必要な単位がちゃんと取れたことを確認して、その時点で卒業式を待たずに上京しました。

◆上京して俳優として第一線で活躍し続けてきた今の内藤さんにとって、東京とはどんな場所ですか?

東京で生まれ育った人にとってはホームタウンでしょうけど、僕にとってはやっぱりある種、架空の街というか。生活する場所というよりは、“自分の存在を証明する街”であり、“仕事をする街”というイメージが強い。昔も今も変わらず刺激をもらうことが多いし、今後も刺激を受け続けたい。そんなふうに思わせる“最先端”がある街。僕のような仕事をしている人間には不可欠な場所なんですよね。だから東京を選んで、今も東京に住んでいるのだと思います。

◆そんな大都市で大岩がどう捜査を指揮して事件を解決へ導いていくのか、楽しみです。

東京にはものすごい数の人間がいて、当然その中には自分と気の合う人間もいれば、合わない人間もいる。初回スペシャルには三吉彩花さん演じる新人刑事・妹尾萩が登場するのですが、彼女は忖度せず思ったことをはっきり口にする性格で、それ故に初めは周囲となじめない。でも、刑事課でもまれることで徐々にグロウアップしていくんです。自分と合わない人間はどうしても排除しがちですけど、それをネガティブにとらえるのではなく、いろんな人間がいるんだということを認めたほうがいいんじゃないか。いろんな人間が一緒に生きているからこそ、刺激があって楽しいんじゃないか…。このドラマは、そんなところもテーマになっている気がします。

■PROFILE

内藤剛志
●ないとう・たかし…1955年5月27日生まれ。大阪府出身。O型。1980年に映画「ヒポクラテスたち」で本格デビュー。『科捜研の女』『十津川警部』シリーズなどで、数々の刑事役を熱演。その他にも、『家なき子』『水戸黄門』、大河ドラマ『花燃ゆ』など多数の出演作がある。

■ドラマ情報

『警視庁・捜査一課長 2020』
テレビ朝日系
4月9日スタート
毎週(木)後8・00~8・54
●初回は、後8・00~9・48の拡大版!

<キャスト&スタッフ>
出演:内藤剛志 本田博太郎 矢野浩二 鈴木裕樹 塙宣之 床嶋佳子 金田明夫

脚本:深沢正樹、田辺満ほか
監督:池澤辰也 木川学 濱龍也ほか

●photo/金井尭子 text/林桃 hair&make/長縄希穂(MARVEE) styling/藤井享子

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