『Family Dream Live』横山だいすけ&中川翔子インタビュー「笑顔の交換っこができたらいいな」

特集・インタビュー
2020年11月26日

『Family Dream Live』横山だいすけ&中川翔子インタビュー

昨年夏、大好評のうちに幕を閉じた「FamilyLive2019」が、装いも新たに「Family Dream Live2020 とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター」として11月29日(日)に上演。「当日は笑顔の交換っこがしたい」「うっひゃー楽しいうれしい脳汁が出ること間違いなし」とそれぞれ期待を込める横山だいすけさん、中川翔子さんにインタビュー!

◆今回は中川翔子さんが初参戦されます。

横山だいすけ:以前中川さんと番組で共演した時に、すごく目がキラキラしていて、話す言葉からいろいろな希望や楽しさを感じたんです。歌うことが大好きだと伺ったので、「いつか僕もご一緒させてもらいたいです」とお伝えしたんですが、今回その夢をかなえることができました。先程中川さんとお話ししたら、以前よりもその輝きが増していて(笑)。一緒にライブができるというのが本当にうれしいですし、すごくドキドキワクワクしています。

中川翔子:恐れ多くもありがたいお言葉…こちらが鬼のリスペクトなのに(笑)。横山さんは情操教育の極みのようなお方じゃないですか!私も「いつかご一緒できたらうれしいです」ってお話ししていたので、時を経て願いをかなえることができてうれしいですし、しかもこういう大変な時期に実現できることが感慨深いです。

『Family Dream Live』横山だいすけ&中川翔子インタビュー

◆今年はコロナ禍でさまざまなイベントが中止になりました。その中で上演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

横山:こういった中で、親子で楽しめるこのライブが開催できることはうれしいですよね。これもない、あれもないという先が見えない状況の中でも子供たちはどんどん成長していきますし、いろいろなことに触れることができない子供たちに、僕たちを通して音楽の楽しさに触れてもらえるというのは本当にうれしいです。上演が決まってからは、どうすれば元気を届けられるんだろうとウキウキ考える毎日を送っていました。

中川:本当に大変な状況だけど、子供たちにとってはさまざまなことを吸収する大切な時期。いろいろと我慢を強いられる状況だからこそ、「楽しい!」と思える経験ってより濃く思い出に残ると思うんです。私は、子供たちの思い出や夢の素になる光を歌や言葉で届けたいと活動してきたので、こうしてお声を掛けてもらえてすごくうれしかったです。今回はライブ配信もされるということで、おうちで親子で楽しめるのも素晴らしいなって。自分自身も全力で楽しんで、笑顔いっぱいの時間にできたらと思います。

◆「とどけみんなのおうち」がテーマのライブ配信は、家にいながら親子で楽しめるのが魅力ですね。

横山:会場に来てくださる方にも配信で観てくださる方にも、その時間を一緒に思いっきり楽しみたいなと思います。配信で観てくださる方には、会場では静かに見ていなくてはいけないシーンでも、おしゃべりしたりおやつ食べたり、周りを気にせずタオル振り回したりしながら楽しんでいただきたいですし、そこがおうちならではの楽しみ方だと思います。

中川:私にはおうちで楽しく過ごした思い出がたくさんあって、例えば好きだったアニメの歌を聞くと、一緒に食卓の風景が思い出せるんです。だから、今回のライブを見てくれた子供たちが将来、「これ家族でおしゃべりしながら見たな、懐かしいな」って思い出してくれて、家族の思い出の風景になったらうれしいです。

横山:そうですよね。さっきも2人で話していたんですけど、子供の時の体験って、その人の一生に反映されると思うんです。興味や好きなものって子供のころの経験をベースに出来上がっていくと思うので、子供の時にどれだけいろいろな経験をするかが人格形成の基礎を培っていくんじゃないかって。だから僕たちが本気で楽しんでいる姿が、お子さんの興味や楽しさとして残っていってくれたらうれしいなって。

中川:自分自身のことを振り返ると、私はアニメソングを歌うこと、絵を描くこと、ゲームすることが好きだったんですが、小さいころに好きだったものがいつしか夢になって、今こうしてお仕事にもできています。だから、それだけで終わらせないで、今度は自分たちが次の世代の思い出になれたら、それは本当に幸せなことだなって思います。あと、私自身も8月に初めてオンラインライブをやらせていただいたんですが、リアルタイムでお客さんから届くコメントを見ていたら、みんな「しょこたんと目が合った!」って送ってくださって(笑)。離れていても全員が最前列で楽しむことができるのが一番の良さじゃないかな。

『Family Dream Live』横山だいすけ&中川翔子インタビュー

◆お話にも出ましたが、子供たちが楽しみを見つけるために大人ができることは何だと思いますか?

横山:楽しみ方っていろいろなところに隠れているんじゃないかって思います。よく親御さんから「子供とどういう風に遊べばいいですか」って聞かれるんですが、僕が子供たちと関わる時に大切にしているのは、とにかく僕自身が楽しんでやることなんです。例えば、僕が「今日は腰が痛いな」「のどがイガイガするな」と思っていたりすると、子供たちにその邪念を見透かされてしまうような気がしていて。そういう時って実際に子供たちの反応がいつもと違うんですよね。だから、まずは自分自身が楽しむ。歌い方ひとつでも、少し声質を変えたりするだけで子供たちは楽しんでくれますから。子供たちには普段の生活の中で「こうしたら楽しいんじゃないか」「こうしてみたらどうかな」という“発見”を大切にしてほしいですね。

中川:私は、両親が私の好きなものに私以上の熱量でハマってくれるのがものすごくうれしかったの覚えています。だから今、親御さんも大変だとは思うんですが、子供たちが興味を持っているものにぜひ一緒にハマってあげてほしい!両親が好きなものって子供も絶対好きになると思います。

横山:親も一緒に楽しむってすごく大切ですよね。会場でも、子供が見るものだからあまり楽しんじゃいけないんじゃないかっていう空気感の親御さんがいらっしゃったりするんですけど、そんなこと考えずに楽しんでください!今回おうちでご覧になる親御さんは、120%で声を出して、思いっきり楽しんでほしいですね。

◆あらためて11月29日(日)はどんな舞台にしたいですか?

中川:本番は“うっひゃー楽しいうれしい脳汁”が出るのが確定しているので大丈夫です!間違いなく楽しいライブになると思うので、楽しまないともったいないですよ!(笑)

横山:僕も同じく、楽しまないともったいないなという気持ちです。このライブのことを考えるだけですごくワクワクしているし、当日はこのワクワクがお客さんに届いて、お客さんからもワクワクをもらって、「笑顔の交換っこ」ができたらいいなと思います!

PROFILE

横山だいすけ
●よこやま・だいすけ…1983年5月29日生まれ。千葉県出身。O型。2006年に国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業。幼児番組『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)では、番組史上歴代最長となる9年間「歌のお兄さん」を務めた。現在は歌手、俳優など幅広く活躍中。

中川翔子
●なかがわ・しょうこ…1985年5月5日生まれ。東京都出身。A型。「しょこたん」の愛称で知られ、タレント、女優、声優、歌手、漫画家とさまざまな顔を持つ。今年4月にYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を開設した。

公演情報

「Family Dream Live2020 とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター」
2020年11月29日(日)前10・30/後2・30/後6・30

※後2・30と後6・30の公演は全国へライブ配信
※前10・30は貸切公演

会場:舞浜アンフィシアター

出演:横山だいすけ、小林よしひさ、上原りさ、鈴木福、私立恵比寿中学、中川翔子

※安本彩花(私立恵比寿中学)は本公演には出演いたしません。

公式サイト:https://www.daisuke-live.com/