脚本家・泉澤陽子&プロデューサー・植田博樹&吉藤芽衣が語る『リコカツ』誕生秘話

特集・インタビュー
2021年04月30日

◆今後の見どころを教えてください。

植田:それぞれの別居が始まってしまいます。薫(宮崎美子)は家出をしていて、それで箱根で働いていることが分かるんです。その箱根で生き生きしているところを見て、家族がショックを受ける。専業主婦で何もできないだろうって勝手に思い込んでいたお母さんが、何のことはない、自分で一歩踏み出して自分で人生をつかみ取っている、そういうところを見た時に、「ああ、この離婚って成功なのかもしれない」「応援するべきなのかもしれない」という、離婚したことによる幸せみたいなものが3話くらいからどんどん出てきます。離婚したことによって、進んでいく、人が変わって輝いていくことを泉澤さんが3話、4話で書いてくださっています。5話、6話は少し切なくなってきたり、7話、8話は新しい人生のスタイルが提案できるかなと、今のところ思っているので、その辺をお楽しみにしていただければと思っています。

◆最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。

泉澤:私の書いた脚本に、俳優さんであったり、監督、スタッフの皆さん、音楽であったりの力が加わっていい作品になっていると思うので、ぜひたくさんの人に見ていただきたいです。

吉藤:いろんな世代、いろんな個性の方たちに楽しんでもらえるドラマなので、楽しんでもらいたいなと思っています。

植田:吉藤が手掛けているParaviオリジナルストーリーの『リコハイ!!』が良くできているんです。離婚するとハイになって、いろんな間違いを犯すというところから始まっていくストーリーなので、ぜひそちらもご覧ください。とにかく北川さんと瑛太さんの芝居が本当におかしいんです。ラブストーリー要素もありますが、ホームドラマの要素もあるハイブリッド版ができました。役者さんについても見どころかなと思っています。

番組情報

金曜ドラマ『リコカツ』
TBS系 毎週(金)後10・00~10・54

Paraviオリジナルストーリー『リコハイ!!』
『リコカツ』放送後Paraviで独占配信中

©TBS

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