ボイメン・小林豊の将来は「63歳の僕は世界を旅していると思う」映画「ブルーヘブンを君に」

特集・インタビュー
2021年06月10日

◆では現場のムードメーカーは小林さん?(笑)

僕ですね! 本田って書きます…? 多分「絶対うそやん!」ってクレームきますよ(笑)。と言っても僕も盛り上げようと思っているというよりは、自由に過ごさせていただいただけで。ただせっかく共演者の方々が、僕らの活動拠点・名古屋の近くに来てくれているのでおいしい食べ物、スイーツを届けていました!

◆地方創生ムービー2.0プロジェクトの第3弾となる本作の舞台は、岐阜県の西濃地区。岐阜ロケで思い出に残っていることはありますか?

以前、愛媛県・宇和島を舞台とした「海すずめ」という作品に出演させていただいた時もその地域のことをすごく好きになったので、今回も「岐阜のいろいろを楽しむつもりです!」と宣言してたんです。ハンググライダーのシーンの撮影場所の近くにおいしそうな喫茶店があると聞いて、1人で30分くらいかけて歩いて行ったりもしました(笑)。寺脇(康文)さんと一緒に食べたアユもおいしかったですね! 地方ロケだったからこそ、都内での撮影よりも共演者の方とプライベートでも一緒にいられる時間が多くて本当によかったなと思います。

◆物語では、63歳の冬子が“初めてのこと”=空を飛ぶことに挑戦します。小林さんがやってみたい“初めてのこと”はありますか?

客観的に見ても冬子さんの姿はめちゃくちゃカッコいいし、おばあちゃんと孫という関係性じゃなくてもこの夢を応援したい、力になりたいって思えるくらいパワーのあることですよね。僕も32歳になりましたが、何歳になろうともどんどん夢って新しく増やしてもいいし、かなえていってもいいんだなと思いました。今はホエールウォッチングをやってみたいです! イルカは一緒に泳いだこともあるけど、クジラは見たことがなくて。深夜にテレビをつけたら動物たちが出てたりするじゃないですか(笑)。そういう時に、クジラのしっぽがばちゃーってなっていたり、潮を吹いたりするのを見てすごいと思うことがあって。実物を見たら、自分はどう感じるんだろうって気になるので見てみたいですね。

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