NVRLNDが2nd Showcase「Your Rhythm 2021」を開催！「僕らは絶対にfairyの思いに応えていく」

6人組ダンスヴォーカルユニット・NVRLNDが、12月28日（火）に東京・恵比寿CreAtoにて2nd Showcase「Your Rhythm 2021」を開催。TV LIFE webでは、夜公演のレポートと写真をお届けするほか、メンバーの皆さんに「今年“寅（トラ）”イしたいこと」をお聞きしました！

青木聖波、岡田武大、髙野慧、長橋秀行、西尾航暉、古屋亮人からなるダンスヴォーカルユニット・NVRLND。魅力的なボーカルワークとラップ、ブレイクダンスとPOPダンスを取り入れ、他に類を見ないハードなパフォーマンスで惹きつける6人組だ。2020年4月の結成後、1st Showcaseの開催やイベントライブへの出演をはじめ、12月1日（水）には2ndシングル「Your Rhythm」をリリースするなど、着実にステップアップを続けている。

そんなNVRLNDの待望の2nd Showcase「Your Rhythm 2021」が12月29日（火）に開催。まず、公演はハードなダンスナンバー「Drug」でスタートし、いつもの元気で明るい彼らのイメージとは一転、序盤からダークな雰囲気で攻め、観客を魅せる。

「Another Sky」「Never Ever」とさわやかなナンバーが続いたかと思うと、なんとステージ上でラジオ『ネヴァランON AIR!』（毎月第1・3日曜／公式YouTubeチャンネルにて配信）の公開収録が開始。

事前に観客から寄せられた“キュンぜりふを言ってほしいシチュエーション”を元に、2チームに分かれて“キュンキュンさせる即興芝居”に挑戦。「恋人同士の設定で、寒い中、イルミネーションを見ながら歩いている時」などのお題に挑み、観客の拍手の大きさで1位を決めることに。キュンあり、笑いありのバトルの結果は、1月16日（日）の配信を要チェックだ。

その後は青木、岡田、古屋の“ダンス組”がそれぞれ得意とするジャンルを存分に取り入れたハイレベルなダンスパフォーマンスを、髙野、長橋、西尾の“ボーカル組”は、西尾のギター伴奏と共に桑田佳祐の「白い恋人達」のボーカルカバーを披露し、会場をしっとり包んでいく。

続けて、1stシングル「Starting Line」の歌唱を終え、この1年を振り返る一同。「今年は対バンライブにたくさん出させていただいて、去年よりも活動の幅が広がったし、刺激をもらってみんな成長できたと思う」と語る青木に対し、古屋も「本当に楽しかったよね。いろいろと詰め込めこまれた1年だったし、20才になったこともあって、気持ちの変動がすごかった」と笑顔を浮かべた。

本編最後となる「Your Rhythm」のパフォーマンスが終わり、彼らがステージから去ると、初披露となる本楽曲のMVがスクリーンに放映。さらに、アンコールではNVRLNDのメンバーをモチーフにしたキャラクターの誕生とそれらを主人公とした漫画の不定期連載、3月26日（土）に1stファンミーティングが開催されることが発表に。

おおいに盛り上がる中、それぞれがエンディングに向けてあいさつを。古屋は「この2nd Showcaseを通して、僕が一番伝えたかったことは感謝の気持ちです。そして、こうして大きく1stファンミーティングの告知ができて、『この先も楽しいことがあるんだな』ってずっと脳の片隅に置けるし、日常でくじけそうなことがあっても、『3月に会えるから！』ってお互いに思えるなって。本当にいいステージでした」と。

青木は「1st Showcaseの時よりも成長できて、自信がついた状態でこうやって皆さんにパフォーマンスを披露したり、ラジオでおしゃべりしたりと楽しいことができるようになってきていて、すごくうれしいです」と思いを口にする。

西尾は「メンバーに恵まれてるなと感じているし、最初に会った時とは全然みんなの印象が違う。いいところも悪いところも何でも言い合えるし、みんなで仲良くやって来たので、これからも皆さんの力を借りながら、NVRLND頑張っていきたい」と。

岡田は「いつもfairy（ファンの愛称）の皆さんがメッセージを送ってきてくれたりするおかげで、つらいことがあっても頑張ろうって思えています。そんな日常を送れているだけで幸せなのに、今日もこうして明るく応援して下さって、対バンライブで不安を感じている時も優しく手を振ってくれたりして」とファンへの感謝を。

長橋も「ライブができるっていうのは当たり前じゃなくて、こういう場ができるっていうのは間違いなくfairyの皆さんが導いてくれたおかげ。僕らは絶対にその思いに応えていくし、もっと恩を返していきたい」と意気込んだ。

いっぽう、「うれしいことがたくさんあった」と話しながらも、「お世話になっていた大切な人に、この舞台を見せてあげられなかったのが悔しい」と涙をこぼした髙野。「毎日が当たり前じゃないんだなって。だから、自分のペースで、全力でやりたいことを悔いがないようにやって、これからずっと歩んでいきたい」と前を見据えた。

本公演の最後は、髙野と長橋がNVRLNDとfairyの歩みを歌詞に込めた楽曲「Forever and a Day」を披露。メンバー同士はもちろん、ファンとの深い絆を感じた公演は、あたたかい空気のまま幕を閉じた。今後の彼らはどのように羽ばたいていくのか、これからもNVRLNDから目が離せない。