KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYがついにデビュー!ボーカル陣が“強み”を語る

特集・インタビュー
2023年08月23日
上段左から)遠藤翼空、山本光汰、HIROTO、SUZUKI 下段左から)石川晃多、宇原雄飛、エイロン

2021年、未来を担うZ世代の「Z」をキーワードに、新しい世代の新しい才能が新しい時代を作り、エンタテインメントの新たな未来を創造するための才能を発掘するプロデュースプロジェクトとして始動した「iCON Z ~Dreams For Children~」。

昨年5月に行われた最終審査で6人組グループ・LIL LEAGUEがグランプリに輝き、今年1月にメジャーデビューを果たした。その後、当時の最終候補生を含めた21人で第二章として再始動したオーディションから誕生したのが、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYの3グループだ。

そんな彼らが8月23日(水)に念願のメジャーデビューをするに当たり、KID PHENOMENON(以下KID)から遠藤翼空さん、山本光汰さん、THE JET BOY BANGERZ(以下TJBB)から宇原雄飛さん、エイロンさん、石川晃多さん、WOLF HOWL HARMONY(以下WHH)からSUZUKIさん、HIROTOさんとそれぞれボーカルを武器とする皆さんにインタビューを敢行。

ボーカルとしてのご自身の強みやデビューシングルでの注目してほしいポイント、MVの見どころや撮影時のエピソードなどをお聞きしました。さらに、デビューを控え、忙しい毎日の息抜きの話題も…!


◆まず、それぞれボーカルとしてのご自身の強みを教えてください。

遠藤:僕は低音から中音域の発声を得意としていて、ウエッティでセクシーな声質だと思っています。どのような楽曲にも挑戦していきたいですが、特にそんな自分の声質を生かせるような楽曲では良さを感じていただけると思います。

山本:僕は幼いころからずっと英会話を習っていることもあり、英詞であったり、英語の楽曲では強みを発揮できると思っています。楽曲によっては、日本語のフレーズも英語っぽく発音してみたり、より個性の見える歌い方というのを探っていきたいです。

宇原:僕はDEEP SQUADとしても活動していて、ミディアムやバラード調の楽曲を多く歌ってきたのですが、TJBBではビート重視のアップテンポな曲を歌うことが増えて。元々持っていた言葉を大切に伝えるという意識がより強くなりましたし、どのようなジャンルの楽曲でもそれを実践していきたいです。

エイロン:僕はグループの中だと疾走感のあるパートを任せていただくことが多いです。オーディションやレッスンを経てどんどん高いキーが出るようになってきていて、まさに今の僕の武器は疾走感のあるハイトーンです。

石川:僕は特にバラード調の楽曲を得意としていて、歌声も哀愁があるといいますか、2人(宇原、エイロン)とは違った色を持っているので、いいスパイスになれたらいいなと思っています。特に、楽曲の場面が変わるようなパートでは自分の歌声を活かしていきたいです。

SUZUKI:僕は、テクニックというよりも、楽曲の雰囲気や景色を作るという部分を大切に歌っています。また、ずっと独学でボーカルをやってきたというのもあり、オリジナリティーのある歌い方も武器なのかなと。また、どのようなジャンルもオールマイティーに歌えるところも自分の強みかなと思います。

HIROTO:僕は高音域が一番の武器で、明るく開放感のあるパートではそれを特に感じていただけると思います。また、ずっとJ-POPを聞いて育ってきていて、感情を込めて真っすぐに伝えるような歌が得意です。

KID PHENOMENON

◆デビューシングルとして、8月23日(水)にKIDは「Wheelie」、TJBBは「Jettin’」、WHHは「Sweet Rain」をリリースしましたが、それぞれどのような楽曲になっていますか?

遠藤:僕たちKID PHENOMENONは平均年齢が17歳なのですが、「Wheelie」にはそんな若さやフレッシュさを詰め込んでいます。また、自分たちで時代を作り上げていこう、であったり、未来に向けて駆け抜けていこうというコンセプトで、疾走感のある楽曲です。皆さんと一緒に踊れるような振り付けもあり、ライブでも楽しんでいただけると思います。

宇原:「Jettin’」は歌詞をEXILE SHOKICHIさんが書いてくださったのですが、事前に僕らメンバー全員とディスカッションの時間を設けてくださって。そこで、僕らがSHOKICHIさんにお話ししたデビューに向けての熱い思いを歌詞に乗せていただきました。メンバー全員がラップに挑戦していたり、ダンストラックではアクロバットを披露していたり、パフォーマンス力を武器にしているこのグループの名刺代わりになる1曲になっています。

SUZUKI:「Sweet Rain」は「ウルフのデビュー曲、あなたならどっち?」というSNSでの企画を経て、ファンの方の投票で決まった楽曲なので、リリースを迎えてファンの方との一体感や絆をあらためて感じています。楽曲は友達以上恋人未満の関係を描いた疾走感あふれるラブソングなのですが、歌詞も曲調もエモいので自然と感情移入しながら聞いていただけると思いますし、いろんな聴き方で楽しんでもらえたらうれしいです。

◆それぞれの楽曲におけるご自身の注目ポイントは?

遠藤:僕は出だしと、落ちメロもいつもとはちょっと違った大人っぽい雰囲気で歌っているので、ぜひそこに注目していただきたいです。

山本:僕は、Bメロの部分の一気に音が締まるところです。とてもセクシーで、そこは見せ場なのかなと思っています。

宇原:僕は今回ラップをやっているのですが、実は楽曲でラップを披露するのは初めてで。結構攻撃的なフレーズなのですが、レコーディングの時にSHOKICHIさんから「ネオ雄飛出てるね」と言っていただいたので、ここを推していきます!(笑)

エイロン:僕が特に聴いていただきたいのはBメロです。先程もお話しした、疾走感のあるハイトーンという自分の武器を存分に活かせていると思います。

石川:僕は出だしとサビ前を主に歌っているのですが、出だしはすごく低い声、サビ前はファルセットを使った高い声と、その差がめちゃめちゃ激しいんです。ぜひそれぞれの表現に注目していただいて、こんな一面もあるんだと楽しんでいただけたらうれしいです。

SUZUKI:僕はサビ前の部分ですね。メロディーが難しく独特な音の取り方をしていたり、いつもは言葉を大切に届けるというのを意識しているのですが、ここでは曲のニュアンス重視であえて日本語をきちんと発音していなかったりしています。

HIROTO:全体として、歌詞に込められた思いを皆さんに伝えられる、印象付けられるような歌い方を意識しています。メロウな雰囲気から一気に開ける、サビの移り変わりの表現にもぜひ注目していただきたいです。

THE JET BOY BANGERZ

◆それぞれ初回限定盤にはMVも収録されていますが、それぞれの見どころや撮影時に印象に残っているエピソードを教えてください。

遠藤:「Wheelie」のMVはそれぞれの個性が際立っていて、小さなグラフィックをはじめとした細かいところまでこだわっています。みんなの作り込んでいない表情や普段の雰囲気といった素のKIDを感じていただけると思いますし、毎秒止めても楽しめるというのを意識しながら撮影に臨みました。

山本:いま翼空が言ってくれたように、みんなでゲームをしている場面では普段の自分たちの空気感で撮影ができたので楽しかったです。あと、翼空と(岡尾)琥珀がBMXに乗って実際にウィリー(※後輪だけで走行する技)をしているシーンも印象に残っています。

エイロン:「Jettin’」は、僕らが武器としている圧倒的なパフォーマンスはもちろん、コミカルな部分もあり、見どころたくさんのMVとなっていると思います。

宇原:コミカルな部分…。基本的にはカッコいい中に瞬間的にコミカルな描写がある、みたいな感じです(笑)。

石川:アクロバットも披露しているのですが、それをやると決まったのがMVの撮影1週間前だったんです。中でも(佐藤)蒼虎はアクロバット未経験で大技をやることになり、特に苦戦していて…。直前まで安定していなかったのですが、撮影では完璧なパフォーマンスを決めることができて。本人もめちゃくちゃ喜んでいましたし、僕らも一番盛り上がった場面で、それが印象に残っています。

エイロン:雄飛が土台をやっているんだよね。

宇原:そうなんです。僕が蒼虎を飛ばして、蒼虎が一回転する手乗り宙という技なのですが、撮影当日になってもうまくいかなくて。それで撮影の最後の最後にアクロバットを撮ることになり、もうやるしかないと。みんな疲れ果てていて、蒼虎も目バキバキの覚醒状態だったのですが(笑)、それがすごくきれいに決まって。

石川:そこからはもうずっと安定していて、今行っている夢者修行でも完璧なパフォーマンスを見せられています。(※取材時は8月初旬)

HIROTO:「Sweet Rain」は、映画のような感じでそれぞれが個性を魅せられる場所で撮影しているシーンが見どころかなと思います。あと、僕らは今までグループ名にちなんで髪の毛をシルバーにしていたのですが、MVではそれぞれパンチのある色や髪型に挑戦しているので、そういった新しい姿も楽しんでいただけると思います。

SUZUKI:撮影はほぼ24時間かかって、めちゃめちゃ大変でしたね。中でも、自分たちの上から花火が降ってくるというシーンがあって、とてもきれいなのですが、上を向いていなくてはいけなかったのでもれなく花火が目や口に入ってきて(笑)。もちろん熱くない花火を使っているのですが、触れると若干パチッとするんです…。その大変さを見せないように頑張って演じています(笑)。

◆第二章の再始動からこれまで、合宿や武者修行などの苦難を乗り越えられてきた皆さんですが、他のグループのメンバーへはどのような思いがありますか?

遠藤:グループが分けられてからは各グループで行動することが多くなりましたが、3グループ集まると垣根を越えて交流を深めているのが素晴らしいなと思っていて。僕自身も、皆さんとの時間を楽しませていただいています。

山本:そうですね。ボーカルレッスンは一緒に受けることも多いので、特にボーカルの皆さんとはプライベートな話もしたり、仲良くしていただいていて。最近もHIROTO君と遊びに行ったりしています。

宇原:僕は第二章への参加を機にダンスを本格的に始めたので、合宿ではみんなのダンスについていくのが本当に大変で。そんな中、同じEXPG大阪校に通っていた光汰や(夫松)健介たちが自主練の時間を割いてまで僕にダンスを教えてくれて、いつも支えてくれて…。本当に感謝しかないですし、そこであらためて絆が芽生えました。

石川:僕は第一章からこのプロジェクトに参加させていただいていて、当時は翼空やHIROTOたちと同じグループで活動していたのですが、第二章ではそれがバラバラになってしまって…。でも、そのときに培った絆は今もずっと変わっていなくて、みんなの成長を見ていると僕も負けないように頑張ろうと鼓舞されるんです。いいライバルとして、みんなと一緒に高め合ってここまで来られたことをうれしく思っています。

SUZUKI:僕も合宿を経ていろんなメンバーと話すようになったのですが、そんな中でも(鈴木)瑠偉はめちゃめちゃかわいいですね(笑)。僕の名前がSUZUKIで、瑠偉の名字も鈴木なので、“スズキ”コンビ的な感じで写真を撮ってSNSに上げたらファンの方の反応もすごく良くて。ひと回り離れていることもあり、弟みたいな存在で単純に愛しいです(笑)。

HIROTO:他のグループのメンバーに会うと、いつもとは違うバイブスを感じられますし、自分の中のいろんな感情を引き出してもらっています。例えば、TJBBは勢いのあるメンバーが多いので話していると自分も前向きになれますし、KIDのメンバーはみんな年下なので時にイジッたりして笑い合ったり、みんなそれぞれに違った魅力があります。

WOLF HOWL HARMONY

◆最後に、今のグループの強みを教えてください。

遠藤:若さというのはいつか過ぎてしまうもので、そんな若さを活かしたフレッシュさが僕らの今の一番の武器なのかなと思っています。その魅力を最大限に発揮しながら、新たな武器を模索していきたいです。

宇原:僕たちは“EXILE魂を継承する”という強い想いと、圧倒的なパフォーマンス力が強みです。パフォーマーは得意とするダンスのジャンルがさまざまなので、ダンストラックやソロパフォーマンスなどで表現の幅も広いですし、ライブでは会場をフルに使ったダイナミックなパフォーマンスが魅力だと思っています。

SUZUKI:僕たちのグループは全員がボーカルを担っていて、1人ひとり声質も違うので、1曲の中でさまざまな声を楽しめるという強みがあります。また、社会人経験のあるメンバーばかりなのでさまざまな曲の世界観をリアルに表現できますし、いろんなジャンルの楽曲にチャレンジしていきたいです。

SPECIAL TOPIC

Q.いよいよデビューを迎え、忙しい皆さんの最近の息抜きは?

遠藤:好きだと思える音楽を探すことです。アプリでお薦めされている音楽を流し聞きしていく中で、「これいい!」と思う曲と出合えた時の快感がすごくて。あと古着が好きで、変わった洋服を見つけると楽しくなってしまいますね。この前も気づいたら1万円分くらい古着を買ってしまって、そのまま家でファッションショーをしました(笑)。

山本:毎日寝る前に部屋でお香を焚いて癒されています。特に「ナグチャンパ」というお香の匂いがお気に入りで。お香を焚きながら、コーヒーを飲んでまったりするのも好きです。

宇原:最近、手相占いをしてもらったらまさかの「ストレス線が出ている」と言われてしまって…。それからはあえて何もしない日を作ることを意識していて、休みだと1日中ベッドにいることもあるのですが、それがいい息抜きになっています。

エイロン:息抜きといいますか、幸せを感じるのはTJBBのメンバーをはじめ、みんなと外食をする機会が増えてきたことです。仕事面だけではなく、みんなのいろんな面が見えてきて、それがうれしいなと思います。

石川:僕は時間があれば外に出たいタイプで、メンバーと映画やご飯に行ったり、はたまた温泉に行ったり…。そういう時間が一番幸せですし、気力はもちろん体力も回復できる気がしていて。今後もそういう時間を過ごしていきたいなと思います。

SUZUKI:めちゃめちゃ暑いので風呂上がりに毎日アイスを食べていて、それが癒しの時間になっています。気分によって何を食べるかは違うのですが、最近は「アイスの実」の梨味と「コーラフロート」の二強です(笑)。

HIROTO:1人で映画を見に行って、その世界観にどっぷり入り込むことが好きです。感覚が研ぎ澄まされるといいますか。あと、食べることが好きで、急いでいる時でも1回1回の食事をしっかり味わい、素材を感じながら食べることを大切にしています。

上段左から)遠藤翼空、山本光汰、HIROTO、SUZUKI 下段左から)石川晃多、宇原雄飛、エイロン

PROFILE

遠藤翼空 – KID PHENOMENON
●えんどう・つばさ…2004年5月14日生まれ。神奈川県出身。B型。

山本光汰 – KID PHENOMENON
●やまもと・こうた…2007年3月19日生まれ。大阪府出身。O型。

宇原雄飛 – THE JET BOY BANGERZ
●うはら・ゆうひ…2001年3月16日生まれ。大阪府出身。A型。

エイロン – THE JET BOY BANGERZ
●えいろん…1999年7月14日生まれ。フィリピン出身。O型。

石川晃多 – THE JET BOY BANGERZ
●いしかわ・こうた…2001年5月31日生まれ。千葉県出身。B型。

SUZUKI – WOLF HOWL HARMONY
●すずき…1995年8月14日生まれ。沖縄県出身。B型。

HIROTO – WOLF HOWL HARMONY
●ひろと…2002年1月30日生まれ。愛知県出身。B型。

リリース情報

KID PHENOMENON「Wheelie」
THE JET BOY BANGERZ「Jettin’」
WOLF HOWL HARMONY「Sweet Rain」
2023年8月23日(水)リリース

各初回限定盤(CD+DVD):2200円(税込)
通常盤(CDのみ):1000円(税込)

KID PHENOMENON公式HPhttps://www.kidphenomenon.jp/
THE JET BOY BANGERZ公式HPhttps://www.thejetboybangerz.jp/
WOLF HOWL HARMONY公式HPhttps://wolfhowlharmony.jp/

サイン入り生写真を1名様にプレゼント!

上段左から)遠藤翼空、山本光汰、HIROTO、SUZUKI 下段左から)石川晃多、宇原雄飛、エイロン

<応募方法>
TV LIFE公式X(Twitter)をフォロー&プレゼント告知ツイートをRTしていただいた方の中から抽選で1名様に遠藤さん、山本さん、宇原さん、エイロンさん、石川さん、SUZUKI、HIROTOさんのサイン入り生写真をセットでプレゼント!

当選者の方には、TV LIFE公式アカウントよりDMでお知らせいたします。
TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

<応募締切>
2023年8月30日(水)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵