

僕が見たかった青空の連載「僕青日記〈ライフ〉をお届けします!」が、TV LIFEにて連載中。Webではその完全版を掲載します。第27回は僕青公式YouTubeチャンネルの企画でオリジナルタンメンを開発中の須永心海さんと、食いしん坊キャラの山口結杏さんが登場。タンメン作りの裏話とともに、7月に開催された「僕青夏祭り2025」の感想について話してくれました。
◆ファンの皆さんに浴衣姿も披露した7月の「僕青夏祭り2025」、どうでしたか?
山口:浴衣姿でライブや握手会をするって、すごく新鮮でした。
須永:浴衣に合わせて、髪形もいつもと違う感じにして。私、“くるみちゃんヘア”って呼ばれてる、今流行っている髪形をしたんです。握手会でもたくさん褒めていただけましたし、メンバーからもうらやましがられて。
山口:私はラプンツェルでした(笑)。ファンの方も浴衣で来てくださったりして、楽しかったです。
◆浴衣だと、いつも以上にテンション上がりませんか?
須永:これが申し訳ないんですけど、私はいつもの100倍ぐらいアイドルスイッチが入っちゃって。イベント中にスタッフさんたちが撮ってくださる写真からして、全然違うんです。いつもはおたけびを上げてるような写真ばかりなのに(笑)。
山口:おしとやかになってた?
須永:もう、完全にアイドル! 自分でも“かわいい!”と思った(笑)。それぐらい浴衣の効果は抜群でしたね。
山口:みんな練習のときから浮かれていて、ちょこちょこ歩いたりしてたんです。まだレッスン着で、浴衣じゃないのに。なのに本番では、いつも通り歩いちゃって。つまずいたりするメンバーがいっぱいいたのが僕青らしくてかわいいなと思いました(笑)。
◆山口さんはアイドルスイッチ、入らなかったですか?
山口:私は逆におとなしくなってました。浴衣もそうですけど、和のものを着ると落ち着いた気持ちになるというか。そんなところも含めて、和装は好きです。
須永:そうなんだ。私、来年は成人式なんだよね。
山口:私は今年やったけど、すごく良かったよ。僕青で成人式をやってくれて、きれいな着物を着て、髪形もセットしてもらえて。写真もたくさん撮ってくれるし。お母さんにも写真を送って、親孝行できました(笑)。
◆ところで「僕青夏祭り2025」では、須永さんの特製タンメンお渡し会もありました。
須永:どうなることか不安もあったんですけど、思っていた以上に好評でうれしかったです。食べたいという応募が、かなりたくさん来たみたいで。
山口:私、どんな味か気になり過ぎて、ファンの方に「タンメン食べた?」って事情聴取しました(笑)。でも人気やから、応募したけど外れちゃったという方もいっぱいいて。私も抽選に参加しないと食べられへんやろなと思ってたんですけど、キッチンカーに応援に行って食べられた(岩本)理瑚ちゃんがおすそ分けしてくれたんです。もう麺は食べちゃってたからスープだけだったんですけど、それでもおいしくて。水分補給代わりにスープを飲んでました(笑)。
須永:(笑)。でも結局、麺も食べられたんだよね?
山口:その後、誰かがもらって来たタンメンが現場にあって。それを食べていいってことになって、ちょっと時間はたっていたけど、頂きました。さらにその後、心海ちゃんからご指名を頂いて、出来立ても食べることができました!
須永:最後、2食ぐらい余ったんです。スタッフさんたちで食べようかってなったんですけど、結杏ちゃんがずっと食べたいって言ってたので(笑)。
山口:結果、誰よりも食べたと思います! しかもスープだけから始まり、ちょっと時間がたったものを頂き、最後はアツアツに…ってどんどんグレードアップしていって(笑)。
◆では山口さん、味を思い出しながら食レポをお願いします!
山口:スープは結構、柚子こしょうが効いてましたね。でも鼻にツンとは来ない程度のいい香りがして。心海ちゃんが推してるきくらげもおいしかったし、野菜の切り方もちょうど良くて。存在感がありつつ食べやすいサイズ感で、いいなと思いました。
◆このタンメン、まだ完成ではないんですよね?
須永:そうですね。今年に入ってから始めて、7月の時点で半年以上続いている企画なんですけど。でも思いつきでポロッと言ったことがこんなに大きなプロジェクトになり、たくさんの方に愛していただけるようになったと考えると、うれしいなって。修業先の3軒の皆さんはもちろん、いろいろな方と出会えたし、きっと自分のアイドル人生の鍵になる、幸せいっぱいの企画だと思っています。引き続き研究を重ねて、ちゃんとゴールしたいです。
◆「こんな味がいい」「こんな具がほしい」みたいなリクエストはありましたか?
須永:ファンの皆さんからは、餃子やチャーハンとセットにしてほしいって。
山口:確かに、ご飯は欲しいかも!
須永:卓上にいろんな調味料を置いてくれたら味変できるというコメントもありました。実は私もそれは1回、考えたんです。
山口:でも、まずは素の味を楽しんでほしいな。
須永:そうなの! 「タンメン須永」の味はこれだというのを食べてほしくて。だから餃子やチャーハンとセットにするのも何か違うなと…。
山口:熱が入っております(笑)。
須永:あとは今回お渡し会をしてみて、同じ味でたくさんの量を作ることの大変さを実感して。100人分を1人分ずつ作っていたら、すごく時間がかかっちゃうんです。それで一度に5人分ずつ作るようにしたら、ものすごく大変で。なのでまずはタンメンだけに集中しないといけないなって思ってます。


◆ちなみに山口さんは、最初にこの企画を知ったときどう思いました?
山口:お試しに作ってみようぐらいの感じなのかなと思っていたら、結構ガチだったので驚きました。たまに一緒にスーパーに行くと…。
須永:よく2人で行くんです(笑)。
山口:遊園地に行くよういな感覚で「安いお肉ないかな」って(笑)。そういうとき、心海ちゃんはタンメンのことを考えながら食材を見ていたりするんです。「この麺、良さそう!」みたいな感じで。
須永:最初は何から始めていいのか分からなかったけど、だんだん作りたいものが見えて来て。どこかのお店の味を再現するのではなくオリジナルのタンメンが作れたらいいなって、そんな店長みたいな気持ちになってきています(笑)。
◆YouTubeでは萩原心花さんをはじめ、八重樫美伊咲さん、長谷川稀未さんの名前を店名に使おうみたいなやりとりもされていますが、皆さんの反応はどうですか?
須永:萩原は笑ってくれてます。「名前は出てるけど、なかなか呼ばれないな」って(笑)。八重樫も、「『タンメン八重樫』、おいしそうじゃない?」って言ってました。公式グッズとして「タンメン萩原」のTシャツが出来たんですけど、ファンの皆さんも面白がって、自分で「タンメン長谷川」や「タンメン八重樫」のTシャツを作っている方もいて。最近は「タンメン青木」も見かけました。
山口:「タンメン山口」もいました(笑)。
須永:本当? まだ「タンメン須永」を見たことがないのに(笑)。でも、YouTubeでたまたま流れてきた動画を見た人が握手会に来てくださったり、タンメンお渡し会に応募してくださったりしていて。僕青のことを知るきっかけになれていると思うと、うれしいです。
◆ふと思ったんですが、この企画を始めてからタンメンやラーメンを食べる機会が増えているんじゃないですか?
須永:そうなんです。家でも作って、味見したりしているので。おかげで最近、ちょっとぷくっとしてきたような…。
山口:幸せ者やな~。
須永:いやいや! なるべく節制しながら、でも妥協はしたくないので。あんばいを探りながら頑張ってます。
◆山口さんは結構よく食べるイメージがありますけど、ラーメンもよく食べるんですか?
山口:月1回ぐらいです。我慢しているとかではなく、通りすがりに気になったらお店に入るみたいな感じで。番組の企画で一輪車に乗りながらラーメンを食べるというかくし芸をやったときは、かなり食べましたけど(笑)。
須永:ただ結杏ちゃんは、食べるとなったらすごいんです。一緒に「一蘭」に行ったとき、3回ぐらい替え玉をして「今日はそろそろやめとくか」って言ってて。おなかいっぱいってわけじゃないんだって思いました(笑)。そんな感じなのに、体形がほとんど変わらないのがうらやましいです。
山口:お菓子とかはあまり食べないからかも。その代わり白米はよく食べるんやけど、白米では太らん体質なのかなと勝手に思ってます。横じゃなくて縦に伸びてるのかな?(笑)
◆須永さんのように自分も何か作ってみたいという願望はありますか?
山口:実は私もラーメン屋でバイトしてたんです。声が小さいって怒られてたんですけど(笑)。なので、作る大変さは何となく分かるし、作るよりは食べる方が好きやから、そっちの方がいいかなって。今、ファンクラブで公開中のラジオ番組でグルメを紹介したり、プライベートでもいろいろ食べに行ったりしてるんですけど、それこそ試食係として心海ちゃんに雇ってほしいです。食べ物のイメージがあるせいか、体重管理もちょっと甘かったりするので(笑)。
須永:えっ、そうなの!?
山口:むしろ、「もっといろいろ食べてみたら?」みたいに言われる。食担当として、伸び伸びやらせてもらってます(笑)。
◆グループ活動としては、舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」が始まります。このインタビューが掲載されるころには上演中ですが、あらためて見どころをお願いします。
須永:今年はWキャストになって、私は柳堀花怜と2人で1役をやります。昨年の公演をラジオのように聴きながら、せりふを覚えていて。花怜をリスペクトしつつ、自分を出していくにはどうしたらいいか葛藤しています。
山口:Wキャストのいいところとして、メンバーが変わると同じ役でも雰囲気が全然違うんです。なので、昨年とはひと味違った形で「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」をお見せできるんじゃないかなって。1年たって自分たちの成長も感じられるし、今回はより自然体で演じられたらと思っています。
◆そう言えば前回、塩釜菜那さんと八重樫さんが「結杏ちゃんは雲組公演のコントでも活躍してる」と話してました。
山口:(笑)。もともと雲組公演では、心海ちゃんがMCをやってくれてたんです。心海ちゃんが青空組になった後は私がMCを任されるようになったんですけど、緊張して何を言ってるか自分でも分からなくなるし、全然うまくできなくて。それでスタッフさんに相談したら「だったら演技をやってみようか」「このメンバーだったらコントでも面白いかもね」ってなったんです。しかも「山口は関西出身やからツッコミできるでしょ」って(笑)。でもやってみたら、気持ち的にすごく楽になったんです。MCと違って、自分とは違う人になることでリラックスできるというか。いい場所をもらえたなと思います。
◆お芝居の面白さや魅力を感じることはありますか?
須永:私は合宿の演技レッスンで初めて、役に入るという感覚が分かった気がしました。何を言うかはせりふとして決まっているけど、それをちゃんと伝えたいという思いも出てきて。そういった言葉にできない気持ちを体験してからの今回の舞台なので、昨年以上に楽しめる気がしています。
山口:私は先ほどのコントの話もそうですけど、ネガティブな自分が好きじゃないからこそ、違う人になれることがうれしかったりします。もちろん難しさもありますけど、お客さんに楽しんでもらえて、作品に込めたメッセージが伝わったら、やって良かったと思えるんじゃないかなって。舞台は音楽も流れるので感情も乗せやすいし、表現することの楽しさを実感しています。
PROFILE
須永心海
すなが・みうな…2005年4月11日生まれ。埼玉県出身。身長157cm。血液型A型。
個人X:https://x.com/miuna_bokuao
山口結杏
やまぐち・ゆあん…2004年10月14日生まれ。兵庫県出身。身長170cm。血液型B型。
個人Instagram:https://www.instagram.com/y._.yuan_10.bokuao/
僕が見たかった青空 最新情報
◆CD情報
6thシングル「視線のラブレター」
発売中
https://bokuao.com/discography/artist/1/detail/46/
◆イベント
「僕青祭2025」
2025年10月18日(土)
神奈川・KT Zepp Yokohama
「2025年ラストライブ」
2025年12月28日(日)
東京・立川ステージガーデン
◆舞台
「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」
2025年9月15日(月・祝)まで上演中
東京・シアター1010
公式HP:https://bokuao-natsugasumi.com/
◆僕が見たかった青空 OFFICIAL SNS
HP:https://bokuao.com/
X:@BOKUAOfficial
Instagram:bokuao_official
YouTube:https://www.youtube.com/@BOKUAO_official
TV LIFE本誌(サインチェキプレゼントあり)、BOMB WEBのインタビューもチェック!
BOMB web:https://bombweb.jp/