
1万種類以上の和洋菓子を食べ歩いてきたスイーツ芸人・スイーツなかのが毎回テーマに沿ったお菓子をセレクト。今回はドラマ『いろはの恋は時代をかける』のストーリーにちなみ、江戸時代にまつわるお菓子を紹介します。
#04【江戸時代に創業した老舗和菓子屋のお菓子3選】

青野総本舗「鶯もち」1700円(5つ入)
創業1856年、六本木に本店を構える「青野総本舗」。名物「鶯もち」は、四代目店主の兄にあたる、役者・青野平義さんが考案したお菓子で、“楽屋でも汚さず食べられるものを”としたのがはじまり。竹皮を開くと、ころんと丸いお餅。柔らかな求肥となめらかなこし餡、香ばしいきな粉も合わさり、洗練された上品な甘さが口に広がっていきます。二つあるのは笹舟に眠る夫婦の鶯をイメージしていて、老舗ならではの風情あるつくりも魅力です。
銀座 松﨑煎餅「大江戸松﨑 黒格子」972円(6枚入)
創業1804年、銀座に本店を構える「松﨑煎餅」。長く愛される瓦煎餅がたくさんありますが、ぼくが大好きでたまらないのが、こちらの「黒格子」。カカオ豆を焙煎して砕いた“カカオニブ”を生地に練り込んだ、大人のチョコ煎餅です。初めて食べたときのことはよく覚えていて、カカオの風味と生地の香ばしさの一体感が素晴らしく、これぞ和洋折衷という完成度の高さに大感動。お酒が好きな方への贈り物にも喜ばれるお煎餅です。
榮太樓總本鋪「榮太樓 榮太樓飴 梅ぼ志飴 缶入 1缶(90g)梅ぼ志飴」756円
創業1818年、日本橋に本店を構える「榮太樓總本鋪」。名物の「梅ぼ志飴」は、江戸時代の砂糖は高級品だったことから、もっと気軽に食べられるようにと考案されたもの。名前の由来もユニークで、三角形の紅い飴を江戸っ子たちが“梅ぼし”と洒落て呼んだことから命名されたそう。なので、名前は梅ぼ志飴でも酸っぱいわけではなく、心和らぐやさしい甘さが楽しめます。時代を超えて愛される、歴史と共に歩む実直なお菓子です。
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PROFILE
スイーツなかの…幼少の頃から蓄えた豊富なスイーツの知識で、多数のメディア出演や催事のプロデュース、商品開発など幅広く活躍。著書「お菓子の手みやげ帖」が発売中。












