「BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?」第84回:ヒューガー『ソロ活女子のススメ』

BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?
2024年03月26日

BiS(ビス)のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦! 過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…? 第84回は、ヒューガーさんが『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京系)への想いを語ります。

BiS ヒューガー
BiS ヒューガー

こんにちは! はじめまして! BiSのヒューガーです!
日差しが暖かい日も増えてきて、春が近づいてきているのを感じますね。最近は暖かい日があれば、帰り道に知らない駅で降りて少し散歩をしたり、気になる喫茶店に足を踏み入れてみる、ということにハマっています!
そんなわたしが紹介したいのは、テレビ東京系ドラマ『ソロ活女子のススメ』です!

みなさんは「ソロ活」をしたことはありますか?
1人でご飯や買い物に行く、映画館や動物園などのレジャー施設に行く…など、何かしらの活動を1人で楽しむということに着目したこの言葉は、最近になってよく耳にするなあと感じます。

この『ソロ活女子のススメ』は、会社員の「五月女 恵」が毎日必ず定時で退勤し、同僚の誘いにも乗らず、“行きたい、やりたい”という己の気持ちの赴くままに、「ソロ活」に勤しむ様子が描かれたドラマです。

毎話、恵がいろんな場所へ訪れ、世間的にソロ活が普及しているイメージのある場所から、“これは大人数でしか楽しめないでしょ!”と思ってしまうような場所でのソロ活も見ることができたりします。その中でもわたしがいちばんお気に入りなのが、シーズン1の第8話「ソロ遊園地」の回です。

自分は絶叫マシンが好きなのか、嫌いなのか…白黒はっきりつけたくなった恵は、退勤後その足ですぐに1人で遊園地へと向かいます。手始めにと1発目に乗ったジェットコースターでは、「正直まだ怖いな…」という気持ちが生まれてしまい、自分は絶叫マシンが嫌いなのか…? とベンチで1人考えていると、隣に座っていた謎の男が絶叫マシンについて詳しい知識を1人で長々と語り始めます。

恵は、ソロ活を通して身についたマイルール「経験者の助言はとりあえず聞いてみる」に乗っ取り、度々現れるその男のアドバイスを取り入れながら、絶叫マシンが「好き」か「嫌い」かを1人で模索していく…、第8話のあらすじはこんな感じです。

わたしは普段1人で外食をしたり映画館に行ったりと、ソロ活をすることにあまり抵抗がなく、むしろソロ活を楽しんでいるタイプなので、恵のひとりごとや考え方にすごく共感しながらこのドラマを見ています。

ただ、1人でいろんなところに行ったことがあるけれど、1人で遊園地に行ったことはまだないので、あれに乗ろうこれに行こうと誰かとはしゃぐことなく1人で人混みを闊歩したり、隣に気のおけない人が乗っていない状態で激しいジェットコースターに乗るのはどんな気持ちだろうと想像しながら見るのが、すごくおもしろいです。

また、恵は「ソロ」活をしつつも、その場で出会った謎の絶叫マシン男の知識を取り入れ、ジェットコースターの乗り方や心持ちを変えていきながら遊園地での時間を過ごします。
ソロ活だとはいえ、自分の意思や固定観念だけで計画厳守の行動をしていくのではなく、その場の流れやそこにいる人たちを見たり話を聞いたりして、学びを得て、それを自分のソロ活に還元させ、さらに充実させていくという恵の姿勢はすごくすてきだし、ソロ活以外の他の場面でも見習えることが多いなと感じました。

このドラマを見たあとは必ず、今すぐ1人でお出かけしたい気持ちになります。この場所は絶対に1人では行けない! と決めたりせずに、自分が行きたいと思ったら積極的に行動する。そしてソロ活を通して自分と向き合い続ける恵を見習って、わたしも社会に固定されている「当たり前」に囚われすぎず、選択を恐れずに、自分の人生を自分で充実させていきたいと思わせてくれたお話です。

毎話のラストでは、恵がソロ活をしに行った場所をナレーターが映像付きで解説してくれるところも、このドラマのうれしいポイントです!
何かを1人で、そして、全力で楽しむことの奥深さを教えてくれるこのドラマは、ソロ活が大好きな方や、ソロ活にチャレンジしてみたいと思っている方はもちろん、ソロ活があまり好きではないと思っている方にこそ特におすすめしたい作品です!!

みなさんもぜひ見てみてくださいね。今日はここでおしまいです。
以上、BiSのヒューガーでした! 次回もぜひよろしくお願いします!

BiS ヒューガー
BiS ヒューガー

<ヒューガー PROFILE>

2022年10月に加入。WACKの面接、オーディションで何度落ちても這い上がり、「ゴキブリのような生命力」(WACK代表談)でBiS入りを果たした、大阪出身の18歳(設定)。159cm。

ヒューガー Twitter:@HYUGA_BiS

<BiS PROFILE>

BiS
BiS

英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。
2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。
第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を連発し、音楽業界に大きなインパクトを与える。
“ゲリラでの新曲発売”や”同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMV公開“など、現在も泥臭くもエモーショナルな活動を展開。
2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピック(2024年3月脱退)の3名が加入し、新体制となる。
“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。

<INFORMATION>

左から)『NEVER MiND』初回生産限定盤、通常盤
左から)『NEVER MiND』初回生産限定盤、通常盤

■Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 6,500円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 3,300円(税込)

■ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)【東京】Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)【東京】代官山UNIT
2024年5月19日(日)【茨城】水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)【神奈川】F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)【千葉】千葉LOOK
2024年5月31日(金)【東京】Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)【栃木】HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)【群馬】前橋DYVER
2024年6月9日(日)【東京】代官山UNIT

<WEB>

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS