千鳥&かまいたち、念願の“4人だけの冠番組”放送決定 ヒット番組の不発企画から“笑いしろ”探し

バラエティ
2020年12月25日

『千鳥vsかまいたち』

千鳥かまいたちの“4人だけの冠番組”『千鳥vsかまいたち』(読み:ちどりかまいたち/日本テレビ系)が2021年1月3日(日)に放送される。

大阪時代から仲が良い千鳥とかまいたちの念願となる冠番組のコンセプトは、世の中のあらゆるものに「まだ笑える余地“笑いしろ”があるか?」というもの。

“笑いしろ”を探すのは、日本テレビ系の伝説のヒット番組の中で「たった1回で終わってしまった企画」。それらを掘り起こして、もし4人だったらどのようにして1回では終わらない“ヒット企画”に導けるのか? その難題を、作戦会議をして即興で実演・検証していく。

伝説番組の中に封印されていた“問題作”は『元祖!どっきりカメラ』の「老犬トニー」(1983年)、『進め!電波少年』の「峰竜太の亭主関白を見せて欲しい」(1992年)、『噂の!!解禁スタジオ』の「サボテンは人間と話すことができる」(1996年)の3企画。

「老犬トニー」は巨大な犬の着ぐるみがドッキリを仕掛けるが、大きすぎて道ゆく人には中に人が入っているとバレバレというもの。

「峰竜太の亭主関白を見せて欲しい」は、当時恐妻で有名だった海老名美どりに峰が強気にモノを言えるかアポなし密着するが、すぐに峰が日和ってしまう企画。

「サボテンは人間と話すことができる」は、サボテンをはじめ植物の声を聞き取る「4Dメーター」という謎の装置を発明した人の自宅に訪問する企画。

そんな手ごわい3企画から4人は一体どのようにして“笑いしろ”を見つけていくのか?

収録後「いやぁ、タフやったね。頭回さないと、どうにもならんくなってきたやん」(ノブ)、「めちゃくちゃ飯食っとかんと無理やな」(大悟)と語るほど、面白くするために真剣に案を出し合った2組。観覧客も入っての収録には「反応のあるなしがすぐ分かって、背筋が伸びますね」(濱家隆一)、「こういう不安な時に限ってお客さんが入ってる! こういう時こそ無観客でいきたかったのに」(山内健司)と振り返った。

千鳥 コメント

『千鳥vsかまいたち』

ノブ:かまいたちと番組をすることができてうれしいです。番組のテーマは『世の中にある様々なモノから笑いしろを探して面白くしよう』。“4人でお笑いやったろう”ってことです。

大悟:まだまだ、落ち着くような年じゃない。がっぷりよつでやろうって。タイトルが(読みは)『ちどりかまいたち』。日テレはタイトルを考えるのをやめたんかと思ったけど、何でもできるやんという気持ちで臨んだ。

かまいたち コメント

『千鳥vsかまいたち』

濱家隆一:僕らが大阪で一番最初に千鳥さんとやらせてもらった番組は、コンクリの打ちっぱなしの地下みたいなところだった。こんな豪華なセットでやらせてもらって、しかも大好きな千鳥さんと。すごくうれしいです。

山内健司:大阪にいた頃から考えると、この2組で番組するってすごいことだと思います。まあ視聴者が今一番見たい2組ですから、やっとこの2組の番組来たかと思ってます。

濱家:調子乗るな!

番組情報

『千鳥vsかまいたち』(読み:ちどりかまいたち)
日本テレビ系
2021年1月3日(日)後11・25~11・55
放送後、Huluで配信されるほか、TVer・日テレTADA・GYAO!で見逃し配信あり