スウェーデン生まれ、川上麻衣子の“サーブ愛”に迫る『おぎやはぎの愛車遍歴』

バラエティ
2021年02月05日

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

2月6日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ 後9・00~9・54)は、ゲストに川上麻衣子が登場する。

児童劇団を経て、14歳だった1980年にNHKドラマ『絆』で女優デビューした川上。『絆』では、俳優・吉岡秀隆と姉弟役で共演。当時9歳だった吉岡の天才ぶりと比較されて厳しい言葉も浴びたといい、「今でもあそこ(NHK)に行くと胃が痛くなる」とポロリ。

出世作にもなった『3年B組金八先生』では、恋人役を務めた沖田浩之さんのファンから、物騒な手紙が届いたこともあると明かす。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

そんな川上の初めての愛車は、20歳で手にした「アウトビアンキ A112」。小回りの利くイタリア車は、左ハンドルのマニュアル仕様。目黒通りでは、坂道発進に失敗し、あわや後ろの車と衝突のヒヤヒヤ体験もあったそう。久々にハンドルを握ると「この車に会いたいとずっと思ってて」と当時に思いをはせる。

川上は、インテリアデザイナーだった両親の留学先、スウェーデンで生まれた。いったんは帰国したものの、両親の仕事の都合で9歳で再びスウェーデンへ。北欧文化に触れた少女時代の影響で、その後の愛車遍歴はスウェーデンの名車・サーブ一筋。

最初は21歳で買った「サーブ 900」。高速道路の運転でも安心な大きめの車に“シフトチェンジ”するが、スタッフが運転中にカーブを曲がりきれず廃車に。サラリとぶっちゃける川上に、MCのおぎやはぎ・小木博明は「すごく軽く言ったけど…」と驚きを隠せない。

その後も「サーブ 900 ターボ」「サーブ 900 カブリオレ」とサーブを乗り継ぎ、「ターボ」には、故・志村けんさんもよく乗せていたそうで、志村さんや仲間で温泉旅行を楽しんだ思い出も。

また、志村さんと仲良しになったきっかけや、2001年に発売された写真集にヌード写真を掲載することになった思わぬいきさつも告白。さらに日活ロマンポルノ出演の裏話など、芸能生活の濃密さを示すエピソードを、惜しげもなく披露する。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

37歳で乗った「サーブ 9-5 エステート」は「最終的には一番好きだった」と、最も愛情を注いだ車。ワゴンタイプのトランクは、ボードを引き出してテーブルになる仕様で、撮影現場では重宝したという。

10万キロをともに旅した“相方”との別れの前夜には、車内でお酒を飲んで思い出をかみしめたという。ところが、ハッチバックを開けると、ドアが突然閉まってきて腰を強打。愛車からの思わぬ仕打ちに「サーブ、怒ってたんだろうな」と申し訳なさそうに語る。

数々の名車を生み出したサーブは、2011年に破産し、惜しまれつつ長い歴史に幕を閉じた。それと同時に、川上のカーライフもいったん幕引き。「ひかれる車がなくて、1回やめてみようと思ってやめたのが3年前なんです」と、現在はドライバー休業中の川上に小木は「そんなゲスト、初めてだな」と驚く。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』
BS日テレ
2021年2月6日(土)後9・00~9・54

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