「鬼滅の刃」魘夢役・平川大輔が『ジェラシーの女王』ナレーションを担当「やりすぎですと言われた(笑)」

バラエティ
2021年02月05日
平川大輔
平川大輔

声優の平川大輔が、2月6日(土)放送の『ジェラシーの女王』(MBS/TBS系 後2・00~3・30)でナレーションを担当することが分かった。

この番組は、ネガティブではなく“ポジティブな嫉妬”のジェラシーネタを日本中から集め、ジェラシーにまつわるさまざまな現象について、6人の女性ゲストがあれやこれやとざっくばらんに評価。そして一番「うらやましい!」「なりたい!」と感じる“日本一ジェラシーな人”を決定する、世相や流行を“ジェラシー”で切り取るトークバラエティ。

進行を務めるのは田中卓志(アンガールズ)。スタジオゲストには、安藤なつ(メイプル超合金)、朝日奈央、サーヤ(ラランド)、高橋ユウ、土屋アンナ、堀未央奈(乃木坂46)の6人が登場する。

ナレーションは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で魘夢役を務めた平川大輔が担当。嫉妬の感情を込めすぎて、スタッフから「ちょっとやりすぎです(笑)」と言われたほどの表情豊かなナレーションに注目だ。

平川大輔 コメント

◆収録を終えてのご感想をお願いします。

ナレーションは「いろいろやってみてください!」というご指示もあったので、ドーンと叫んでみたり、ちょっとなよなよした感じでしゃべってみたりと、自分なりに遊ばせていただきました。ただ、「ちょっとやりすぎです(笑)」と言われてしまった部分もあります(笑)。ナレーションを聞いて「ジェラシーって怖いな…」とぞわっとしていただけたらうれしいです。

◆スタジオでは、「嫉妬する同業者」についてトークが展開されます。モデル界やバラエティー界、芸人界などで嫉妬したエピソードが語られますが、平川さんが「声優界」で感じたジェラシーはありますか?

オーディションのお話をいただいて受けに行くんですけども、「この役すごくやりたいな」と思っても一つの役に受かるのは1人だけですから…。「○○さんに決まりました!」という発表を見たり、オンエアが始まってキャストを知ったりする時は、やっぱり悔しいなと思います。お芝居を拝見すると「この方になるよね…」「やっぱりそうだよね…」と納得するんですけど…。

◆オーディションで残念な結果だった時、その作品はご覧になりますか?

見る時もあるし、見られない時もあります(笑)。その方のお芝居を見ることで「自分だったらこういう感じでやるつもりだったけど、こういうやり方が求められていたのか~!」と、ジェラシーというよりは反省だったり、新しい引き出しを作るための情報収集にもなるので。でも「悔しいから見ない!」ということもあるし、見たいけど見られなくて、何年もたってから見ることもあります(笑)。

◆番組では、「ママ友界のジェラシールールブック」や「乃木坂46の暗黙のガールズルール」が公開されます。声優界に潜むジェラシーへの対処法はありますか?

どうなんでしょう?(笑)。でもやっぱり、みんな本気で役を取りに行っているし、魂を込めてお芝居をしているので、ジェラシーを前向きに捉えているんじゃないかなと思います。今はなかなか集まって収録することが難しいんですけど、「すごいパンチ来た!」「こんな面白いお芝居出してきた!」「負けねーぞ!!」って、お互いの芝居に影響を受けて、前のめりなジェラシーを原動力にしてセリフをぶつけ合っている気がしますね。結果として、見てくださる方が楽しんでくださったり、「作品が面白かった」と言ってくださることが僕らにとって一番うれしいことなので、ジェラシーをポジティブに捉えていけたらと思います。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

「世の中には本当にたくさんのジェラシーが渦巻いているんだな…」というのがビシビシ伝わってくるVTRがたくさんありました。皆さんに「すごいな~!」「ハハハ!」と笑ってもらえるような感じになればいいなと思いながらナレーションをさせていただいたので、ぜひ笑顔でご覧いただけたらうれしいです。すごいですよ~。人間のジェラシーは…(笑)。

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