『おぎやはぎの愛車遍歴』元トヨタ・ランドクルーザー開発責任者のラリーカー遍歴に迫る

バラエティ
2025年06月13日
『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』
『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』

6月14日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ 午後9時~9時54分)は、トヨタ・ランドクルーザーの開発責任者を務めた小鑓貞嘉(こやり・さだよし)さんをゲストに迎える。

小鑓さんは1985年、トヨタに入社。ハイラックスから入り、トラック系のフレーム回りを担当。さまざまな経験を積んだ後、「あと30年はランドクルーザーで一生を終えましたね、トヨタの中で」という。そんな経歴から、“Mr.ランドクルーザー”とも呼ばれる人物だ。

今回は、ランクルの特集ではなく、小鑓さんが学生時代から長く携わった、ラリーで使用したクルマ。「親父が機械いじりが好きだった」といい、その影響で大学時代は自動車部で活動。20~40代はラリーにどっぷり浸かっていたという。最初に登場したのは、初代トヨタ・カリーナ。大学時代、バイト代を工面しながら、ラリー仕様にカスタム。クルマ作りの基礎を学んだ。

これまで、数々のデザイナー、開発者にそのこだわりを聞いてきた『愛車遍歴』。小鑓さんのクルマ選びは、他のプロとは一線を画す。「クルマの目的が競技なので、何かにほれて買ったというよりも、スペックですよね」と言い切る。1秒でも速く走るためのチョイスに、MCのおぎやはぎ・矢作兼も「テールランプのここが気に入っているとかはないんですね」と納得する。

ラリーに明け暮れた学生時代を経て、トヨタではまずハイラックスの設計に携わった。その後もラリーへの参戦は続き、カローラ レビン、セリカGT-FOURとトヨタ車で戦った。参戦したクラスが排気量的に四駆になり、「オフロードを走るとなると二駆では限界」と決意したのが四駆のセリカ購入だったという。時代を代表する映画「私をスキーに連れてって」でも登場する同車は、当時の価格で300万円以上とお高め。それでも、レースのためには徹底した軽量化を断行。「年間500万円は使ってますね」と小鑓さん。趣味のためにクルマもローンで購入し、食費も削った。当時の涙ぐましい食生活も打ち明ける。

ラリーに執念を燃やす小鑓さんは、31歳の時に大きな決断を下す。「趣味と仕事は分けないかん」。勝ちたい一心で導入した、まさかの1台におぎやはぎは驚く。

ランクルの開発者をゲストに迎えながら、ほとんどランクルには触れないという事態。小木博明も「こんなの初めてじゃん?この番組で」とツッコむ。というわけで、近日中に小鑓さんと共に、ランクルの特集回も放送される。

番組情報

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』
BS日テレ
2025年6月14日(土)午後9時~9時54分

出演者:おぎやはぎ、今井優杏(自動車ジャーナリスト)
ゲスト:小鑓貞嘉(元トヨタ ランドクルーザー開発者)

©BS日テレ

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