近藤真彦が“マイ水槽”持参で『池の水ぜんぶ抜く』初参戦 細川庭園の生物調査に挑戦 名城のお堀、巨大古墳の池の水抜きも

バラエティ
8時間前

『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』

『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレ東ほか)が、9月14日(日)午後6時30分~8時50分に放送される。

今回は水抜きの舞台は、天下の名城として知られる福井城と高知城のお堀に加え、大阪・岸和田にある1600年前の巨大古墳の池、さらに江戸時代の藩主・細川家の庭園の池。

水抜きをする細川庭園は、東京のど真ん中、江戸時代には肥後熊本54万石の藩主・細川家の別荘だった場所。京都の嵐山を模して造られた庭園はなんと、戦国武将・細川忠興の直系子孫、細川護煕元首相も幼少期に暮らしていたという。

現在では文京区に管理が移り、地域住民に開放され憩いの場となっているが、そんな由緒正しき庭園から「近年生き物が見えないくらい汚れている、特に夏場になると藻がたくさん浮いてきて、異臭もするので歴史ある池をきれいにしたい!」という緊急SOSの依頼が舞い込んできた。

駆け付けたメンバーは、番組MCを務める田村淳、田中直樹(ココリコ)のほか、犬飼貴丈、国仲涼子、『池の水』が大好きでよく観ているという近藤真彦の豪華トリオが初出演し、東京のど真ん中の池で生物調査に果敢に挑戦。近藤は、プライベートでも池に魚探しに行くほどのマニアぶりで、番組史上初となる「マイ水槽」を持参してスタッフを驚かせる。

そして、放送を通じて、世界が直面する社会課題に取り組む人や企業の活動を発信する「テレ東系SDGsウィーク」参加番組としてSDGsを意識する池の水抜きは驚きの展開へと発展する。

徳川家康の次男・結城秀康の居城であり1606年築城された天下の名城と誉の高い「福井城」。関ケ原の合戦後、徳川家の威信を示すため、6年の歳月をかけて築城され、家康自身もその設計に携わったとされる巨大な城だ。

福井県は、かつて福井城に存在した櫓「坤櫓(ひつじさる)」の再建プロジェクトを始動させ2029年の完成を目指している。そんな坤櫓の再建のため、お堀の西側を埋め立て。そこで、今回の依頼は「西側にいるお堀の生き物を東側への引っ越し」と「お堀に眠るお宝の調査」。400年前に築城された福井城のお堀には「徳川家のゆかりのお宝」が眠っているに違いない…。狙うお宝は福井県でしかとれない雨に濡れると青く光るという笏谷石で出来た「石瓦」。

まずは、堀の一部を堰き止めてのスケール感抜群の生物調査。人海戦術で魚を追い込み、驚きの生態系が明らかとなる。NANA(MAX)の活躍を尻目に、まったく魚が捕獲できないパンサー・尾形貴弘と池田匡志が初捕獲を懸けて一騎打ち。そして、お堀のお宝調査では、貴重な瓦が続々と見つかり、歴史的価値の高い「展示品」レベルのお宝瓦のオンパレード。さらに、とんでもないお宝も見つかる。

国の重要文化財にも指定されている「高知城」。関ヶ原の合戦で徳川方の勝利に貢献した大名・山内一豊が築城し、享保の大火災により消失するも1753年に再建。現存12天守の一つに数えられ、中でも防衛の役割を果たす天守と政務を行う本丸御殿が共に残っているのは「高知城」のみ。

そんな南海随一の名城とうたわれる「高知城」から再びSOSが。前回はお堀の掃除と生物調査だったが、今回の依頼はお堀に眠る貴重な「お宝」の調査。恒松祐里、ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1、みなみかわという異色のメンバーでミッションに挑む。

高知城の城主であった山内家の家紋・三葉柏(みつばかしわ)の瓦が見つかれば歴史的お宝発見。高知城に仕えた土佐藩士は、そうそうたる歴史的偉人の名が並ぶ。坂本龍馬をはじめ、中岡慎太郎や板垣退助、三菱の創設者・岩崎弥太郎もその1人。藩士から実業家の道を選んだ岩崎弥太郎は三葉柏をモチーフに、自らの会社・三菱のマークにしたとも伝えられている(諸説あり)。そんな超お宝「三葉柏」の瓦は見つかるのか。さらに、生き物保護のため行ったお堀の生物調査では、とんでもない破壊力を持つ怪魚が襲いかかる。

さらなる水抜きの舞台は大阪府岸和田市に鎮座する1600年前の巨大古墳。ここはかつて10数基以上の古墳が密集していた古墳群だ。中でも特に目を引くのが全長130メートルの前方後円墳「久米田・貝吹山古墳」。戦国武将・三好実休の本陣となった歴史を刻む、神聖な場所だった。

しかし、その平和な佇まいを打ち破るかのように、ある「SOS」が届く。古墳を取り巻く深い濠が、今や理解不能なゴミの山と化しているというのだ。地元住民とバッテリィズ、村重杏奈がこのゴミの池に挑戦。1600年間、誰も足を踏み入れたことのない底へと向かうと、現れたのは「生態系の門番」。そして、1600年続く池に守られていた絶滅危惧種だった。

さらに衝撃的な事実が明らかに。ゴミの底から発掘された、埴輪とも異なる「奇妙な遺物」。それは歴史の記録にはない、この古墳に隠された真実を物語る「鍵」なのか。ゴミの山と化した古墳の池の調査は、一体どんな結末を迎えるのか。

日本最北の村、北海道猿払村。ここには東京ドーム約4個分にも及ぶ広大な沼地「カムイト沼」を含む「王子の森」が広がっている。この森は、生態系のバランスを保つための環境保全活動が行われ、多くの在来生物が息づく場所だ。そんな森から届いたSOS。番組の調査隊は、水を抜かない生物調査を敢行した。

調査隊は、北海道の固有種や”渓流の女王”などの在来生物を次々と発見。順調な調査が進む中、奇跡の瞬間は訪れた。なんと、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されるほど貴重な「ニホンザリガニ」を発見。水温20度以下のきれいな水辺にしか生息できない 、まさに「幻のザリガニ」。しかし、なぜこの貴重なザリガニは数を減らしているのか。その背景には、およそ90年前の摩周湖が関係していた。ニホンザリガニの命を脅かす侵略者とは、一体何者なのか。人の欲望が作り出した真実とは。

番組プロデューサー・小野裕之(テレビ東京 制作局)コメント

水を抜くまで何が出てくるか分からない、もしかしたら何も出てこないかもしれないという「ドキドキ」とともに、まだ誰も知らない歴史的発見があるのでは?という「ワクワク」を同時に感じる不思議なロケを続け、今回はいつも以上に歴史ロマンあふれる内容に仕上がりました。もちろん、巨大な外来種との格闘、神秘的な在来種との遭遇などの醍醐味もお楽しみいただけます。そして、豪華なゲスト陣にもぜひ注目していただきたいです。近藤真彦さんにオファーをしたらまさかの即OKで驚きましたが、よくよく話を伺うと納得でした。なぜなら、番組開始当初からいつ出演オファーが来るのかとずっと待ってくれていたそうなのです。現場で子供のように目を輝かせて池の調査をしている姿は、かっこいいだけではない新たな一面を垣間見ることができました。国仲涼子さんも気合十分でロケに臨んでいただき、ヘドロの沼に足を取られながらもパワフルな活躍をしています。普段はなかなか見ることのできないゲストの泥臭くて真っすぐな姿をお伝えできるのもこの番組の良さだと思いますので、ぜひご家族でゆっくりとご覧ください。

番組情報

『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』
テレ東ほか
2025年9月14日(日)午後6時30分~8時50分
「TVer」でリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer、Lemino)で見逃し配信

動画配信サービス「U-NEXT」で見放題配信

MC:田村淳、田中直樹(ココリコ)
解説:加藤英明(静岡大学・農学博士)、久保田潤一(NPO birth)
ゲスト:近藤真彦、国仲涼子、犬飼貴丈、NANA(MAX)、池田匡志、尾形貴弘(パンサー)、恒松祐里、みなみかわ、すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、村重杏奈、バッテリィズ
※順不同

©テレビ東京

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